海鳥の島・天売島


■海鳥の島・天売島

島は北の海岸線を中心に険しい断崖が続きます。 その断崖に巣をつくり海鳥たちは生活しています。 足の踏み場もないほどの海鳥とその繁殖地はもうただただ驚くばかりです。

島を周るには徒歩でも十分ですが、レンタサイクルも便利です。 2時間700円、1日1000円程度が相場です。 レンタルバイク、レンタカーもちょっと高いですがあります。 徒歩で1周3時間、自転車で1周2時間。 高低差があるのでかなり体力を消耗します。 ルートは時計の反対周りがいいでしょう。 海鳥観察舎付近まではひたすら上りです。 レンタカーは一方通行で時計周りになります。


天売港〜草原の小径



■天売港

離島ならではの小さな待合室が旅ごころを駆り立てます。 天売島を一周する観光船もフェリー、高速船にあわせて運航されます。 サイクリングロードからは断崖の下の風景は遠望することしかできませんが、観光船はそれらを間近に見ることができるのです。実際フェリー、高速船に乗っていた観光客の多くが観光船に乗り込みます。

(観光船おろろん:70分、1900円)



■海の宇宙館

天売島の海鳥の情報が集まる民間の拠点です。 ドーム型の建物に海鳥の写真が多数展示されています。 屋外展示の写真もあり。 ビデオの鑑賞もできます。 季節に合わせた島を観察するためのシートがあり、それを借りて島を周ればさらに楽しいでしょう。 帰ってきて喫茶で一服してもいいですね。 入館券は1度購入すれば年内有効とのこと。

(入館料:300円)

港から観音岬に至る道の途中から焼尻島を望むことができます。 この上り坂は一気に天売の高台に上がっていくためきついのです。



■草原の小径

メインのルートからはずれて天売灯台までのダートがあり、草原の小径と名付けられています。 ほとんど人の来ることもないですが温和な島を感じることのできる唯一の空間です。 ここから先の海岸線はずっと険しい風景が続くのです。



北海道旅情報巻頭  3-7.天売・焼尻・奥尻へ
海鳥の島・天売島