☆ 山中湖の近況報告44 ☆   更新日: 2009年12月21日
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☆ ようやく冬がやってきました: 2009年12月19日-20日

 先週までは暖かかったのですが、今週末は厳しい寒さとなりました。18日金曜の夜はマイナス5度まで下がり、翌19日(土)の朝はマイナス10度となりました。天気は快晴で、冷たい風が強く、日中でも2、3度くらいしかあがりませんでした。20日(日)も快晴で、朝はやはりマイナス10度まで下がりました。おー寒い!ですね。
 庭仕事をしようとしたのですが、土が凍っており、鍬が入りませんでした。ホウレンソウも抜こうとしたのですが、引き抜けませんでした。庭のミツマタだけが涼しげに?(寂しげに?)たくさんの白い花をつけていました(右写真)。

 19日(土)の夜は、オサカベ・ホーム・コンサートに参加しました。「富士五湖ウィンドオーケストラ」による管楽器演奏で、クラリネット、サキソフォン、ホルン、トロンボーン、チューバなど多彩な楽器の多重奏がとてもおもしろかったです。最後は「聖夜」を全員で歌いました。当日は、ペンションまりもでも、毎年恒例のハンドベル演奏会が開催されましたが、今年は日程が重なったために参加できませんでした。残念でした。


 今年も、山中湖における科学的?雨天日統計をまとめてみました(下表参照)。週末とは私が山中湖に滞在した週末数です。雨天とは週末2日間および前夜で雨が少しでも降った日数です。精度は高くはないですが、数字はそんなに狂いはないと思います。昨年に続いて今年も週末の2/3以上が雨の週末であったことが分かります。週末はいつも晴れて欲しいのですが、どうもこればかりは自然現象なので止むを得ませんね。イライラ・・・

年別月別 週末雨天日統計表
  注1)分母:週末数(私の山中湖滞在週末数)、 分子:雨天日数(週末2日間および前夜に降雨があれば雨天とする)
  注2)色付きは週末の雨天日が50%以上の月
01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 年間合計
2005年 2/5 2/2 1/4 0/4 0/3 1/4 4/5 0/4 1/4 4/5 1/3 2/5 18/48 (38%)
2006年 3/5 2/3 3/3 3/4 4/4 3/3 3/3 3/4 2/5 2/4 4/4 2/5 34/47 (72%)
2007年 1/3 1/2 4/4 3/4 1/3 2/3 4/5 1/3 4/5 2/3 1/4 3/5 27/44 (61%)
2008年 1/2 2/4 1/3 2/4 4/4 3/3 1/3 2/4 3/4 3/4 4/5 2/4 28/44 (64%)
2009年 1/4 1/4 3/4 3/4 3/5 3/3 3/4 3/3 2/3 4/5 3/4 2/3 31/46 (67%)

☆ 暖かい週末でした: 2009年12月12日-13日

 今冬は暖かいですね。朝でも5度くらいあります。霜も降りません。11日(金)の夕方は、高速道路で大雨に会いましたが、山中湖に着いたときには小雨に変わっていました。紅富士の湯に久々に行ったところ、がらがらで、外の大ひのき風呂を一人でゆったりと入ることができました。驚き驚き!
 12日(土)は快晴/晴れ、13日(日)は曇り、午後から霧雨となりました。自然観察はやめて、家の掃除と庭の整備をやりました。またシカ君にニシキギを食べられたので、ネットで囲いました。薪の棚の上段左半分がようやく空になったので(2ヶ月かかりました)、久々に薪割りもやりました。少し腕が鈍っているような感じでした。

