スパムメール・ブロック

2007年末頃から1日に100通ものスパムメールが入りだした。プロテクションの不充分な方のメーリングリストからわがアドレスが漏れてしまったのだろう。日本語もあるがほとんど英語だ。大手プロバイダーが一斉に採用した25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking)*で日本発はなくなったというから、日本語も含め、外国から発信されているそうだ。65%は中国発だそうだ。日本の業者が利用しているとのこと。

スパムメールの送り手は盗んだ都度メールアドレスを分解してパーツを乱数表で組み合わせて「なりすまし」アドレスを作っているらしく、アウトルックの送信者禁止機能はほとんど役に立たない。 送信者禁止禁止一覧表にうっかり友人のアドレスを登録してしまうと大切な友人からのメールが削除済みアイテムに入ってしまう。これを逆用して削除済みアイテムにはいったメールだけを読み、受信トレイを一括消去する手もあるとは思うが、今度は受けたいアドレスを全て登録しなければならず、それも面倒だ。

メールアドレスを変えればしばらくは断ち切れる。しかし遅かれ早かれ、プロテクションしていない誰かのPCから我がアドレスが漏れるだろうからメールアドレスを変えず「おまかせフィルタ」で対処してみよう。 それにアドレス書き換えなど友人に面倒をかけることになる。

というわけでその都度、消していたが、対処が面倒になり、プロバイダーのスパムブロック・サービスを利用しはじめた。まず「おまかせフィルタ 」を利用している。おまかせでブロックしてくれるのが24時間で69件、通過してしまうのが46件だ。

送り手はブロックされているか分からない仕組みになっているので対抗策はとれない点は評価できる。

このフィルタはベイズの定理を使っているのだろうか?

ブロックされたものはバイヤグラ、出会い系サイト関係の広告、通過したものはレプリカの時計・バッグ類、DVD、消費者金融関係の広告などである。使用初めの数日間、必要なメールがブロックされていないか監視していたら、一件だけ広告付きで配信されるニュースがブロックされていたので、これのみ受信可能とした。

通過したものは自分専用のマイフィルタにブロックしたいドメイン名をせっせと100件登録してみた。100のドメイン名でダブリがあったのは1件のみであるからかなりむなしい作業である。そしてついに自分のドメイン名が使われているのをみて、ドメイン名の フィルタは中止し、タイトルだけ使っている。たとえばタイトルにBREAKING news、msnbc.com、Viagra、penis、Replica、Weekly top news、Weekly NEWS、Daily news、bedroom life、night life、Greate power、nude、pilles、肉体交流などを含む場合にカットと登録するのだ 。

*プロバイダーのインターネット接続サービスを利用して送信される迷惑メールの殆どは、送信先のメールサーバーへ25番ポートを利用して直接配送されてい る。25番ポートブロックとは、ウイルス感染者や迷惑メール送信業者が、プロバイダの送信メールサーバーを利用しないで、自分のパソコンまたはサーバから故意あるいは無意識に行う大量メール送信を防止する対策である。

January 19, 2008

Rev. August 18, 2008


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