紫根染
藤原益夫 (植物染の世界)
日本の四季は豊かな草花を育ててきました。
古代の人々は自然の草花を愛でその色を求め優雅
で華麗な王朝の色彩、配色を生みました。
色の対比の中に自然に調和した配色の美を発見し
その配色に草花の名をつけています。
京都の一条・大宮で王朝の人々が憧れ、愛した
植物の持つ純粋な色を、延喜式を参考に、その再現に
とりくんできました。
(掲載のものは独自にきもの地にしたものです。)
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