☆ 10周年記念?カレンダープレゼント: 2009年12月11日

 ホームページ「わんだふる山中湖」は、1999年に創刊?して以来10年もたってしまいました。当初は、仕事の関係でインターネットやホームページを学ぶつもりでスタートしたのですが、今では「なんとなく10年も続いてしまったなあ!」という思いでおります。そこで、これを記念?して、オーナー製作のカレンダーを読者?にプレゼント?してみようと、大胆なアイディアを思いつきました!!カレンダー作成フリーソフトと素人の写真を使って素人が作成したものですが、もしご希望がありましたらお申込みください。一応、先着3から5名程度と考えております。下表のタイプ(タイプDは除きます)から一つを選んで、住所とお名前を記入の上、メール(qi6k-yskw@asahi-net.or.jp)でお申込みください。タイプA、Cについては、ロゴの文字変更も受け付けます。年末は仕事や遊びで忙しいため、発送は12月末ころになるかもしれません(郵送料は無料で結構です)。

 世界の山、山の花、日本の山の各写真はほとんどがHPに掲載した写真で、以下のとおりです(タイプBは奇数月のみ)。
世界の山

01月:エヴェレスト、02月:イエルパハ、03月:四娘姑山、04月:アマダブラム、05月:ワスカラン、06月:タウェツェ、07月:マウント・クック、
08月:ダウラギリT峰、09月:イエルパハ&ヒリシャンカ、10月:エヴェレスト&ローツェ、11月:アンナプルナ南峰、12月イエルパハ&ヒリシャンカ
山の花

01月:コマクサ、02月:ハヤチネウスユキソウ、03月:ベニバナヤマシャクヤク、04月:クモイコザクラ、05月:ヒメサユリ、06月:キヌガサソウ、
07月:ミヤマクロユリ、08月:フジアザミ、09月:サンカヨウ、10月:メイゲツソウ、11月:キバナノアツモリソウ、12月:イワギキョウ
日本の山 01月:富士山、03月:甲斐駒ケ岳、05月:白馬岳、07月:利尻山、09月:立山、11月:赤石岳
 
type No. Name Size Paper Comments
TypeA
 (1month/Sheet)
01 世界の山 A4 普通紙 各シートに山の名前、撮影年月とロゴ(わんだふる山中湖)がある
02 山の花 B5 普通紙 各シートに花の名前、撮影年月とロゴ(わんだふる山中湖)がある
TypeB
 (2month/Sheet)

11 世界の山 A4 マット紙 各シートは写真とカレンダーのみ
12 山の花 A4 マット紙 各シート各シートは写真とカレンダーのみは写真とカレンダーのみ
13 日本の山 A4 マット紙 各シートは写真とカレンダーのみ
TypeC
 (1month/Sheet)
21 世界の山 葉書 マット紙 各シートに山の名前、撮影日とロゴ(わんだふる山中湖)がある
22 山の花 葉書 マット紙 各シートに花の名前、撮影日とロゴ(わんだふる山中湖)がある
TypeD
 (2month/Sheet)
31 富士山 A4 マット紙 各シートは写真とカレンダーのみ


No.01 No.02 No.11 No.12 No.13 No.21,22 No.31

☆ 雨のち快晴: 2009年12月05日-06日 

 5日(土)は山麓探偵団に参加しました。団長は戸高さんで、行き先は富士山南麓の幕岩でした。今では使われなくなった旧須山口登山道入り口(およそ1,380m)から登り始め、約1時間半で幕岩(およそ1,730m)に着きました。途中には御胎内樹形洞穴がありました。天気予報は雨でしたが、午前中はなんとか天気がもちました。しかし昼頃から雨が降り始め、お昼は写真のようなタープを張って、雨をしのぎました。大きなタープで、なかなか雰囲気がよかったのが、せめてもの慰めでした。お昼の後はすぐに退散となりました。先週も天気が悪く(雪)、本当に立ちの悪い天気ですね。

 翌6日(日)は、昨日とは打って変わって快晴となり、小春日和のような温かい日でした。庭をよく見ると、オオイヌノフグリが咲いているのを見つけました。どうしたのでしょう。季節を間違えたのかな?
霧で霞んだ幕岩 タープの下でお弁当

