トーレンス TD126マークIII レコードプレーヤー


2019年12月 自動アームリフター
2018年5月
 パネル再塗装を追記 
2018年8月 プラッター周囲に滑り止めベルトを追加
2019年4月 交換用アームチューブを追加

 

 フローティングサスペンションで有名なトーレンスの往年の名器。オーディオ初心者のころの私に、ターンテーブルだけで音がこんなに変わるのだ、という真実を教えてくれた製品でした。単なる憧れからやっと手に入れて、最初に音を聞いたときは本当に驚きました。だって、カートリッジ以下は完全に同じシステムなのに、この低音の安定感は一体何なのか・・・。これまではハウリング音を聞かされていたのか・・・・。

往年の、といってもレコードプレーヤーとしては現代でもトップクラスの性能といえます。消耗品さえ変えていけば、その性能は維持されます。一生手放すつもりはありません。

 アームはトーレンス製ストレート型 TP16 が付いているタイプです。2020年7月の時点では、Denon製 DL-103 と、米国SUMIKO製 Starling 2つが、2本の交換アームに付けてあって、差し替え可能な状態にあります。(以前はMC*30ωが付いていましたが、その取付では、少々改造が必要でした。改造レポートはこちら)。

  次第にCDを聞く機会のほうが多くはなりましたが、いまもLPの音がCDに劣るとはとても思えません。 トーレンスTD126MkIIIこそ、CD時代の今も、私のシステムのなかの重要度NO.1です。WADIA-6を継ぐCDシステムとして、オラクルCDドライブというフローティングタイプを選択したのも、フローティングシステムの振動遮断性能を高く評価したからなのです。



再塗装作業

 ターンテーブルのフローティングしているパネルは、もとものオリジナルはグレーでしたが、10年くらい前に黒に塗り替えました。しかし、その時は下地で手を抜いたので、すぐに色が変色してしまいました。
 新品での購入からは30年以上が経過しています。これからも大事に使いたいし、性能には関係ないのではありますが、やはり美しくないと気持ちがよくないので、思い切って表面塗装を少し削り、再塗装してみました。

 分解するのでなく、車の改造で得意だったマスキングで、分解は最低限度で再塗装。前回の失敗に懲りて、下塗り剤と合わせて3重塗装になっております。




仕上がりを見て、ニンマリしています。
他人にはわからない差だとは思いますが(^^;



針圧の精度
 トーレンスのアームは、ダイナミックバランス型です。購入以来、30年以上も使ってきて、加圧バネがヘタっているかもしれないので、これを機会にこれまで使っていたシーソー式針圧計(だいたい2gとわかる程度)から、電子式に乗り換えて、確認することにしました。
 SUMIKO Starling の適正針圧は 2g となっているので、アームの針圧目盛を2gに合わせてから、針圧計で測ると、2.03g。 意外と針圧目盛とよくあっていてびっくり。



トーレンスのアームの針圧精度が、今もこんなに信用できるとは意外。これからも、使える限り、大事に使おうと思います。



TP-16アーム用交換チューブ
 ebayで何げなく、Thorensと入れたところ、下の写真のような、交換アームチューブがヒットしました。TP-16アーム用の交換アームチューブ(TP63)ですが、Ortofon MC*30ωの取付でも困っていた下からネジを入れるタイプでなく、上から入れるタイプに改良されているではありませんか!



 これがあったら、カートリッジの選択肢も広がります。後々の事も考えれば、これは即落しかない、と思いまして、買いました。

 で、来たものを見ると、
Thorensのロゴも一切なく、アフターマーケット品っぽい。でも、使用上は問題ないです。チューブの太さが純正より若干太く、TD-126MkIIIのアーム受けにハマらない、という問題がありました。仕方がないので、少しだけチューブを万力でつぶしました。

現在は、Denon DL-103が付いています。

 


新しい配置
 Octave EQ.2 フォノイコライザと組み合わせるため、配置換えをしました。



内部の二重シールド化
 内部のアーム下の配線から、全体を設置したアルミホイルでくるみ、二重シールド化を行いました。サスペンションの動きを損なうので、太い線は使えません。純正のままとしています。
 S/N比の改善に多少の効果はあります。ただ、プレーヤー内部で拾うノイズは、ほとんどがカートリッジ内部のピックアップコイルなので、そんなに大きな効果は期待できませんけれど。



2020年7月11日追記

 



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