コクワガタに近い種類ですが、小型の雄や雌の鞘羽には
っきりとした条線が見られるためにスジクワガタと呼ばれ
ています。コクワガタより一回り小さく最大で35mmほ
どです。
伊豆諸島では、御蔵島にだけ生息しています。
本州のものと違いはありませんが、大歯型は非常に少なく
まだ、見たことがありません。
ほとんどが20mm以下の小型個体が中心です。
ミクラミヤマクワガタを探していると側溝に落ちているこ
とがあります。
採集されているものはほとんど朽ち木割りで得られたも
ので通常コクワガタの幼虫が見られるような朽ち木の中か
ら見つかります。
その他詳しい生態はよく分かりません。
(左の写真は、歩行中の御蔵島のスジクワガタ♂)