☆ 初雪と炭焼き講習: 2009年11月28日-30日 

 28日(土)、朝は快晴だったので(すぐに曇り空となりましたが)、早速西剣林道入り口まで車で行き、少し散策してみました。ここは剣丸尾(ケンマルビ、溶岩流のこと)の上にありますが、林道のすぐ脇にたくさんの溶岩樹形があり、驚きました。特に衝立型の溶岩樹形を発見し、感激です。この衝立型樹形は、以前Wさんに連れられてスバルラインゲート付近で見せてもらったことがあり(2004年2月7−8日:近況報告参照)、また見てみたいと思っていたものです。衝立も立派でしたが、深さも3m近くあり、すばらしい発見でした。
 林道脇にはツルウメモドキがあったので、シラビソの枝といっしょに少し頂き、家でリースを作りました。
 家の庭には、まだカワラナデシコ(赤と白の花)が可憐に咲いています。こんな季節でも咲くのですかね?


衝立型溶岩樹形(左と上) カワラナデシコ(白花)
 29日(日)は、日中は曇り空でしたが、夜6時頃から雨、淡雪となりました。明日は、炭焼き師養成講座(3日間)が開催される日で、またタイヤも普通タイヤなので心配でした。30日(月)、朝起きて窓を開けると、庭が真っ白でした。雪は夜中に止んで、雨になったようですが、それも朝型には止んだようです。私にとっては、11月の積雪は初めてのような気がします。

 9時過ぎに、炭焼き場に出かけました。天気は曇り空でしたが、雨に降られることもなく、比較的暖かな日でした。私は今年で4度目の参加ですが、地元の方とお話ができ、楽しいひと時を過ごすことができました。予定外のバーベキューがあり、おいしく食べました。もちろん、お土産に山中湖産炭を頂きました。ありがとうございました。

 今年は暖かいのですが、いつ冷え込むか分からないので、今週末から水抜きを開始しました。
30日(月)朝の庭 炭焼き場風景 炭のカットと梱包作業 予定外のバーベキュー

☆ 暖かい3連休でした: 2009年11月21日-23日 

 22日(日)、23日(月)は朝方あるいは夜中に雨が降りましたが、21日(土)、23日(月)と、天気予報がはずれて?とてもよい天気で、暖かい日でした。庭のオオモミジにまだ紅葉が残っているのかと見間違うほど、実がたくさんぶら下がっていました。それに、いまだにシュンギクが大きくなり、きれいな黄色の花を咲かせています。驚いています。

 22日(日)は、運動のために、北富士演習林の山中林道周囲を少し歩きました。もちろん紅葉はなく、雨上がりで、さびしい山道でした。冬の到来を実感させてくれます。

オオモミジの実 シュンギク
 21日(土)はオサカベホームコンサートがありました。1部は上尾直子さんのピアノ、2部は樋口真理子さんのバイオリン(上尾さんのピアノ伴奏)でした。久し振りに素敵なバイオリンの音色を聴き、感激しました。

 最近シカ君が来訪したようで、大事なニシキギが枝を折られ、樹皮を剥がされてしまいました。それに、草花の茎も少し食べられました。これからシカ君との知恵比べが始まりそうですね。

☆ 紅葉が終わりましたが、暖冬です: 2009年11月15日-16日 

 15日(土)の朝は、低気圧が通過したようで、強風と大雨でした。10時ころから雨も上がりましたが、1日曇り空で、さえない日でした。旭日丘の湖畔では、今週末も「夕日の湖畔もみじまつり」をやっていましたが、この強風のためか紅葉は落ちて、みすぼらしい姿でした。それでも、観光客はかなり入っているようでした。これで、紅葉はThe Endです。

 庭のガマズミが真っ赤な実をつけています。以前はガマズミ酒を造るために採取したのですが、今は禁酒の身なので、そのままに放置してあります。野鳥は食べないのですかね?春から夏にかけての花であるアカツメクサ(ムラサキツメクサ)がたった一輪きれいに咲いているのを発見しました。季節違いなので驚き、写真を撮ってしまいました。


