スマートフォンの歴史

プレ・スマートフォン

グリーンウッド氏は2003年から2006年までPalm OSで動くソニーのクリエというPDA(パーソナル・デジタル・アシスタンスClie PEG-NX60)をつかってきた。QWERTY配列ハードキーボード付きである。

ソニーのデジカメで撮影し、メモリースティックに記録した写真のPCへの転送、PCとのスケジュールの同期、モデムを使った旅先でのメール受信、辞書などが一番使った機能だろう。旅先でモデムを使うといっても、最近はデジタルPBXの普及でホテルではほとんど使えない。

ブラウザーでインターネット経由で本サイトを覗いたが低速モデムでは実用にならない。一時MP3圧縮した音楽を楽しんだ こともあるが、iPodに譲った。動画も動かしたことがあるがお遊びの域をでない。WordやExcelファイルをPDAで閲覧、修正することも試みた が、実用にならない。

クリエ

ソニーはクリエから撤退という。バッテリーが劣化したが交換もできない。というわけで後継機をどうするか迷っていた。丁度ソニーのデジカメも落水でだめにしてメモリースティックに記録した写真のPCへの転送も不要となった。NTTdocomoのGPS携帯F661iも電波が来なければ使い物にならないことも分かった。

携帯電話とPDAのハイブリッドがスマートフォンだ。

 

電波について

山や海の救難要請に携帯を使いたいグリーンウッド氏にとって800MHz帯をつかっているNTTdocomoのMovaから離れることはできない。 2012年には運用中止となり、波長が短く光に近い電波をつかうFormaしかなくなる。だからそれまではMovaを大切に使おうと思っている。家族割引 もある。

NTTドコモのFOMA(W-CDMA)、auのcdmaOne、CDMA2000 1x(EV-DO含む)は次第に波長は短くなり 900MHz/1,800MHz/1,900MHz帯のトライバンドとなり、3Gは2GHz帯である。山の中で使うのはむりであろう。

次世代のLTE(ロング・ターム・エボリューション)規格が2010年に発売というが、どうせ山の中では使うには無理な帯域の電波をつかうのであまり意味はないとは思っている。

 

WindowsMobileOS

PHSのウィルコム向けにシャープが開発したW-ZERO3のOSとしてWindow Mobile搭載機を出したが見送った。

2006年にNTTdocomoがOSにWindows Mobile 5.0 Pocket PC Phone Editionを搭載した台湾製3Gスマートフォン「hTc Z」(ズィー)を個人向けにもオンラインで提供するというのでこれを検討してみた。W-CDMAに加え、GSMネットワークの900MHz/1,800MHz/1,900MHz帯のトライバンドに対応し、国際ローミングが可能なHTC Nippon製の3Gスマートフォンである。GSMとはGlobal System for Mobile Communicationsの略でヨーロッパやアジアを中心に100ヶ国以上で利用されており、デジタル携帯電話の事実上の世界標準という。ヨーロッパに出かける者にとっては好都合。

ただhTcZはW-CDMAにも対応しているというので800MHz帯も使えるのかどうか?

QWERTY配列ハードキーボード標準装備、インターフェイスにminiUSBを備え、PCとActiveSyncにより同期を取ることができる。通常の FOMA端末とは異なり、iモードサービスには対応せず、iモード向けWebサイトやメールなどが利用できないというが、メールさえできれば携帯持ってい る人なら誰でもインターネット経由でメールおくれるので問題ない。

CPUにSamsungスタックCPU 400MHz、メモリ64MB SDRAM、128MB ROM、240×320ドット表示対応2.8型透反射型タッチパネル付きTFT液晶、microSDスロットなどが魅力だ。200万画素CMOSカメラ(背面)+10万画素CMOSカメラ(正面)などがついているがどうでもよい。

一時期、スパムメールが沢山入電するようになり、hTc Zに切り替える気力をそがれた。スパムメール入電のための携帯料金は払いたくないからだ。これもプロバイダー提供のフィルターで処理できるようになった。

