
ハイレゾは、タッチパネル式ノートPC、ThinkPad Yogaと、アップサンプリングを勝手にせずビットパーフェクトのままでPCM信号を送り出してくれる Nuprime uDSD、そしてBenchmark DAC3 B D/Aコンバータ経由で聞いています。ちなみに、私はストリーミング再生はしていません。
最近、まれにパリパリというノイズが再生中に入り、音もすこし悪くなった気がする。なんとなく安定感がない。なんでだろうと理由を考え始めていたところ、ある日、そのパリパリがとりわけ顕著になって、同期がときどき切れるほどの事態に。
「さすがにこれはUSB端子の接触不良だろう」と思い、プラグを揺らすと、同期したり切れたり。そこで、別のUSBソケットに差し替えると、直った。
そこで、思い出したのです。「PCのUSBソケットのどれにつなぐかによって音質が変わる」と言っている評論家の先生がいたことを。「内部の配線の関係で・・・」とかの説明は恐縮ながら信じていませんでしたが、こうして、差し替えると音が変わる事実を見て、真剣に考えて、気が付いたのです。
端子ごとに接触具合が変わるんじゃないの?
それなら違うソケットに変えると音が変わるのもあり得る。
仕事で使っているほうのPCのUSBも、ちょっと強く触ると、マウスの同期が一瞬切れたりします。この接触をまず直してみるか、と思い付き、仕事用PCのUSB端子を接点復活材と綿棒で清掃することにしました。

たまたま持っていたサンハヤトの接点復活王と、細目の綿棒をさらに万力で薄くつぶして使います。
その結果、USB端子をグラグラ揺らしても、絶対に機器の同期が切れなくなったのです。
おお、そうなのか、時間とともに、USB端子の接触はこんなに悪くなるんだ!
じゃ、どれほど高価で金メッキのオーディオ用USBケーブルを使おうと、PC側の端子は安物だろうから、だんだん接触は悪くなるのかも。
仕事用PCで効果を確認でき、副作用もないので、ハイレゾ用PCのUSB端子の清掃を実施。

ソケット側はもちろんですが、プラグ側も内外とも清掃。もちろん、その先のuDSDに刺さる部分も清掃。結構な汚れがありました。
で、結果は・・・・
音はあまり変わりません、との報告になるかと思いきや、違いました。ごくまれなパリパリ音がなくなっただけでなく、どう考えても、音が良くなった(正確に言えば、元の音に戻った、ですが)。
音の安定感が高くなり、元がアナログ録音のハイレゾでも無音部での静寂が変わったのです。だんだんと変わったので、なんとなくしか感じなかったのですが、思えば、ハイレゾの音は、前はこうだったと思います。これって接触不良で信号を読み落としていたのが聞こえていたのか。変化が大きい音楽部より、無音部のほうが読み落としエラーによる変化がノイズとして認識しやすいらしい。
音楽信号は、通信速度重視で、USBでも非同期通信なので、読み落とせばそのまま補完して再生するしかない。この点が同期で送られる(つまりエラーがないことを確認している)通常の信号(エクセルデータとか)との違いです。
USB端子位置を変えたら音が変わった方、そこで納得せず、すぐに清掃するのが私からのお勧めです。
2026年5月
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