ガマズミの赤い実 アカツメクサ
 16日(日)は、昨日とはうってかわって快晴でした。午前中は演習場の中の雁の穴付近の自然観察に出かけました。今日はヤマブドウの「観察」が目的ではなく?、久し振りに雁の穴付近を歩いてみたくなったからです??ついでにヤマブドウがないかどうか観察もしてみましたが、この近辺は植林したカラマツなどが多く、まったく見つけることはできませんでした。

 いよいよ冬の到来といった季節ですが、日中はとても暖かく、汗ばむような感じでした。今年も暖冬のような気がします。

☆ 自然観察に明け暮れています(2): 2009年11月07日-08日 

 先週に引き続き、今週末もとても天気がよく、また暖かかったです。朝は4、5度くらいまで下がりますが、日中は17、18度くらいまで上がったようです。日中は長袖シャツ1枚でも寒くありませんでした。紅葉もそろそろ終わりですが、湖畔(ゆうやけの渚)ではまだまだ観光客が出ていました。

 好天ということで?、今週末も「自然観察」に励みました。7日(土)は、別荘地から篭坂峠(墓地)まで林の中を歩きました。(本来人には出会うはずのない林の中でしたが、どうしたことか二人のおばさん(ハイカー)にばったり遭遇!篭坂峠のバス停で降り、三国山まで縦走する予定とか?全然方向が違って、別荘地の方へ下りてしまったようです。林の中をまっすぐ突き抜ければ、墓地に出るので、左の山道を行くようにと教えてあげたのですが、今度は間違って墓地を突きぬけ、御殿場側まで少しですが下ってしまったようです(車で篭坂峠を通ろうとしたところ、二人が御殿場側から車道を通って峠へ上がってくるのを発見)。見るに見かねて、車を降り、登山道入り口を教えてやったのですが、うまく道を見つけれれたか心配です。地図は持っていたのですが、方向感覚があまりなかったようです。)

 8日(日)は、北富士演習場へ入ろうとしたのですが、U.S.Armyが大砲撃ちの練習のために訪問してきているらしく、入場禁止となっていました。U.S.Armyは現地アフガニスタンで実践訓練をすればよく、何も日本軍が北富士に招待して訓練の場所を提供する必要などないと思うのですが・・・。とは言ってもしょうがないので、やむを得ず、紅富士の湯の裏側から林の中へ入ってみました。幸い?にも、こちらは柵が開いており、こちらで自然観察することができました。

 観察対象物(ヤマブドウ)は、やはり豊作ではないようですが、2、3箇所で発見できました。よく観察するために採取したヤマブドウは、観察後もったいないのでジャムとジュースにしました。

☆ 自然観察に明け暮れています: 2009年10月31日-11月01日 

 今週末はとても天気がよく、また暖かかったです(1日(日)の午後から曇り始め、夕方は雨になりましたが)。山中湖の紅葉も最高潮になりました。旭日丘の夕日の渚公園では、紅葉祭りが開催されており、観光客がたくさんきて、散策をしたり、写真を撮ったりしていました。私も、朝は犬と散歩し、夜は甘酒と草もち、おでん、やきとりなどを食べに行きました。

 夜は、3か月振りにオサカベホームコンサート「黒須やすこ ピアノリサイタル」に行ってきました。曲目は、「ハイドン ソナタ39番」、「ベートーヴェン ソナタ作品31 ”悲愴”」、「シューベルト 即興曲作品902,3」、それに「シューマン アラベスク作品18、子供の情景作品15ほか」でした。ピアノソナタ”悲愴”はCDで聴くのとはまったく違い、とてもすばらしかったです。感動!感謝!

