奥尻への航路






奥尻島へ渡る航路は江差と瀬棚の2ヶ所から出ています。江差からは通年、瀬棚からはGW〜秋までのシーズンのみの運行です。江差からはアヴローラおくしり、瀬棚からはニューひやまの船が就航しています。

普通に島に渡る場合は車両航送運賃が高いため車は江差、奥尻に置き訪れるのがいいでしょう。江差港には若干の無料の駐車場がありますがシーズン、出発時間ぎりぎりには満車の可能性があります。他に駐車場があるかどうかは正直わからないのですがかもめ島入口などにも駐車場があります。また長期間の駐車は当然のことですが禁止されています。瀬棚港も駐車場はあると思うのですが未確認です。

2等はカーペットで幾つかのボックスに分けられています。そのボックスに乗船順に座ったり横になったりして自分のスペースを確保します。小さなまくらも用意されていて空いていればのんびり過ごせます。シーズンの混雑時は甲板に椅子席も用意されますが座り心地はイマイチですし、雨天時の着席は適しません。1等は2等に比べて空いているという点での利用価値があります。

江差港 瀬棚港
東日本海フェリー(江差-奥尻)

江差発 奥尻着 奥尻発 江差着
4月1日〜12月28日
7:00
9:10
9:45
12:00
13:00
15:10
15:45
18:00
12月29日〜3月31日 13:00 15:10 9:20 11:35


東日本海フェリー(瀬棚-奥尻)

瀬棚発 奥尻着 奥尻発 瀬棚着
4月21日〜9月30日
9:25
11:00
7:20
8:55
14:50
16:25
12:40
14:15
10月1日〜10月31日
14:50
16:25
7:20
8:55


運賃


江差-奥尻 瀬棚-奥尻
2等 2,100
1,560
1等和室
3,770
2,730
1等ラウンジ 4,290 3,110
自動車3m以上4m未満 14,930 10,510
自動車4m以上5m未満 19,260 13,490
バイク125cc未満 +2,310 +2,310
バイク125cc以上750cc未満 +3,460 +3,460


江差-奥尻航路をゆく

■江差港出発

港の建物内の切符販売所で乗船券を買い、乗船名簿を書き待合室でしばらく待つことになります。そして乗船案内の放送を確認し船に向かいます。タラップの所でチェックをしてもらい、乗船名簿を提出し船に乗り込みます。江差港を出発した船はかもめ島を左手に見ながら進んでいきます。

■奥尻港入港

客室でのんびりしているといつのまにか奥尻島の大きな島影が見えてきます。島の大きさを感じる瞬間です。堤防を回りこみ奥尻港に入港。車を利用しないときは船の横からのタラップから下船になります。

■帰りの船

奥尻港の大壁画サムーンを望みながら船は進んでいきます。徐々に遠くなる島影を望みます。


北海道旅情報巻頭  3-7.天売・焼尻・奥尻へ
奥尻への航路、江差-奥尻航路をゆく