Bon Voyage! HOMEMOVIE REPORT > これから観たい映画/1998年10月20日

観たい映画を列挙してみれば・・・

「がんばっていきまっしょい」

タイトルといい、コマーシャルで人気(「なっちゃん」の新人女優役)の田中麗奈のデビュー作という売りといい、女子高生がボート部にかける青春という設定といい、全然行こうと思わない話なのだが、これがえらく評判がいいのだな。今年の邦画で一番の収穫という声もあるくらいだ。そうまで言うのなら、いっそ騙されてみようと思う。→観た、観た、よかったよ!

「愛を乞うひと」

原田美枝子の代表作という前評判しきり。親子の話って、どうも食指が動かないのだが、ピアニストひろこさんが熱心に感動を語るので。→観たよ!

「鮫肌男と桃尻女」

これ、タイトルが秀逸でしょ? 中身がゼロでも、このタイトルだけでも行けば話題にできるってもんさ。でも、いつ公開になるかは知らない。もう試写はやったらしいが。なんとかお蔵入りせずに2週間でいいからコヤにかかってほしい。→観たよ!

「モンタナの風に抱かれて」

これだけ宣伝が入ると行く気をなくすが、もう券を買っているから行く。とにかく馬の話(不倫もあるって? そんなことは知らん)だからな。→観たよ、いい馬だよ。そういえば、

「イヤー・オブ・ザ・ホース」

とは要するに「馬年」。欧米人はけっこう好きらしい。「オレ、1958年生まれなんだけど、ナニ年?」って聞かれるそうだ。それはともかく、ニール・ヤングとクレイジー・ホースのドキュメントをジム・ジャームッシュが撮影したというだけでもよさげ。ただし、もうすぐ上映終了である。→結局、観られなかった。グスン。

「アルマゲドン」

ブルース・ウィリス率いる石油屋が、宇宙に乗り込むってところがいかにもハリウッドっぽい。とにかく、隕石やら彗星やらがぶつかるシーンのど迫力を楽しむには映画館に行かなくっちゃ。→ああ、観てしまった。

「トゥルーマン・ショー」

ジム・キャリーって実は1本も観たことがない。好き嫌いというより、なぜか網に掛からなかった。「マスク」「ケーブルガイ」「ライアー、ライアー」とか一応、知識としてはあるのだけれど。これは、予告編を見る限り、ものすごく期待してしまっている1本なのだが、それだけに心配。→初日に観たよ。

「ハーフアチャンス」

パトリス・ルコント監督の新作はなんとアラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドの2大巨頭が若い娘の父親の座をめぐって争う(かどうかは知らないが、銀行強盗と元軍人という役らしい)。11月には公開されるそうだ。フランスではもちろん人気。→なんと、観損ねた。前売券がムダになっちまった。

(1998/10/20)

text by (C)Takashi Kaneyama 1998