紅葉と富士 紅葉の下の朝の散歩 ライトアップされた紅葉と月 紅葉まつりのテント
 最近の週末は「自然観察」に明け暮れ、とても忙しい日々でした。「観察」する「自然」は”ヤマブドウ”(右写真)で、よく「観察」するためには”採取”が必要です。ところが”ヤマブドウ”はなかなか見付からないので、あちこち藪の中を探し回り、ようやく見つけると、背を伸ばして取ったり、地面に落ちているのを拾ったりしなければなりません。最近の週末は、弥生人(農耕作業)はやめて、採取活動をする縄文人になったような気分です。

 31日(土)は、高指山方面を歩いたのですが、ほとんどなく、ようやく房がついている一本の木を見つけました。その実はヤマブドウよりちょっと小形で、色が艶やかな濃紺色でした。また葉はヤマブドウのような大きな5角形でなく、やや小振りの三角形の葉でした。あとで図鑑で調べてみると、同じブドウ科のサンカクヅルでした。初めての発見でした。こちらは諦めて、こんどは篭坂峠に行って探しました。藪の中を歩き回って、少しばかり「観察」できました。

 1日(日)も「自然観察」をしました。場所は富士北麓演習林内です。こちらもそこそこ「観察」することができました。注意深い「観察」の後は、捨てるのももったいないので、夜なべをして、ジャムやシロップ、ジュースなどを作りました(やまぶどうXXXは製造禁止となっています)。製品については、一昨年と同様に、ブランド名は「あおいおばさんのやまぶどうじゃむ」とし、ラベルを貼付しました。ジュースは濃い味で、舌がうなるようでした。最高っす!!「自然観察」もたいへんな重労働で、体はくたくたになりますが、この味を覚えるとやめられませんね。

 さらに先週報告したナメコがびっくりするほどたくさん出ており、それも大きくなっていました。市販の小さなヌメリのあるナメコと違って、シイタケよりちょっと小さめの大きさです(ヌメリは少しあります)。こちらもよく「自然観察」をした後、キノコ鍋にして食べました。いやー、美味ですね!!こたえられません。

ヤマブドウジュースとジャム 「あおいおばさんのやまぶどうじゃむ」 びっしりと出てきたなめこ 大きくなったなめこ

☆ 山中湖の紅葉がきれいになりました: 2009年10月24日-25日 

 24日(土)の午後に山中湖に入りましたが、先週末とは違って、24日の夕方から25日(日)と小雨の天気でした。折角山中湖がきれいに紅葉してきたというのに、雨ではさっぱりですね。庭のカツラが薄いピンク色に紅葉しており、きれいでした。

 ”KAZU FIRM”の最後の収穫をしました。サツマイモ(おいどん)と落花生ですが、写真のとおりサツマイモは小振りで、落花生は不合格でした。結局”KAZU FARM”で何とか収穫できたのは、ナガナス、ブロッコリ、パセリ、メロン(シカに食べられてしまいました?)くらいで、スイカ、エダマメ、落花生は不作でした。大きなミズキの下で、日当たりも悪いのが原因でしょうか。最後のカボチャ(家内の農場です)を収穫しましたが、ちょっと味がどうかわかりません。

 昨年春に植菌したナメコがやっと出てきました。今年はあきらめていたのですが、先週ホダ木を叩いてやったので、目覚めることができたようです?市場に売られているナメコと違って大きくなるそうなので、来週まで様子を見るつもりです。

 25日は小雨だったのですが、ヤマブドウを探して別荘地周辺や裏山を歩いたのですが、一房も採れませんでした。どうも今年も不作のようですね。がっかりです。
カツラの紅葉 サツマイモと落花生 最後のカボチャ ナメコの赤ちゃん?
 先々週の報告で、弓射塚探索の報告をしましたが、近くに”白大竜王”の風穴?があると書きました。その穴の底には小さな祠があり、なぜこんなところに”白大竜王”というネーミングの穴があるのかと、ずっと気になっていました。ところが、最近富士急リゾートの冊子「FUJIYAMA STYLE」に「山中湖の白竜」という昔話が掲載されているのを見つけました。風穴?の”白大竜王”と関係があるのか知りませんが、ちょっと名前が似ているので気になりました。その昔話を紹介します。

