ニュ−ジ−ランド大自然の旅9日間
近畿日本ホリディ 
2001年1月1日〜1月9日
1月6日〜1月9日
 PART5:ミルフォ−ドサウンド
1月6日午前7時過ぎにホテルを出る。ガイドは昨日と同じ清水さん。ワカティプ湖は空から見るとS字形をしており、クイ−ンズタウンはその真中に位置している。ミルフォ−ドサウンドは地図で見るとワカティプ湖の北端であるが、サザンアルプスに防がれており、我々は正四角形の三辺を走ることになり、本日は約12時間の日程になる。ワカティプ湖を右に見ながら、6号線を南下し、94号線を西行して、テ・アナウに着く。このテ・アナウから西部はフィヨルドランド国立公園で本日のミルフォ−ド・サウンド以外にも多くのサウンドと呼ばれるフィヨルドが入りこんでいる。またテ・アナウ湖の北端からマッキンノン峠を越え、羊歯の茂るブナ林道を歩く3泊4日(前後泊いれて5泊6日)のミルフォ−ドトラックは一日最大80名しか入山させない事もあって、評判が良く、本年も1月〜3月は昨年の10月には、予約が一杯になったとのことです。
  ミラ−・レ−クは前に茂る木々や光背の山群を見事に鏡のように反対に映し、小さな看板のMIRROR LAKEの字も上下反対に書かれていた。ナルホトの谷の道路脇の自動車の付近には悪戯者の山鸚鵡ケアが飛来してきていた。モンキ−クリ−クでも小休憩し付近の風景を見学。道路崩れも多いところとのこと。ヒラリ−卿が岩登りの稽古をしたクリスティナ山は白雪を山頂に抱いている。すると突然、広大な崖壁が出現した。昔はこの崖壁を越え郵便物を運んだそうである。素彫りに近い、やっと2車線の暗いホ−マ−トンネルをゆっくりと通過。もう、ミルフォ−ドは近い。キャビズムを見学する。ブナの小路が通じており、七葉、八葉、クラウン羊歯が生い茂っており、丸いつるつるした岩が流れの早い清流の中に転がっている。12時半頃、ミルフォ−ドに着く。
 船室には既に幕の内弁当が用意されており、食事を済ませて、甲板に出る。真正面には600mのそそり立つ崖オ−バ−ハング。一番狭いコパ−ポイントを過ぎると、左は1692mの海面からそそり立つ山では世界一高いマイタ−・ピ−ク、そして右手にはライオンに似たライオン岩。船はタスマニア海に出て、また引き返す。船は大きく揺れる。シ−ル・ロックではニュ−ジ−ランド・ファ−・シ−ル(オットセイ)が数匹昼寝をしていた。頭数は段々減少しているとのこと。スタ−リング滝では船は滝のそば近くに寄る。滝しぶきの大歓迎を受ける。少し深江になったハイソンズ・コ−ヴから見るベングロ−ブ山(2014m)には氷河が太陽の光できらきらと光っていた。約1時間40分の観光船による見学である。

 我々17名のうち、8名くらいの人は飛行機を利用してミルフォ−ド空港から40分くらいでクイ−ンズタウンへ。私たちは往路の道をバスで。7時30分ホテルの食堂で食事をし、街へでる。
 
ミラ−レ−ク キャビズム キャビズムの羊歯
ホ−マ−・トンネル オ−バ−ハング スタ−リング滝
オ−バ−ハングと遊覧船 タスマン海 マイタ−・ピ−クとライオン岩(奥)
クライストチャ−チ アルパイン号の旅
テカポ湖 と マウントクック マウントクック と クイ−ンズタウン
北島オ−クランド と ロトルア テカポ湖エア−・サファリ
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