代表的な王朝の色(延喜式より) | |
麹塵色 (青白の橡)( きくじんいろ・ あおしろのつるばみ) 苅安草と紫草の根で染め重ねます。太陽光で緑色に、 燈火で赤紫色に変化する不思議な色で、天皇が用い られた御衣の色彩です。 |
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深 紫 (こき いろ) 紫草の根で何回となく染め重ねた色です。「むらさきいろ」は 古来日本の代表色であったため、単に「いろ」といえば「むら さきいろ」を示すことが多く、最高位の色彩とされています。 |
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緋 (あ け) 日本茜の根でそめます。日光の下では美しい赤色に輝き、 また日陰では黄色味が増してみえます。大変に難しく根気の いる染色です。 |
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深 黄 (ふかき き) 苅安草で染めます。滋賀県の伊吹産の刈安草が最上品とされ、 青味のある美しい黄色が得られます |
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深 緋 (ふかき あけ) 日本茜で染めて、紫根を上染めします。奈良時代の深緋の 色彩を染めてみました。 |
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桃染 ・ 桃染褐 (ももぞめ ・ ももぞめかち) 時代を経た梅の古木でそめます。紅味のあるものと黄味の あるものの二種類の染色があります。 |
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白 橡 (しろ つるばみ) 橡類 (アカガシ・カシ) の実で染めます。天皇や貴族の 格式ばらない服の色です |
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奈良時代の 橡 (つるばみ) 白橡と同じく橡類で染めます。純黒色が染められます。 |
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木賊色 (とくさいろ) 楊梅(やまもも)を鉄媒染して染めます。武官装束の色彩です。 |
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山吹色 (やまぶきいろ) 木賊色と同じく、楊梅の樹皮による染めです。平安時代の女官の 装束に欠くことのできない重要な色彩です。 |
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