北海道には人の住む離島が5つあります。 稚内から訪れる最北限の島、礼文島、利尻島。
江差、瀬棚から訪れる、奥尻島。 そして羽幌から訪れる天売島、焼尻島です。
礼文、利尻は北海道でも最も有名な島で最果ての風景を求め多くの旅人が訪れます。そして本州からの旅人のほとんどはこの2つの島のみをめざし焼尻・天売・奥尻に目をくれることも余りありません。
これらの島は観光ガイドでもほとんど紹介されることもなくあっても割かれるページはわずかにすぎません。この特集ではなかなか取り上げることがない3島を少しでも知っていただくための力になれればと考えています。礼文・利尻にはない魅力が3島にはたくさんあるのです。
天売・焼尻の魅力はその島自体がほんとうに小さな島であることでしょう。両島とも半日あれば一周できてしまうような島で、その小さな空間に島独特のゆったりした時間が流れます。ＧＷ〜夏のつかの間のシーズンにそんな島を一度訪れてみましょう。羽幌からの船の本数はかなり多く行く気になれば簡単に島に渡ることができるのです。
奥尻は島自体の大きさがかなりありますが渡ってみるとやはり島ならでは魅力的な風景が広がります。温泉も西海岸にありゆったり楽しむのもいいでしょう。そして周囲の豊かな海がおいしい海の幸をもたらしてくれるのです。うには奥尻島の代名詞にもなっています。江差・瀬棚からのフェリーは本数が限られているので焼尻・天売より訪問するにはたいへんかもしれません。