ニュ−ジ−ランド大自然の旅9日間
近畿日本ホリディ
2001年1月1日〜1月9日
1月4日〜1月5日

  PART3:クライストチャ−チからアルプス街道を通り、テカポ湖。エア−サハリでMT・クックへ

1月4日7時20分ホテルを出発。4ヶ所のホテルとB.Bで乗客24名。添乗現地ガイドは秋代さん。クライストチャ−チを出ると、周りは羊が草をはむ風景が続くカンタベリ−大平原。その国道1号線を走る。牧場を囲み、防風林やポプラそしてラジアタ松の並木が続く。イギリスからの入植者が在来の森林を伐採し牧場にしてきたので、ニュ−ジ−ランドでは原生林が22%までに減少し(日本は25%くらいとか)、この国は一時、自然が無いに等しい状態になった。そこで多くの樹木が植林され成功したのがラジアタ松である。今ではこの国の主要な輸出品となっている。王子製紙が北島東岸中部ネピア市の名前からネピアティッシュとして、開発発売しており、ニュ−ジ−ランドから日本への輸出の第3位である。日本からの輸出第1位は中古自動車である。
 羊は春先に毛が刈られており、そのせいか一昨年英国湖水地方を観光した時のような羊が物凄く目立つという印象はない。また、羊製品の売れ行き不振から、一時8800万頭いたのが4500万頭に減っており、低コレステロ−ルを喧伝されて鹿の牧場が目立っていた。鹿牧場の垣根は羊の倍くらい(2m)ある。79号線に入ると起伏のある高原となるので、牧場風景が美しくなる。GERALDINEで、休憩する。そこで、偶然K夫妻に会う。アランダ−ルあたりから南アルプスの白雪が見られるようになり、国道8号線を暫く走行して、突然ミルクブル−の湖面を湛えたテカポ湖〔標高710m)に到着した。湖に面して小さな教会とバウンダリ−犬の像が立っている。1935年この地方の開拓者によって建てられた石造りの『善き羊飼いの教会』の中から、十字架を中心にしてみるテカポ湖の風景は素晴らしいの一語。予約をとられた湖畔レストランでのサ−モン丼(18ドル)、冷えた飯で旨くなかった。

 

アランダ−ルより 開拓者を守ったバウンダリ−犬 善き羊飼いの教会
教会の内部よりテカポ湖を 教会内部 テカポ湖
テカポ湖からは、エア−・サハリを利用し、サザン・アルプスや氷河を真じかに見学し、約1時間40分の飛行(1割引で198ドル)である。飛行機は10数人乗りで各席は窓に面している。真近に見る雪をかぶった山肌や氷河の風景は素晴らしい。飛行機に乗らなかった数人の人をのせて、バスはタスマン川の河岸のグレンタ−ナ空港で我々を待っていた。飛行機から降りてバスに乗り、マウントクックに向かった。ハ−ミテ−ジホテルの玄関は観光客を乗せた数台のバスで混雑していた。我々のバスは裏口に回り、担当者から案内をうけ、それぞれの部屋に入った。ホテルは高台にあり、全室がマウントクックに面しており、部屋からの眺めは素晴らしい。しばらく休んだ後、近くのトレッキングコ−スに行く。アメリカやオ−ストラリア、ヨ−ロッパの人々が目だって多く日本人も多い。
 
教会とテカポ湖 エア−・サハリ クリックすると バス車窓よりマウントクックを
クライストチャ−チ アルパイン号 の 旅
マウントクック と クイ−ンズタウン ミルフォ−ドサウンド
北島オ−クランド と ロトルア テカポ湖からのエア−・サファリ
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