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その3
ゴ−ルデンル−ト、ガイランゲルフィヨルド、ゾグネフイヨルド

2006年8月19日(土)
 通常のツア−コ−スには、あまり含まれていない
トロルスティ−ゲン(トロルの梯子段という意味)を走り、ソグネフィヨルドの玄関口にあたるオンダルスネスへの往復。
  ホテルを出てしばらくフィヨルドの横を走り、少し上った展望台でフィヨルドを上から見る。EISDALからLINGEへ、フエリ−でソグネフィヨルドの支流を渡る。
 トロルスティゲンの全貌が見れる展望台に歩く。くねくねと曲がる道と滝の眺めはすばらしいが、この道をバスでと考えると少しは怖い感じ。展望台の周囲には可愛らしい花が咲いていた。
 トロルスティゲンは11ものスピンカ−ブがあり、非常に道幅も狭く、バスの両側は断崖でカ−ブのたびにヒヤヒャものであり、運転手に拍手喝采。
 
 オンダルスネスでは、子供たちのお祭りトロル祭りが行われていた。ノルウエ−民話の妖精トロルの服装に扮装し、親たちがお化粧の手伝いをしていた。
 オスロから列車でガイランゲルに入るときにはこのオンダルスネスに来て一泊し、ガイランゲルにトロルスティゲンを通っていくことになる。
 
 ガイランゲルホテルでの連泊。
 
 ノルウエ-民話の妖精トロル:
  その姿は人間に似ているが、尻尾があったり、鼻が長かったり、耳が大きく、また一つ目もある。魔法を使い、人間を石や色々の物にしたりしますが、また一面だまされやすいともいわれます。リレハンメル冬季オリンピックの開会式で子供たちが妖精トロルの物語を展開してくれましたのを想い出します。

2006年8月20日(日)
 
 ガイランゲルフィヨルドの観光:
朝8時出航のガイランゲルフィヨルドの観光。かなり大きな船舶で日本語のアナウンスもあります。コバルトブル−の海面が岩肌が多く緑が展開する山々を映し出し、多少この旅行のタイトルの《神秘の北欧》が伺われました。途中には七人姉妹の滝を見ることができます。ガイランゲルフィヨルドは、ソグネフィヨルドに較べて幅が狭く、両側の岩壁が間近にあり、そのことにより大迫力であるのが特徴のようです。岩壁の至る所から、たくさんの滝が流れています。風が強くなったりして、セ−タ−やウインドブレ−カ−などを用意して下さいと旅行前の電話で添乗員さんからお聞きしていましたが、幸い20度くらいの気温で、その必要も無くデッキ上で大半の時間を過ごしました。約1時間のクル−ズで、ヘルシルトに着きました。船着場の近くにヘルシルトの滝が幅広く流れていました。

 その後、60号線道路をホ−ニングダ−ル、オルデン(ブリクスダ−ル氷河に行くにはここから入っていきます。)と走り、シェイホテルで昼食をとりました。そのあと、
ヨステダ−ル氷河の見学をしました。池の上の崖の上に表面を青き映し出す氷河を遠目に見ることができました。

 マンヘレルからフォドネスにソグネフィヨルドをフエリ−で渡り(20分位)、ボルグンドのスタ−ヴ教会の見学に向かいました。ボルグンドは予定に入っていませんでしたがロムの教会に入場できなかった代替として添乗員が努力して、手配してくれたのです。
 
 ボルグンドのスタ−ヴ教会:
ボルグンドのスタ−ヴ教会はロムの教会よりも建設は古く、12世紀中期とのことです。外観上は私には、ロムよりもずっとヴァイキング当時の面影が強いのかと思いました。建設当時の状態から、構造上あまり大きな変化が加えられていないとの事です。内部は暗らかったのですが、太い丸太スタ−ヴが何本(12本)も立ち、中世の石の説教壇や洗礼盤があり、主門と両側にひとつづづ、門があり、主門の側板には蛇や龍の装飾が施されていました。

 ボルグンドの教会の見学後、ラルダ−ルホテル(町の中心部から20分くらい離れて)に午後4時半に到着しました。広い裏庭がフィヨルドに面したホテルで、気持ちよく夕暮れのフィヨルド風景に親しみました。幾人かの人は町に買い物に出かけられ、またサ−モンの養殖を見られた人もありました。

2006年8月21日(月)
 10時と出発が遅いので、数人の人と連れ立って、町のス−パ−に行きました。ビ−ルを購入。TOBURG(ビ−ル)330ml3本11.5クロ−ネとレストランの値段と比べ非常に安かった。
 ソグネフィヨルドの観光:
ラルダ−ルからグドヴァンゲンまで、バスで移動し30分ほど売店で過ごし、列を作り、船に乗る。ソグネフィヨルドの支流となるネ−ロイフィヨルドのグドヴァンゲンからアウランフィヨルドのフロムへの約2時間のソグネフィヨルドの観光です。
 ここの船舶はガイランゲルのそれよりも小さく、船上デッキは前と後部に小さくあるのみで、先着の人で占められ、写真やビデオを撮るのに多少の苦労をしました。ガイランゲルのそれに比べ狭い船上デッキしかありません。ガイランゲルフィヨルドに比べフィヨルドの幅は広く、両側の断崖から線を描くように滝が流れ落ちています。日本語の観光案内アナウンスもありましたが、中国のそれのほうが目立っていたように思う。船は途中で同じソグネフィヨルドの支流アウランフィヨルドに向きを変え、フロムに向かう。海鳥が水面の上を飛んでいるのもここは海に連続しているということを感じさせてくれる。ソグネフィヨルドは世界一長いフィヨルドで長さ204km、推進尾一番深いところは1308mとのこと。
 
 午後1時半フロムの小さな波止場に着く。波止場をでると、そこはフロム鉄道のフロム駅です。
 
 昼食をフロムの波止場から近いFERETHEIM HOTELの食堂でとり、フロム鉄道の乗車時間まで、土産店やフロム博物館で過ごしました。
 
 フィヨルドについて:
  フィヨルドは氷河の産物で、氷河時代に数千メ−トルも降り積もった雪が融けずに固まり、氷と変化し、この氷が自分自身の重みでゆっくりと底にある地面を深く鋭く削り取りながら山の斜面をくだり、深いU字、V字型の谷(氷食谷)を形成し、そこに海水が浸入することに形成された入り江がフィヨルド(峡谷)である。約100万年前の北欧は厚さ1000mを超える氷河におおわれていたと。
 ノルウエ−のフィヨルド:
1:ガイランゲルフィヨルド 2:ソグネフィヨルド 3:ハダンゲルフィヨルド 4:リ−セフィヨルド が有名である。

  
トロル 展望台からガイランゲルフィヨルド トロルスティゲン トロルスティゲン
トロルスティゲン ノルウエ−民話の妖精トロル オンダルスネス オンダルスネス
ガイランゲル ガイランゲルフィヨルド 三姉妹の滝 ガイランゲルフィヨルド
ガイランゲルフィヨルド ガイランゲルフィヨルド ガイランゲルフィヨルド ガイランゲルフィヨルド
ヘッレシルト滝 ヨステダ−ル氷河 ブルグンドのスタ−ヴ教会 ブルグンドのスタ−ヴ教会
ブルグンドのスタ−ヴ教会 ブルグンドのスタ−ヴ教会 ラルダ−ル グッドバンゲン
ゾグネフィヨルド 七人姉妹の滝 ゾグネフィヨルド ゾグネフィヨルド
ゾグネフィヨルド ゾグネフィヨルド ゾグネフィヨルド ゾグネフィヨルド