2006年8月22日（火）
ベルゲン空港からストックホルム・ア−ランダ空港に13：35に到着。荷物を受け取り、出口に進みバスを待つ。そのときに大雨が降ってきたのでしばらく待機し、小雨を待ち専用バスに乗る。しばらくすると雨も止み、途中熟年の日本人女性ガイドF.Kさんが乗り込み、まずドロットニングホルム宮殿の見学に向かう。今年の北欧は数十年ぶりの酷暑で木々の緑が少し黄ばんで元気がありませんとのこと。バスを降り、宮廷劇場（1766年に建設され、1922年再開され18世紀のままの装置が現在も使われている劇場）を外部より見学し、広々と広がったバロック庭園を見た後、宮殿の2,3階の見学をガイドさんの案内でする。撮影は禁止されている。
入口ホ−ル、ひとこぶ駱駝の絵画のある一層北護衛詰め所、緑の間、エ−レンストラ−ルの間、ヘドヴィグ・エロノ−ラの寝室、ロヴィサ・ウルリ−カの図書室、中国の間 などの見学。
| ドロットニングホルム宮殿： |
16世紀すでにこの地には王族の庭園があったが、ドロットニングホルム宮殿として工事がはじめられたのは17世紀中期。ニコデミウス・テシン親子の設計。18世紀中期までに増築・改築がなされ現在の三階建て220室の宮殿が完成しています。
プロイセンから嫁してきたロヴィサ・ウルリ−カ（1720〜82）はバロック調の内装をロココ調に改装整備し、また庭園に中国離宮を建設しています。グスタフ6世アドルフの逝去後1973年宮殿は一般に公開されました。庭園はバロック庭園とイギリス庭園に分かれています。1981年より王室一家が宮殿の南翼部にお住まいになっておられる。1991年宮殿、中国離宮、宮廷劇場および宮廷公園環境が世界遺産に指定されている。 |
| ストックホルム： |
その後、ストックホルム市庁舎の見学。内部には入らない。ストックホルムは水の都であり、市庁舎はメ−ラレン湖畔にあり、宮殿か古城かと思われる建築で1911年オストベリの設計。
内部の大広間では毎年12月10日にノ−ベル賞受賞祝賀晩餐会が開かれることで有名である。
ついで、車窓より中央駅、百貨店プブ（若き日のガルボが店員として働いていた）、コンサ−トホ−ル、セルゲル広場、国会議事堂を見ながら、そしてストックホルムの眺望の良い場所フィエルガタンで写真撮影をしたのち、ストックホルム発祥の地ガムラ・スタンに向かった。 |
| ガムラ・スタン： |
| ガムラ・スタンは石畳の道で王宮、大聖堂、大広場を中心に漆喰と石で造られた歴史的な建物が並んでおりガイドさんに連れられ、にぎやかな繁華街の狭いヴェステルロングガ−タン通り散策し大聖堂、王宮などを外部見学した。フインランド教会の裏庭には全高14cmの鉄の少年像があり頭をなでると願い事が叶うとのことでピカピカに。大広場にはノ−ベル博物館があり、ノ−ベルの顔の刻まれたチョコ−レ−トが有名で、ノ−ベル賞を受賞された田中さんもたくさん買い込まれたとのこと。1袋購入する。 |
| シリア・ライン： |
シリア・ラインの待合所が遅くなると、込み合うとのことで、早い目に行く。待合所ではム−ミンが歓迎。時間が経つにつれ人、人の群れで待合所は一杯になってきた。パスポ−トなど必要かと指示に従い用意したが、不要で乗船券の照合のみであった。
シリア・フェスティバルは非常に大きな豪華客船でデッキは9階あり、４階が出入り口２階、３階、５階、６階が船室になっており７階にはレストラン、ナイトクラブ ８階は免税店、香水専門店、カジノ、会議室 ９階にはパノラマバ−があり、車は３階のカ−デッキに。船内での使用通貨はユ−ロとスウエ−デンクロナですが、両替所があり、クレジットカ−ドが使えます。部屋は海の見えるシリアクラスでした。夕食はいわゆるヴァイキング方式で銘々好きなもを取りに行きます。種類は非常にたくさんありました。午後８時半からの指定席での食事でしたが、その席の次の予約は９時半となっているため、少し忙しい感じ。食事の終わる９時半ころにはすっかり日も暮れてバルト海の島々は月明かりの中に暮れていました。免税店は大きな場所で品物も非常に多く酒類、チョコレ−ト，菓子類、衣服、玩具、アクセサリ−などがあふれていました.
ちなみにシリア・ラインのこの時期の夜便のシリアクラス料金は144EC(金曜日は248EC）、キャビンなしは20ECである。 |
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