「おなか健康!不老の秘訣!?」
  とし坊 の読んで得する健康情報Back No.28  

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2001.04.29

  〜食べすぎは肥満に直結・刺激さけ消化よい物を
     ------−-------US Health News 
▼タイプの問題
     体が血糖あるいはグルコースをきちんと使えなくなる状態、それが糖尿病。
     タイプIは、通常若年層が罹り、体の血糖制御を助けるホルモン性物質、インスリンを取る必要がある。
    このタイプは、血糖値をコントロールするのに必要であるインスリン分泌を体が全く止めてしまので、グルコースあるいは血糖値が長期にわたって高い場合、目や腎臓、神経組織、循環組織などに合併症を引き起こすことがある。
     タイプIIは、通常成人が罹り、体がインスリン耐性になってしまい、たとえインスリンが正常に循環していても細胞が血液から糖を取り込み難くなってしまっているタイプ。
    タイプIIは、最も一般的なタイプ。体重を少なめに維持し、運動を続ければ糖尿病に罹る危険性も低くなる。
▼タイプIIの危険性が増える
     太りすぎている場合、タイプII糖尿病に罹る危険性は急増する。タイプII糖尿病の治療には薬を使うより、食習慣を変えるよう、またよく動くようにすること。
▼ライフスタイルを変えること=危険性低下
     ADA2000定例サイエンス・セッションで発表になった報告によると、タイプII糖尿病は食習慣並びに運動習慣に関し、ライフスタイルを変更することで予防できるということです。
     「ライフスタイルのちょっとした修正が、タイプII糖尿病に罹りやすいグループの発症率を58%も減少する」。
▼抗酸化剤は欠かせない
     糖尿病の合併症は、酸化ダメージによるもの。抗酸化剤を多く摂取すれば、糖尿病患者の目や腎臓、循環、神経組織への障害を少なくすることができる。
     抗酸化剤は、ビタミンCやE、カロチノイド、αリポ酸のような栄養素で、組織を破壊する分子(フリーラジカルと呼ばれる)による細胞や組織に対する酸化ダメージを防ぐ。
▼クロムと血糖
     クロム研究の第一人者、リチャード・アンダーソン(Richard Anderson)博士が10件以上の研究を分析したところ、その過半数で、クロムにグルコース耐性、および/あるいはコレステロール値を改善する有効性があると裏付けられた。
▼食生活と運動がカギ
     平均的アメリカ人の野菜を食べる割合は、3日ごとに1回。「野菜、果物に目を向けることが重要」と述べ、1日に少なくとも5杯分(多いほど良い)食べることを薦める。「新鮮な野菜、果物には食物繊維が詰まっており、しかも脂肪はない」のだから。
     いろいろな種類の食品を食べることは、誰にとっても重要なこと。特に糖尿病患者には欠かせない。「いろいろ食べること。小麦類か米ばかり毎日食べてはいけない。自然食品を食べ、加工食品を止め、毒性のないオーガニック食品を食べることが望ましい」。

    日本や中国、またアフリカの数カ国では、糖尿病の罹患率は低いのですが、これは動物性食品より植物性食品を多く取り、活発に動き回るから。

▼自分の健康をコントロールする
     糖尿病に罹らないようにするには、自分の健康に責任を持つこと、それだけなのだ。
 上記の記事にも記載されている様に、糖尿病に罹らない為には、体重を自分でコントロールする食生活が最も大事であること。野菜果物を食べること。そして抗酸化食品が有効であることが、読み取れます。
 そしてサプリメントを利用するにしても、高品質のものを選ぶことです。特に私も愛用しているところの商品として、「ジュースプラス」はお奨めです。 野菜果物を意識して多く取るにはかなり努力が必要ですが、それを補うだけの効果が期待できますし、血液検査等にてその効果を具体的な数値として実感できる優れものですので、高品質のサプリメントをお探しの方は、検討してみては如何でしょうか?

■私が集めた「ジュースプラス」に関する日本語翻訳情報
とし坊 の健康に良いと思う商品情報!


2001/04/23
 聖マリアンナ医科大学泌尿器科教授の岩本晃明氏らの研究グループは、1997年から取り組んできた「日本人正常男性における生殖機能調査」を完了。日本泌尿器科学会のポスターセッション(4月16日)で結果を発表した。この調査は、子供がいる若中年男性と一般の若い男性とで、精液濃度や精巣の大きさなどを比較。若年者の方が精液濃度が低い結果を得た。

 精液1mlあたりの精子の数は、妊婦のパートナー(平均年齢31.8歳)では平均1億2090万個、男子大学生(平均年齢20.4歳)では平均7170万個と、大きな違いがあり、世界保健機関(WHO)が定めている総精子数の正常下限(4000万個)未満の人の比率も、妊婦のパートナーでは5.6%、若年の男子大学生では9.8%と、男子大学生の方が多かった。

 結果の解釈には、禁欲期間などに違いがあり、注意が必要になりそうだということであるが、妻帯者と独身者との食生活との関わりについても無視できないものがあり、プラスチック容器に入った加工食品をレンジでチンする機会の多い独身者は「環境ホルモン」を多く摂取しているという事を加味する必要があると思うのは私だけだろうか?

