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三日目(1998年5月16日)  アグラ

インド旅行記

タージ・マハール! 
旅の大きな目的の場所。1983年に世界遺産に登録された。世界の7不思議の一つに数えられている。
想像以上の大きさと美しさ、それを作り上げたという現実に圧倒された。
1653年の建造物であるが、300年を経た古さを感じさせないのがすごい。
どんな設計図で、どのように指揮をして作り上げたのか、それにも興味がある。
ウスタド・アフマド・ラホーリーという人らしいが、この建物建造に携わった人々が、インドのこの地に新たな文化を生みだしたことは間違いない。

しかしなによりも、気温47度はすごかった。思考力がなくなる。感動が半分にされてしまった。インドの街を走ると、至る所で木陰に寝転がり、じっとしている人をたくさん見たが、その必要性が分かる。
とても仕事ができる気温ではない。ところが、外がそれほど暑いのに、建物の中に入るとひんやりと涼しい。
インドの遺跡などの、建物の石床を裸足で歩くと、大理石のところが他の石作りのものより温度が低い大理石は、より快適な住空間を作る上での、必須条件であったのだ。
ところがこのすばらしい建物も近年の大気汚染により、汚損と劣化の危機にさらされているという。
人類は、ものを作り上げ、そして壊そうとしている。

バルコニーから、ヤムナ川を撮影していると、インド人が声をかけてきた。写真を撮ってくれという。
縦横一枚づつ撮ってやった。カメラはNIKONの最新型。「ナイコン?(ニコンといっては通じないのだ)グッドカメラ」というとうれしそうにしていた。私のカメラは年代物のオリンパスOM−1。
もう25年前の代物である。いちおういいカメラだとほめてくれた。(知っているのかな?)
インドの南の方からきたというその紳士は、この地方の人より色が黒かった。
日本の京都を写真に撮りたいといっていた。最初は物売りかなと疑ってしまったが、東京へも行ったことがあるという。相手も英語は片言で、こちらももちろん片言で、必要以上の会話はできないため、逆にお互いが言いたいことが感じで伝わりあう。

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(南の楼門)
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(ヤムナ川:タージ・マハールより
)
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(若いカップル)
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