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ケアンズ、キュランダ

 こちらは乗り物三昧。朝シドニーを出て昼前にケアンズに着き、専用バスに乗り換え、スカイレール(ロープウェイです)でキュランダまで上がり、レインフォーレステーションでアーミーダックを体験し、そしてキュランダシーニックレイルウェイでまたケアンズまで降りてきて、その足でポートダグラスまで行くという強行軍をやってしまいました。こういうことは団体ツアーでないと出来ません。マイクロバスと各乗り物のリクエストをQHインターナショナルに伝えるだけで、後の手配はみんなやってくれます。団体旅行は楽なものですね。まあそれぞれネットで手配が出来ますが。

 でも、シドニー・ケアンズ間は一日に2便しかないし、アーミーダックは毎時0分初と決まっているし、キュランダシーニックレイルウェイも午前は上がるだけ、午後は下るだけという一日2本しかないし、それぞれの車の移動時間を予想して・・・と結構旅程を組むのに苦労しました。これもネットで時刻表が全部確認できたから出来たようなものです。

ケアンズからキュランダにかけての地図

右下にケアンズの町があります。空港は町の少し北。着いてすぐに専用バスでスカイレールの下の駅カラノヴィカレイクステーションに着き、途中2つの中間駅で散策したり滝を見たりしてキュランダへ。そこからレインフォーレステーションでアーミーダックツアー、終えるとキュランダ鉄道でのんびり降りてくるというパターンでした。キュランダ鉄道のジグザグルートが、高低差を物語っています。鉄道も終着駅ケアンズまで行かず、一つ手前のフレッシュウォーターステーションにバスを着けてもらい、そこから北にポートダグラスを目指しました。そう、結局はケアンズ市内には一度も行くことなく終えたのでした。
スカイレール
全長7.5Kmの殆どを熱帯雨林の上を行くスカイレール。そのため、支柱はみなヘリコプターで運び、樹木の伐採を最小限にしたとか。確かにレールの下が伐採されているなんてことはありませんでした。途中駅で観察ポイントがあったり、バロン滝(乾期なんであまり迫力はありません)の展望台があったりと楽しめます。
レインフォーレステーション
キュランダに、レインフォーレステーションという40haの熱帯雨林ミニテーマパークがありまして、ここにアーミーダックという第二次世界大戦でアメリカ軍が使っていたという水陸両用軍用自動車(?)、6輪駆動、前進10段、バック2段という化け物があるというので、これは面白いとQHI経由で予約しておきました。
 我々12人で貸し切りとしてくれました。最初は陸を走り、途中から水面に進んでいきます。ガイドのお兄さんの乗りはなかなか。
 子供だけでなくみんな喜んでくれました。
 単なる鉄道と思っていたのですが、約100年以上も前にスズ鉱山との物資輸送のために、山をぬいながら400mの高低差を克服するというのは、大変な難工事だったことは容易に想像できます。スカイレールで7.5km、30分弱で行けるキュランダも、この鉄道だと2時間以上かかるのですから。
 そして今ではあちこちの古い列車をフル動員し、満員の観光客を乗せ(全席座席指定でした)、レトロな雰囲気たっぷりの楽しい時間を提供させてくれます。
キュランダシーニックレイルウェイ
出発駅キュランダにて
牽引するのはフツーのでも力強いディーゼル車です

キュランダ