2009年6月発売予定のマイクロソフトのWindowsMobileOS搭載の東芝製T-01Aを検討してみたがOfficeを最新バージョンにアップグレードしないと アウトルックで作成するスケジュールなど同期がとれないためコストがかかる。

 

iPhone

初めて購入したパソコンがアップル社のマッキントッシュという歴史を持つグリーンウッド氏がその後もiPodなどを愛用している。iPhoneの電波は3Gだ。

登山を毎月しているため万一の怪我などの連絡用に山の中で使える携帯であるdocomoのmovaは手放せない。しかし2012年以後はdocomoも山の中で使えなくなる のでおなじこと。

iPhoneの実物を手にとってつかってみた。一番感激したのはタッチパネル上で親指と人指し指で行うピンチアウトという操作である。Seven Mile Beach Fileと入力するとわがHPはトップに表示される。サファリというブラウザーが働いているようだ。トップページは全体が小さくでボタンを押せない。そこでピンチアウトという操作をすると即拡大表示されるので感激。一番ページの大きいグローバル・ヒーティングの黙示録」も難なく閲覧できる。スライドをpdf化したエネルギーの世代交代ー原発の止まる日ー」も問題ない。横長の画面はiPhoneを横にするだけで画面にしっかりと収まる。

Office95を最新バージョンにアップグレードしないとアウトルックで作成するスケジュールや名簿など同期がとれないのだが、少なくともグーグルカレンダーはiPoneでもすぐ使える。2009/9まで2万円前後の特価である。

アップル社が2008年にdocomoと組まなかったことを残念に思ったが、iPodと一部ダブル投資もしたくない。

 

アンドロイドOSスマホ

<Gメール、グーグルカレンダー>

グーグルのホームページですでに無償で提供されている電子メール(Gメール)、グーグルカレンダーは重宝している。グーグルカレンダーはイベント毎にオプ ションでReminderに事前警告時間を入力しておけば携帯にメールしてくれる。必要ないときはそう入力すればなにもしない。 クロームというブラウザーはまだ試してない。ワープロ、スプレッドシート、プレゼンテーションはPC上で使用してみたが実用に耐えるいものだとの認識があ る。Gメールには学士会からの転送サービスからのメールは入らないが、直接のものは殆どはいる。たまに入らないのは何故か不明。

 

<Gメール、グーグルカレンダーをiモード携帯でつかう問題>

iモード携帯でもhttp://gmail.com/と入力し、グーグル・アカウントに登録したIDとパスワードを入力すれば、 Gメールのリストが閲覧でき、読みたいものだけダウンロードして読める。また携帯への転送機能も便利だ。旅行に出かける前にセットするば全て携帯にも入る。ただiモード携帯ではメールの250字数制限で多数のメールに分割されてわずらわしい。

またグーグルカレンダーはiモード携帯では閲覧できない。http://www.google.com/calendar/にアクセスしても規定外の信号受信といってフリーズする。

iモード携帯でもhttp://www.google./と入力して検索し、インターネット閲覧はできるが、おもちゃ程度でほとんど無意味である。我がHPのトップページすらメモリーオーバーである。

 

<WindowsMobileOSとiPhoneの問題>

WindowsMobileOSやiPhoneはOffice95を最新バージョンにアップグレードしないとアウトルックで作成するスケジュールや名簿な ど同期がとれない。使い慣れたOffice95をアップグレードするインセンティブはない。しかるにグーグル/スケジュールはアンドロイド搭載携帯からリ アルタイムで更新可能となる。というわけで2009年8月28日アンドロイドを購入。いままでのmovaの電話番号はそのまま引継ぎ。i-modeは解約 した。現行のモーバのファミリー割引 は継続した。

アンドロイドOS携帯に関する詳しい説明は独立ページでどうぞ。

October 31, 2006

Rev. March 21, 2017


トップページへ