Dynamic HTMLという、「次世代HTML」などという触れ込みで紹介されたりするものがあります。これを使うと「ページ」が動くとか何とか。ここでは、「マーク付け言語」、「スタイル言語」、「(クライアント側)スクリプト言語」の三者を協調させて「ページ」を表現しようとすることを「Dynamic HTML」と呼ことにします。
――というところまで書きつけていた1999年から丸1年以上を経過した段階で、《フォーカスの状態をより鮮明にするなど、読み手に対する快適性を向上させることもあるけれども、たいがいは邪魔くさいだけだ》ということが常識化し、「Dynamic HTML」は廃れたようなので、ひと安心というところです。
ドキュメントオブジェクトについては、XLink仕様やXPointer仕様などが実用化されて新しいリンク方式を誰もが利用するようになった頃に再び注目が集まるでしょうから、その頃に勉強し直すとよいでしょう。
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1999 - 2001 内田明