2025・3 月 March 弥生 花見月
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* 25/03/22(土)晴
気温も上がったので今日は越冬トンボが舞いそうな気がした。
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写真:野々下斜面林(流山)
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(野々下・古間木)
農道脇に駐車し、始めに林縁小径を歩いた。
畑側の水路を見ると、ヒキガエルの紐状の卵のうがたくさん見つかった。
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写真:ヒキガエル卵のう(古間木)畑脇の水路に紐状の卵のうがたくさん見つかった。
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アカガエルがないか探したが見つからず、紐状の卵のうのみ。
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近くで草取りしていた青年にヒキガエルがたくさん産卵していますねと声をかけた。
古間木側にわたりアカガエルの卵塊を探したがやはり見つからなかった。
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写真左:モンキチョウ(古間木)
写真右:ヒキガエル卵のう(野々下)
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野々下斜面林に上る。
林に入ったところの木漏れ日を探したがイトトンボは見当たらない。
近くに何か鳥が舞ったので見ると枝先にエナガが巣材の羽毛を咥えていた。
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写真左:シュンラン蕾(野々下)
写真右:羽毛を咥えたエナガ(野々下)
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奥のポイントに進みながら春蘭を探すと、蕾が立ち上がって開花が近づいているようだった。
その近くの陽だまりにホソミオツネンらしいトンボが舞ったがすぐに見失ってしまう。
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ポイントに行って歩きながら探すと、直ぐにホソミイトトンボの♂が見つかった。
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写真:ホソミオツネントンボ♂(野々下)枯枝の先端に止まることが多い。少し青味が出てきた。
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ホソミイトにカメラを向けていると、別個体が近くに舞った。
あらためて周囲を探すと、ホソミイトとは一回り大きなホソミオツネン♂が見つかった。
ホソミオツネン♂はうっすらと青味がかっていた。
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写真:ホソミイトトンボ♂(野々下)葉上に伏せて止まることが多い。
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トンボを見つけるごとに2,3枚ずつ撮った。
ホソミイトもオツネンも地上近く10−20cmを舞っていた。
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ホソミイトは地面近くにある葉にひら止まりすることが多く、
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写真左:ホソミオツネントンボ♂(野々下)
写真右:ホソミイトトンボ♂(野々下)
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ホソミオツネンは葉表に止まることはなく、地上近くの枯枝などに止まった。
今日観察できた個体数は前回ほどには多くはなかった。
ホソミイトとオツネンはほぼ半々という感じだった。
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写真左:ホソミオツネントンボ♂(野々下)
写真右:ホソミオツネントンボ♀(野々下)
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次回は青味の濃い成熟個体を探そうと思う。
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