   ------厚生労働省/トピックス/医薬局 (2001.04.03)
  厚生労働省は、遺伝子組換え食品及びアレルギー物質を含む食品に関する表示についての関係省令等の改正について、各都道府県に対して通知を行った。
 「遺伝子組換え食品」については、平成13年4月1日から安全性の審査が義務化され、併せて表示の義務化も実施される。

 「遺伝子組換えの表示の方法」は、遺伝子組換えのものと非遺伝子組換えのものを分別した生産・流通管理が行われていない場合は、「遺伝子組換え不分別」などの表示が義務づけられ、分別して生産・流通管理がなされている場合は、「表示不要」または「遺伝子組換えでない」などの任意表示となる。

 今月4月から「遺伝子組換えの表示」が義務化されたのですね。 でも「分別して生産・流通管理がなされている」場合は、「表示不要」または「遺伝子組換えでない」などの表示となり、消費者の目に触れなくしているのは、関係団体の意向が強く、不安を煽ることの無い様にとの配慮とは思いますが、ちょっと不満が残りますが、皆さんは如何お考えでしょうか?

2001/04/16
     BizTech医療・介護・バイオ 2001/04/12 
 乳酸菌を母子2代にわたって摂取すると、アトピー性皮膚炎の発症率を半減できることが、フィンランドTurku大学小児科のMarko Kalliomaki氏らが、明らかにした。
 今回の調査は、約150人の母親とその子供を対象に、プラセボ対照二重盲検試験を行って明らかにした。 この研究は、幼少時から乳酸菌など腸内の常在菌叢(フローラ)のバランスを改善する菌、所謂善玉菌を優勢にすることで、アトピー性疾患の発症を予防するという仮説に基づいている。

 と、記事は伝えているが、約10年の100%乳酸菌0.6gを愛用した経験から云っても、そんなことを今ごろ判ったのという感じであるが、でもこの様に善玉菌の効果が免疫力の改善に効果があるという臨床データが積み上がることは、非常に結構なことである。

 今回の記事によれば、胎児の両親の一等親以内の親族に、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、アレルギー性喘息の患者が一人以上いる場合を「アトピー性疾患の発症素因あり」と定義して、発症素因がある胎児の母親を無作為に2群に分け、一方に乳酸杆菌属のLactobacillus GG株(LGG菌)カプセル、他方にプラセボを、出産予定日の2〜4週間前から毎日投与したという。
 子供が生まれた後は、授乳中の場合はそのまま母親が服用を続け、人工栄養の場合は水に溶いて与え、生後6カ月まで続け、子供が2歳になった時のアトピー性疾患発症率を比較した結果、LGG菌の服用は1次予防には極めて効率が良いことがわかったと伝えている。

     BizTech医療・介護・バイオ 2001/04/08 
 日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎治療問題委員会(竹原和彦委員長)は4月6日、患者相談システムの中間報告を発表した。2000年7月7日〜2001年3月31日までの相談件数は1504件で、アトピー性皮膚炎の治療や生活指導など一般的な相談が中心だったという。

 この記事によれば、相談内容を分析し、目立ったものとしては

    1. ス テロイドの副作用を尋ねるものが  18%
    2. 特殊療法のぜひを問うものが      14%
    3. 医療機関の紹介依頼が         8%
    4. 相談に対する結果報告・お礼      7%
    5. プロトピック軟膏に関する相談     5% というものであった。
 今回の発表で患者相談から明確になった問題点としては、
    1. 患者が主治医に対して質問すべきことを質問していない。
    2. 依然として小児科ではIgERASTまたはプリックテストのみの結果で食物除去を指示している。
    3. ステロイド外用薬やプロトピック軟膏に関して誤った副作用情報が流布されている。
    4. 不適切治療(民間療法や特殊療法)による健康被害の訴えが多い(脱ステロイド療法を含む)。
    5. 医療不信あるいは医療への信頼性の低下が伺える。
 上記、2件のBizTechのニュースから伺うことが出来るのは、アトピー性・・・という病気は、原因不明な病気という意味を含んでの病名なのですが、基本的には免疫疾患からくるものなのですから、一時的な対処療法で対応して直そうと思っている患者の方にも原因があると思います。
 添加物の少ない食事や、アレルギー性食品の排除を意識しながら、善玉菌を増やすような食事を行って体質改善を目指すことですし、その為に良質な健康食品を利用することも必要であると感じます。

