1:デンマ−ク 3:2つのフィヨルドとロルスティゲン 4:フロムからベルゲン 5:ストックホルムとシリアライン
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その2
オスロ、リレハンメル、ダレスニッパ、ガイランゲル

2006年8月17日(木)
 6時10分、早朝の専用バスによる出発。2000年に建設されたコペンハ−ゲンとスウェ−デンのマルメの間の海底トンネル(約4分)海上橋(約12分)を通り、スウェ-デンのマルメに。その後、E6(ヨ−ロッパ道路)をひたすらオスロまでバスで走ることになる。コペンハ−ゲンから船を利用してオスロに入ると楽なんだが、結果的にオスロまで10時間近くかかったがこりゃ無理だぜ。途中、ウッデバラの小奇麗なレストランで昼食をとる。午後3時半オスロに着く。
 オスロ:
 オスロの現地ガイドは中年女性のJさん。皆さ--ん、この画は、この風景はすばらしいですよ--- との口調でやや鼻につく。オスロ国立美術館で目玉のエドヴァルド・ムンク(1863−1944)の「叫び SKRIE」(1893)などを解説を受けながらの鑑賞。撮影は禁止されている。
  ついで市庁舎で写真ストップ。王宮などオスロ市内を車窓より見学。オスロは坂の都市で退社時間でもあったが、行きかう人も多く、車窓からの見学も疲れもあったのかもうひとつ印象が少ない。オスロ最後の見学はヴィ−ゲラン公園。
 ヴィ−ゲラン公園(フログネル彫刻公園):
 ヴィ−ゲラン公園(フログネル彫刻公園)はグスタヴ・ヴィ-ゲラン (1869-1943) がデザインした広大な公園で、計650体の彫像からなる、老若男女191もの花崗岩の群彫像が配置されている。中央のモノリッテンは高さ17m、総重量260トンの花崗岩からできており老若男女121体もの人間が刻まれている。彫像は人間の一生を表現しているとこのと。人生の輪廻、縮図。人それぞれの感じ。
 
 その夜はオスロ郊外のきれいなアメリカンスタイルのTHON TRIADENホテルに宿泊。ノルウエ−のビ−ルの高いこと、デンマ−クのおよそ倍くらい。

2006年8月18日(金)
 
8時ホテルを出発。運転手はドイツの青年で夏のシ−ズンをオスロに滞在しての出稼ぎとのこと。22日のベルゲン空港まで運転してくれた。ダレスニッパ展望台への道、トロルスティゲンなどの狭いヒヤヒヤの道を見事な運転。

 リレハンメル:
ヨ−ロッパ4番目の広さのミョ−サ湖を車窓に見ながらヨ−ロッパ道路E6を走り、ミョ-サ湖の終点にあたるリレハンメルに10時30分到着。リレハンメルは1994年2月に冬季オリンピックの開催地で《環境にやさしい》をテ−マにオリンピックを開催した。昼食後、45分くらい、市内をぶらり散歩する。リレハンメルは小さな可愛らしい町で子供たちを中心に催しをしていた。その後、ジャンプ競技場に行く。リフトに乗る(40クロ−ネ)。ジャンプ団体、日本チームは最終ジャンパーの原田雅彦選手が105m以上飛ぶ、つまりよほどの失敗ジャンプをしなければ優勝が決まるはずであったが、結果は97.5mであり銀メダルに終わった会場である。ジャンプ場の点下台のところにそのときの記録が展示されている。眼下にはミョ-サ湖が眺望できる。

 ジャンプ競技場で少し時間を多く取ったためか、
ロムのスタ−ヴ教会には5分くらいの違いで教会内に入れなかった(8月16日より午後4時まで)。しかし、添乗員の努力で8月20日にボルグンドのスタ−ヴ教会の見学ができるようになった。添乗員も大変なんですね。

 スタ−ヴ教会:
  ヴァイキング時代の9世紀、ハラ−ル1世が872年ノルウエ−を統一しキリスト教を取り入れ各地に教会の建築に勤めた。しかし教会の具体的な姿が、わからなく、中央に尖塔を、屋根の石瓦には木をうろこ型にきり代用した。優秀な外洋バイキング船を作った技術が、丈夫な木造建造物を作り上げた。スターヴとは太い柱のことで、地中に直接に、内柱を立てその上にヴァイキング船をかぶせたような屋根をおき(ヴァイキングが発明した竜骨構造により)、外側に流れ屋根をつけ、壁柱に壁板をつけた。門枠にはヴァイキングのデザイン装飾をほどこし、屋根には十字架と共に、彼らの土俗的信仰の象徴である竜頭を棟飾りにつけた。時代が下るにつれ外に回廊や、両横にバシリカ大聖堂風の十字形部分を増築した。バシリカスタイルで一段と見栄えの良くなったボルグンド、ゴル、ロムのものが有名である。
ソグネフィヨルドの支流奥地ウルネス(ラルダ−ルからいく)に1130-1150年頃に建てられた板張りのウルネスのスタ−ヴ教会が世界遺産に指定されている。

 ガイランゲルフィヨルドを眺望できる
ダレスニッパ展望谷は非常に道幅の狭い道路(有料)でヘアピンカ−ブも多く、また道路ガ−ドレ−ルも少なく(以前は全然無かったとのこと)ヒヤヒヤの連続。運転手は見事に登坂してくれた。この道路は気候条件で閉鎖されることが多いとの事である。展望台からのガイランゲルフィヨルドの写真は下に。

 午後6時過ぎにガイランゲルホテルに到着。フイヨルドに面した瀟洒なホテルで、食事はいわゆるヴァイキング。波止場まで散策し、船の出航風景などを見る。
 
ウッデヴァラ オスロ国立美術館 オスロ国立美術館 オスロ国立美術館
ヴィ−ゲラン 男と女 オスロ市役所 ヴィ−ゲラン公園 ヴィ−ゲラン公園

ヴィ−ゲラン公園

ヴィ−ゲラン公園

ヴィ−ゲラン公園

ミョ-サ湖 リレハンメル リレハンメル ジャンプ競技場
ジャンプ台 ロムのスタ−ヴ教会 ロムのスタ−ヴ教会 ロムのスタ−ヴ教会
ロムのスタ−ヴ教会 ロムのスタ−ヴ教会 ロムのスタ−ヴ教会 教会内(絵葉書) 教会内(絵葉書)
ダルスニバッハ展望台 ダルスニバッハ展望台 ダルスニバッハ展望台よりガイランゲルフィヨルドを展望 ダルスニバッハ展望台
ガイランゲルホテル ガイランゲルホテル ガイランゲルホテル ガイランゲル