2023・5月 MAY 皐月・早苗月
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*23/05/23(火)曇り
朝6時起きして暗い空を眺めながら伊通公園まで散歩。
天気予報では連日雨模様。特に今日は終日雨という。こんな日には動物園に行くしかない。雨合羽も長靴もザックに詰め9時半過ぎに出発。
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写真:伊通公園(台北)
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09:45 ホテル出発 松江南京→南京復興→動物園
10:35 動物園・・・13:20まで
13:30 動物園→木柵‥
14:05 →7NO95・双渓→淡蘭古道・・→石碇
16:30 石碇→NO666 木柵→南京復興→松江南京→ホテル 17:45
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写真:パンダ(台北動物園)パンダ舎前を通るとパンダが散歩に出ていた。
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(台北動物園)10:35‐
重い曇り空だが雨は降っていなかった。
動物園の入園者は割と少なく、学童の団体が何組かいた。
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写真:スジグロカバマダラ(台北動物園)雨が降りそうな暗い空にもかかわらず、昆虫館前の水路にはいろんなマダラチョウ類が舞っていた。
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早速カメラを出して蝶園に向かった。
フラミンゴ池や小さな池も見たが何もいなかった。
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昆虫館脇の草原にクロテンシロチョウが幾つか舞っていた。
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写真左右:カバマダラ(台北動物園)
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昆虫館前の水路には曇り空にもかかわらず沢山のマダラチョウが白い花で吸蜜していた。
ヒメアサギマダラ、リュウキュウアサギマダラ、コモンアサギマダラ、マルバネルリマダラ・・
カバマダラもいた。
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写真左:コモンマダラ:Tirumala septentrionis(台北動物園)
写真右:ヒメアサギマダラ:Parantica aglea 台北動物園)
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こんな天気であまり期待していなかったのだが想定外の賑やかさだ。
種類ごとに数枚ずつ撮った。
マダラチョウ撮りも一段落、いつも行く上のポイントに向かった。
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写真左:Euploea sylvester swinhoei:ルリマダラ(台北動物園)
写真右:オオゴマダラ(台北動物園)
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こちらはひっそり、何もいない。
それでも何かいないか探し、カタツムリやらオオシロガネグモやらオオジョロウグモやらと撮り歩いた。
ホソバセセリが1頭だけいた。
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晴れればヤマサナエ系が飛ぶ季節なのにトンボはまるで見かけない。
ここで粘る意味もないので坂を下り水生植物園の湿原を見に行くことにした。
売店裏の池を見たが何もいない。
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写真:オオゴマダラ(台北動物園)昆虫館の主役。館内展示室にはウザウザと舞っている。ただし今回は入っていない。
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パンダ舎の前を通って水生植物園の池に行った。
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いきなり黄色いトンボが枯れ茎に上に止まっているのを見つけた。
そのすぐ脇にベニトンボ♂が止まっていた。
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写真左:ベニトンボ(台北動物園)
写真右:アオビタイトンボ(台北動物園)
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池脇の草原を見るとモノサシトンボ系やベニイトトンボが見つかった。
しかしヤンマ系やチョウトンボ系などは見当たらず。天気が悪いからか、まだ時期が早いのかよくわからない。
スズミグモの網がないか探したがこれも見つからない。
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写真左:ベニイトトンボ(台北動物園)
写真右:モノサシトンボ(台北動物園)
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こんな状態なのでここで粘ってもあまり達成できそうには思えない。
もう一度蝶谷園を見て帰ろうと思った。
パンダ舎の前を通るとパンダがに出てきたのでガラス越しにカメラを向けた。
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写真左:ホソバセセリ(台北動物園)蝶園の奥のポイントではホソバセセリしかいなかった。
写真右:調査中(台北動物園)時々見るが、ウンカの仲間だろうか?
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昆虫館前の水路では相変わらずマダラチョウ類が白い花に集まっていた。
上のポイントまで行ったがここにはほとんど蝶がいないのですぐに折り返した。
昆虫館前でスジグロカバマダラを撮って出口に向かうと脇の草原にオオゴマダラが舞った。
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オオゴマダラはタチアワユキの花にぶら下がるように止まり吸蜜した。
通路から外れた場所なので少々憚ったが、ロープを跨ぎ3,4枚切ってすぐに戻った。
昆虫館の中にはウザウザ飼育されているが野外ではあまり見られないので幸運だった。
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写真:淡蘭吊橋(台北)天気悪く動物園のワークは早々切り上げ、淡蘭古道に移動し散策した。
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(淡蘭古道)
動物園を出たのが13時半前。本屋にでも行こうと思ったが、どうせなら淡蘭古道に行ってみようか、と思いつく。
依然雨が降りそうなのでワークは期待できない。散歩だけでもいいので散歩のつもりで歩くことにした。
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写真左右:コナカハグロトンボ(淡蘭古道)
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木柵駅でバスの時間を見たら40分くらい時間があったので駅近くで野鳥を撮りながら時間を過ごす。
お寺の屋根に取り付けられた竜のひげに、オウチョウが止まっていた。
ハッカチョウが駅の脇の植え込み近くを歩いていた。
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写真左右:リュウキュウハグロトンボ(淡蘭古道)
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NO 795のバスに乗り双渓口で降りた。
吊り橋を渡り、高速道路脇下の道を進んで淡蘭古道に向かった。
モンシロチョウやイシガケチョウが時々出会う程度で虫も少ない。
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写真左右:ハナダカトンボ:Heliocypha perforata perforata(淡蘭古道)5m位高い場所。500oで撮った。
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淡蘭古道に入り休憩所先の坂を下りていくと、所々でコナカハグロトンボが見られた。
橋を渡り進んでいくとコナカハグロの外にリュウキュウハグロも見つかった。
コナカは見つかるもののハナダカトンボが見当たらない。
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出口近くから戻りながらハナダカを探した。
ポイントの葉が少ない黄の枝先に2頭のハナダカを見つけた。
3m上で曇り空を背景にしたシルエット。
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写真左右:ヤマムスメ(淡蘭古道)
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ザックから500oをとりだしてシルエットを撮った。
もしかして出会えるかなと薄っすら期待していたが、半ばあきらめてもいたところだったので大満足。
来てよかった。
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写真左:ルリチョウ(石碇)
写真右:オウチョウ(木柵)木柵駅近くの道教寺院屋根に取り付けた竜の飾りに止まっていた。髭に止まるところが面白かったので撮った。
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淡蘭古道を抜けて石亭に向かうと、6,7羽のヤマムスメが護岸に降りた。
こんなに近くで群れを見るのはあまり記憶にない。
オナガの群れのような感じだ。
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写真左:ハッカチョウ(木柵)外来のハッカチョウに押されて減少していると書かれているが、木柵や動物園付近では時々見かける。
写真右:インドハッカ(木柵)
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石亭の老街を眺めながらバス停に向かった。
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ただの散歩のつもりだったが、来てみればそれなりにいろいろ楽しむことができた。
16:30石碇発の666バスで木柵に戻りMRTで戻った。
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写真:阿城鵞肉での夕飯。ガチョウ肉の燻製、臭豆腐、野菜炒めなど。
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(阿城鵞肉)19:30‐
♀の希望で、ホテルから歩いて10分程度の場所にあるガチョウ料理を食べに行った。
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