森と草原の島・焼尻島


■森と草原の島

島は大きく二つの風景に分かれます。 ひとつは島にいることさえ忘れさせてしまうかのような密な森に覆われた風景。 そしてもうひとつは草原の風景です。 めん羊牧場ができる前のはもしかすると島全体が森だったのかもしれません。

天売島が海鳥の島と呼ばれるため焼尻には鳥は少ないと思われるかもしれません。 確かに海岸線は温和で海岸線に住む鳥たちは少ないかもしれません。 しかしながら森にも多くの鳥がいて訪れた人を楽しませてくれます。

島を周るには徒歩でも十分ですが、レンタサイクルも便利です。 2時間700円、半日1000円程度が相場です。 徒歩で1周3時間、自転車で1周2時間。


焼尻港〜オンコ原生林



■焼尻港

港こそが島の真髄。船の入出港、人のざわめき、そんな何気ない風景を見ているだけで島に渡ってよかったなと思わせるのです。



■オロロン鳥の像

羽幌港、天売港、焼尻港、国道232号の羽幌町の入口などにあるオロロン鳥の像。 ひょっこり立っている様子がペンギンに似ていてとてもかわいらしい。 かなり大きく記念撮影にもいいものです。天売島、焼尻島の土産物屋ではこのオロロン鳥のぬいぐるみを小さいものから大きいものまで扱っています。



■海と民家

港の北の中島の崎近くの民家。 木造の建物と赤い屋根が海の青さの中で映え美しい。 私がこの風景を眺めている時、ちょうど住人が丘を下り帰っている所でした。島に来てなにげない暖かい風景に出会えたときは嬉しいものです。



■北の海岸線を望む

島の北部、豊崎の海岸線を中島の崎の道路沿い付近から眺めた風景。 焼尻の集落は港付近に集中しますが、この豊崎、西浦にも小さな集落があります。訪れるスポット自体は乏しい。


北海道旅情報巻頭  3-7.天売・焼尻・奥尻へ
森と草原の島・焼尻島