2023・5月 MAY 皐月・早苗月
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*23/05/27(土)快晴
朝起きると、外は雲一つない青空が広がった。台北に来て初めて見る青空。今日は初めての場所、坪林でのワークに挑戦。
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写真: 新店吊橋(新店)うーらーから流れ下る新店川にかかる。
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09:15 ホテル・・松江南京→古亭→新店09:45
10:00 新店吊橋・・
10:30 NO923坪林行 ・・11:15坪林
11:30 鷺山・・茶業博物館・・遊歩道・・景観橋・・大林橋・・・(折返し)
13:55 大林橋・・景観橋・・福徳宮(折返し)・・親水橋・・坪林
15:35 NO923 →新店区公所16:10→古亭→松江南京・・ホテル16:45
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一昨日烏来の帰りに、新店駅のバス停で坪林に行くバス(緑12・NO923)の発着場所を確認しておいた。
9時すぎホテルを出て松江南京から古亭経由で新店に向かった。古亭液は到着ホームの反対側が新店線なので乗換が簡単。
新店で時間を確かめると運悪く50分以上の待ち時間があった。仕方なく新店吊橋で時間調整することにした。
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写真左右:オウチョウ(新店)吊橋を支えるロープにオウチョウが止まっていた。
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(新店吊橋)10:00‐
新店川を眺めながら吊橋に向かった。
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ガンガンの日照りで直射日光は厳しい。
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写真:北勢渓に掛かる青い橋(坪林)坪林は四囲を山に囲まれた盆地で北勢渓が流れる。交通の要衝でお茶の生産地。この青い橋の袂の斜面林にサギのコロニーがある。
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吊橋からの眺めは素晴らしい。上流は烏来方面から流れ下り、下流は台北市街から淡水に流れていく。
吊橋を支えるロープにオウチョウが止まっていた。
他にはシロガシラやクビワムクドリの声が聞こえていた。
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写真:茶業博物館の展示(坪林)いろんな展示物の中で昆虫食が気になった。サソリやタガメ、カナブン、イナゴなどいろんな虫が展示されていた。
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(坪林)11:15−
10時30分発のNO923 坪林行に乗った。
新店を出ると、高速道路に入り、動物園、深坑、石亭を通りさらにトンネルを抜けて坪林に着いた。
坪林はお茶の生産地。周辺には茶畑が広がり、茶業博物館が観光名所になっている。
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北勢渓では川魚が保護され、川の脇にはサギのコロニーがある。川辺には遊歩道やサイクリングロードが整備されている。
というようなことを事前に調べたうえで、坪林でのフィールドワークに挑戦することにした次第。
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写真左:アマサギの営巣(坪林)
写真右:コサギの営巣(坪林)
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まず、川に向かって歩くと青い橋が見え、橋近くの対岸の斜面林には点々と白いサギが止まっているのが見えた。
橋を渡りつつサギのコロニーに近づいた。
アマサギが最も多く、コサギやゴイサギがいた。
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写真左:ルリチョウ(坪林)
写真右:クロヒヨドリ(坪林)
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橋の上から巣を覗くと、卵や餌をねだるヒナが見えた。
通りかかる人たちが双眼鏡で覗いたり、カメラを向けたりしている。
アマサギ、コサギ、ゴイサギを何枚か切った。
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橋を渡り、茶業博物館に行った。入場料は80元。
お茶にかかわる文化、生産技術、茶器など様々な展示があったが全て中国語の説明なので分からない。
台湾の生産地ごとの茶葉の展示や、昆虫食の展示などが興味深かった。
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写真左:メスアカムラサキ(坪林)
写真右:キオビエダシャク(坪林)
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博物館を抜け川辺の遊歩道に向かった。
遊歩道は板の廊下になっていて歩きやすいが生き物からは遠い。
親水橋の袂を通り抜けさらに歩くと自転車ロードと共通の道になり、頻繁に自転車集団が通るのでうかうかできない。
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写真左:ハナダカトンボ(坪林)
写真右:リュウキュウハグロトンボ(坪林)
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自転車の通らない歩道を見つけ大林橋に向かって歩いた。
歩道脇の林が日陰を作っているので歩きやすい。
生き物との出会いはあまりなく、キオビエダシャクが目立ったくらいだ。
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写真左:コナカハグロトンボ♀(坪林)ポイントがわかればもっといると思うが・・
写真右:アオビタイトンボ(坪林)
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大林橋手前でハナダカトンボが見つかったが1個体だけだった。
大林橋ではクサゼミを見つけたがその他の虫は見当たらなかった。
更に橋の上流に行くと、茶畑が広がっていた。
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大林橋から2KMほど上流まで歩いたが日照りであまり変わり映えしないので折り返した。
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景観橋を渡って寺院の方まで歩いたがここもワーク場所としてはいまいちなので折り返す。
親水橋を渡って坪林市街に戻り、ちょうど来たNO923 バスに乗って新店に向かった。
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写真:ハナダカトンボ♀(坪林)あえて坪林の背かといえばこれか?
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とにかくたくさん歩いた。
ワーク場所としてはどこもいまいち。
坪林からさらにバスで20分ほど山に入ると渓流に沿った遊歩道があるらしいが、ちょっと遠すぎるかなと・・
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写真:親水橋(坪林)平日なのにハイカーや自転車ライダーが目立った。
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バスの終点駅のターミナルを探したがわからず。
そうこうするうちにNO923の新店行バスが来たので走ってようやく間に合った。
本当は紅12のバスで別ルートで帰りたかったが・・
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写真:茶器のディスプレイ(坪林)お茶の生産地らしく、橋の欄干などいろんなところに茶器のディスプレイが飾られている。
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(民権自助餐)
最後の夕食は初日と同じく民権自助餐がいいと意見一致。
18:30 松江南京→民権西路・・民権自助餐・・夜市・・中山國小→松江南京・・ホテル
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