 むかし、オウスノミコという力の強い王子がいました。オウスノミコは、妻のオトタチバナ姫をとても愛していました。
 ある日、天皇はオウスノミコに「九州の熊襲(クマソ)を征伐せよ」と命令されました。オウスノミコはすぐに九州に行き、みごと熊襲を征伐しました。この時から、オウスノミコは「ヤマトタケルノミコト」と呼ばれるようになったのです。
 国へ帰ると、今度は「東の国の征伐に行って来い」と命令されました。今度は苦しい旅でした。海はすごい嵐となり、今にも船は沈みそうになったのです。すると、オトタチバナ姫は「和t氏が生みの髪の怒りを静めましょう」と言って、海に身を投げました。すると、海はたちまち静かになり、さらに東へ向かうことができました。そして無事に征伐することができたのです。
 愛する姫をなくしたヤマトタケルノミコトは悲しみをこらえつつ旅を続けた帰り道、明神峠を越えて山中湖の近くに来ました。湖は静かに広がっています。ヤマトタケルノミコトはまたオトタチバナ姫を思い出しました。するとその時、急に明神峠の上に雲が現れました。それはオトタチバナ姫の化身だったのです。
 「ヤマトタケルさま、私はこれからもいつもあなたを見守っています。どうか元気で旅を続けてください。」
 なつかしい姫の声でそう言うと、白い流派山中湖を二つに分けて水の中に消えていきました。それからの後、ヤマトタケルノミコトは白竜に守られて、ずっといくさに勝つことができたということです。白竜は湖に残り、村人たちの守り神になりました。
 村人たちは白竜を祭って、湖の近くに神社を建てました。この社が山中明神です。山中明神の祭典のときには、白い雲が沸き立ち、明神峠から山中明神に向かってしばらくの間山中湖の水が二つに分かれるようになったという言い伝えられています。きっと、白竜が湖を渡っているのでしょう。

☆ 国師ヶ岳と北奥千丈岳登山?: 2009年10月18日-19日 

 18日(日)は好天だったので、国師ヶ岳(2,591m)と北奥千丈岳(2,601m、奥秩父の最高峰)を登ってきました。登るといっても、大弛峠(2,365m)まで車で行って、およそ1時間で山頂に着いてしまいます。とても登山とはいえませんね。本当の目的は登山ではなく、大弛峠まで立派な林道ができたということで、状況を見に行っただけです。案の定、峠付近は車が100台くらい入っており、道路およそ200mくらい、車が道路脇に駐車していました。また、軽装の観光客も目に付きました。峠の反対側の山は金峰山で、こちらの登山の方が多いようでした。駆け足?で戻り、紅葉を見ながらのドライブを楽しみました。

 いよいよ寒くなったので、ストーブの火入れをやりました。薪は昨年の秋からせっせこと貯蔵したので、今年は大丈夫でしょう。ストーブの火は暖かくてよいですね。もうすぐ水抜きの季節になります。

 19日(月)も天気がよく、午前中はイチゴのビニールハウス?の整備をしました。今までは家内が作っていたのですが、雨風でいつもつぶれるので、しっかりしたものを作りました。
南アルプス全景(中央が白峰三山)
 先週報告したヤマブドウでジャムを作りました。それと、製造するとしかられるXXXの製造にもトライしました。製造方法をインターネットで探したので、今年はきっとうまいXXXが期待できそうです?犬の散歩のついでに近くの林を探したら、少しヤマブドウが見付かりました。これはヤマブドウジャムにしようかと思っています。
 山中湖周辺は紅葉が進んできました。来週から見ごろを向かえそうです。秋もまた楽しいですね。

ストーブ イチゴのビニールハウス 濃紺色のダイヤ? ジャムそれともXXX

☆ 弓射塚はいずこ?: 2009年10月11日-12日 

 10日(土)夕方に山中湖に入りましたが、途中は雨がぱらついており、山中湖も午後に雨が降った様子でした。11日(日)は朝から快晴で、早朝は5度くらいまでに冷え込んだようです。外に出てみると、富士山は白い雪で覆われていました。私は始めてみるのですが、初冠雪なのでしょうか?