 その為には、やはり患者自信が、病気に対する情報をもっと持って治そうとする長期的な取り組みが必要でしょうし、医師も薬だけの治療というものから、人間が持っている自然治癒力を上げる為の処方を患者に伝えべきです。
 といっても、大学で西洋医学しか勉強していない医師に、そんなことを期待しても無理なのかもしれませんが、医師との会話を通して、その辺の知識がある医師なのかを見極める患者の眼力も必要なのではないでしょうか。
     BizTech医療・介護・バイオ 2001/03/26 
 北海道大学大学院農学研究科微生物資源生態学分野教授の横田篤氏の研究グループは、同大学応用菌学分野教授の冨田房男氏らと共同で、乳酸菌が、細菌や腸管細胞にとって毒性が強い胆汁酸を菌体内に取り込み蓄積する性質を持つことを明らかにした。

 詳細は、京都市で開催されている日本農芸化学会で3月25日に発表される。


2001.04.09
 「健康」とは? 改めてこう問われると、答えに窮するのですが、このサイトの「健康感」は、人の生きがいや尊厳といった人間的見地からの視点で「健康」を捉えおり、これからのあなたの「健康感」を見つめなおす為に、非常に有効なものとなるページです。
 「健康」とは病気でない状態ということには違いないのですが、病気を予防することこそが健康であると考えても、ちょっとしんどいものがあります。又一方では、大半の方がそうである様に、自覚症状さえなければ健康には無関心で、不摂生な生活習慣に陥りっていながら、それを改めもせず、いったん病気を抱えると医療へ盲目的に依存し、失意うちに、生きる意欲を失ってしまう方をよく見かけます。
 何のための「健康」なのか、目的が不明確のまま、ただ単に健康志向に走りっても、長続きがしないのも事実です。

 病気を目の仇にした健康を考える時代は終わりにし、これからの超高齢化社会において社会的にも味がある高いクオリティ オブ ライフ(生活の質)を持つ人生を刻んでいくための一つの手段として、このような人生を支える望ましい心と身体の状態であるという視点で「健康」を捉えたときに、「健康」とはどうあれば良いのか、自ずと見えてくる様にも思います。

 そんなヒントが見つかることが大いに期待できるサイトです。

▼ミレニアムヘルスフォーラム推進委員会 委員長 水野 肇 氏の「健康観革命」

  • クオリティ オブ ライフ(生活の質)を支える“健康”
  • 新しい“健康”は、自立した強い意志と主体的な行動によって実現する
  • 人としての尊厳ある“死”
  • 健康であることは社会への義務、人々が健康であることは社会にとっての大きな財産
  • 自分の健康は自分で守る!
新しい健康観
  1. 人生80年時代を生きる!/青山 英康氏(岡山大学名誉教授)
  2. 「健康日本21」 施策について/佐桝 進氏(厚生省保健医療局 地域保険・健康増進課長)
  3. 医療保健、介護保健の財政破綻を救う「健康づくり」/田中 一哉氏(国民健康保健中央会 企画部長)
  4. 生活習慣病対策、健康教育のポイント/辻 一郎氏(東北大学医学部 教授)
  5. 健康長寿日本一の町 −なぜ?/三浦 大助氏(長野県佐久市 市長)
  6. 健康づくりは楽しく。サラリーマンやOLを救え!/渡辺 俊介氏(日本経済新聞 論説委員)
  7. 長野県の保健行政について/小林 文宗氏(長野県 衛生部長)
  8. 「共感できる医療」へ/鎌田 実氏(諏訪中央病院 院長) 
  9. 「長野モデル」とこれからのテーマ/飯島 裕一氏(信濃毎日新聞社 編集委員)

2001.04.02
  ------asahi.com・「くらし」<2001年3月25日朝日新聞より>
 大豆、トウモロコシ、ジャガイモ……。輸入の遺伝子組み換え作物でつくる食品の包装に、4月から表示が義務付けられる。実際に制度が導入されても、スーパーやコンビニでは「遺伝子組み換え」と断り書きした商品には、なかなかお目にかからない。食品メーカーは口をそろえて「原材料を組み換えでないものに切り替えた」というが、本当に組み換え食品は姿を消してしまったのだろうか?。