 天気がよいので、庭仕事はやめて、富士北麓歩きすることにしました。目標は、まだ行ったことのない、また地図にもルートがのっていない”弓射塚”です。車でフジ天の横を通って、精進湖登山道と交差するところで車を留めました。ここから二合目に向かって登り、途中から右へ山道を入ります。以前にこの辺から行けるはずと聞いていました。しばらくは、確かに道があったのですが、すぐに背丈以上もあるスズタケが道を塞ぎはじめました。掻き分けたり、下をくぐったりして、ようやく造林跡地の開けた場所に出ましたが、そこからどっちへ進んでよいのやらわからず、結局ここから戻ってしまいました。もう少しのはずなのですが(また、この先には”白大竜王”風穴?もあるはずです)、残念無念でした!

 その後、2合目まで行って、帰ったのですが、そこで大発見!何とヤマブドウがたわわに実っているのを発見しました。旭日丘の周りでは、昨年ほどではないのですが、あまりブドウの房を見かけないので、今年も難しいかなと諦めかけていたところでした。”山の惠”を頂戴しました。ブドウの粒は大きく、濃い紫色で輝いていました。ただし、採取はまだちょっと早いようで、甘みはなく、すっぱい味でした。これで欲が出てしまい、確か近くの林道にもヤマブドウのつるがあったことを思い出し、そちらを探したところ、ここにも1本だけ房を付けたつるがありました。こちらもありがたく頂戴しました。見つるはあっても、房をつけているものはほとんどありませんでした。量はやや少ないですが、とにかく満足して帰路に着きました。ジャムにするかジュースにするか、それとも”XX酒”にするか、いずれにしろ今年も楽しめそうです。

 12日(月)は、曇り空でした。昨日の奮闘で疲れが出たので、今日は軽い?庭仕事で過ごしました。まずは芝刈りをやりましたが、なかなか難しく、いつも虎刈りになってしまいます。庭のヤマグワ(雄株)が大きくなって、日当たりが悪くなったので、剪定をしました。大きな木に登っての枝落とし作業は、子供の頃を思い出し、とても爽快な気分に浸ることができました。庭には最近たくさんの草花を植えたので、間違って引き抜いたり、土起こしをしたりしないように、名札を作り、草花の横に立てました。これらの作業も結構疲れますね。またまた腰が痛くなりそうです。

初?冠雪の富士山 精進口登山道の旧2合目小屋 ヤマブドウの実 収穫できたヤマブドウ

☆ 雨のち晴れの天気: 2009年10月03日-04日 

 もう10月に入ってしまいました。ミズキの葉が紅葉して、かなり落ち始めてきています。ぺルーのアンデストレッキングの記憶も薄れ始めてきました。早く記録を仕上げなければと、あせっています。

 3日(土)は、早朝は東の空が晴れていたのですが、すぐに雨が降ったり止んだりのぐずついた天気となりました。このため、今日は野良仕事をせずに済むと思い、ほっとしました。午前中は読書とアンデストレッキングの記録作成に励みました。午後は篭坂峠近くのSさんのお宅を訪問しました。行ったときは雨は降っていなかったのですが、1時間ほどすると土砂降りとなってきました。ところが、雨の中を山中の方へ下っていったら、雨はほとんど降っていませんでした。さらに富士吉田方面は道路が乾いており、雨が降った様子もありませんでした。三国山塊の北側は本当に雨または雪の多いところであることを再確認させられました。

 4日(日)は、朝のうちは雲が多かったので、山麓歩きはあきらめたところ、だんだんと晴れ上がり、絶好の野良仕事日和になってしまいました。やむを得ず、いやいやながら庭の整備作業に励みました。お隣のおばさんからたくさんの花をもらったので、それを植えました。きれいな花が咲くということで、来年の春が楽しみです。家内はトウナやホウレンソウの種をまき育てようと欲張っています(右写真)?初冬の収穫ができるとよいのですが・・・


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