■日本の場合、生の野菜は、一応組み換えと関係なさそう
■「表示なし」のみそは非混入

     豆腐は、表示あり。「味噌」は表示あるものと無いものがる。組み換え作物の入っている可能性があれば、表示しなければならないので、表示していないのは使ってないことと解釈。
     「コーンスナック」は、一応表示有り。
■ジャスコは自社製品のみ表示
     フライ類は、かりっと仕上げるため、「コーンスターチ」を主な原料に使うことが多いから、表示の対象になる。
     コロッケに使われる大豆たんぱく、焼きおにぎりのしょうゆ、ガムの甘みに使われるトウモロコシ……について、ジャスコは、「組み換え不分別です」「含まれている可能性があります」と表示することにしたというが、他のスーパーは、表示されていないものが多い。
■「主な原料」以外は表示義務なし
     今回の表示制度では、加工食品の「主な原料」に、組み換え作物が混じっている可能性がある場合は、表示が義務があるが、「主な原料」でなければ表示は義務づけられないということにあり、組み換え作物が含まれているかどうかは、消費者には判らないことになるという。
     ジャスコは、表示義務のない油やしょうゆ、水あめなども、自社製品に限って表示することにしたというが、組み換え作物が含まれている可能性があるのは54品目もあるが、表示が義務づけられているものは6品目しかないという。
     表示制度はあっても抜け道がるので、ごく少量ずつ、様々な食品に混じっているとも言える。
■「遺伝子」の言葉を嫌う食品業者
     消費者の動向を見極めたうえで、食品の製造業者らがこぞって原材料を組み換えでないものに変更した為に、「組み換えでない」「組み換え不使用」など、無関係さを主張するものだらけになったというが・・・。
■先取りで切り替え
■目立たなくなる?
     不使用表示であっても『遺伝子組み換え』という言葉はマイナスイメージがある為に、積極的には使いたくないという心理が働いており、最近では表示そのものを目立たない様にしているという。
■国内の外食産業組み換え表示対応
     遺伝子組み換え食品を使っていないので、各社とも積極的な表示はしていないという。
■遺伝子組み換え食品と表示義務
    表示の責任を負うのは、加工食品の場合、製造業者、加工包装業者または輸入業者であり、スーパーや小売店など販売する側や、外食産業、飲食店には義務がない。
  ------asahi.com・「くらし」<2001年3月23日朝日新聞より>
 遺伝子組み換え食品のターゲットがコメに向けられている。病気予防や健康増進をうたうが、拒否反応も根強い。 この辺の最新情報についてのレポート。

■同じ味で低たんぱく――腎臓病患者向け

     日本たばこ産業(JT)と欧州企業の合弁会社の「オリノバ」は、腎臓病患者向けの、低たんぱく食としての需要を見込んだ遺伝子組み換え(GM)米の開発に取り組んでいる。
     オリノバのGM米は、米に含まれるたんぱく質の主成分「グルテリン」を75%減らした。普段通りにご飯を食べても、たんぱく質の摂取量を減らすことができるというもの。
■特許料支払いはイヤ――国産へ官民本腰
     日本で安全性が確認されたGM食品は、7種類(29品種)。国内で栽培している作物はなく、食用油や加工食品の材料などに輸入されている。その7種類とは、大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿、ジャガイモ、テンサイ、トマト。
     海外で「GM作物を食べさせる動物実験で免疫力が低下した」「アレルギーを引き起こすのでは」といった研究報告などがあったことから、GM作物への不安や拒絶反応が広まった。
     上記安全性が確認されたGM作物は、主に米国やカナダの企業が開発し、その生産技術の特許を取得しており、日本で栽培する場合、日本側は米国企業に特許料などを支払わなければならない。
■鉄分やアミノ酸強化――貧血や高血圧に
     最近、消費者向けに「病気予防」や「栄養強化」などを打ち出したGM作物が注目されている。
     『貧血予防米』、『血清コレステロール値低下米』、『高血圧予防米』、『花粉症予防米』、『糖尿病予防米』、『歯周病予防米』等も 研究中であり、いずれ市場に登場するかもしれない。
■消費者や農家は抵抗感
     「GM米が認められたら日本で作られる可能性が高く、健康に被害を及ぼす可能性があるGM作物がますます暮らしに近付くことになる」と心配する消費者団体が「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」を展開中。
  ------asahi.com・「くらし」<2001年3月23日朝日新聞より>
 昨年末に改訂された「日本食品標準成分表」(旧科学技術庁資源調査会編)の野菜の栄養成分を分析したところ、ビタミンCが半減しているものもあることがわかり、 専門家からも「野菜の旬を大切にした食べ方を大事にすべきだ」という意見も出ている。

 成分表の研究を続けている女子栄養大学の吉田企世子教授によると、 ホウレンソウ100g中のビタミンCはこの約40年間で100mg(三訂版)から65mg(四訂版)、さらに35mg(五訂版)へと約1/3に減っているという。

■年中あっても栄養価に差

     「三訂版から四訂版への減少は、栄養価の高い東洋種から、西洋種と交配させたものへ品種が変わった為で、五訂版の減少は夏にもホウレンソウが出回るようになったのが主因」と吉田教授はみる。
    冬のホウレンソウは栽培に2カ月以上かかるのが、夏は約1カ月という短期間で育つ上、夜の気温の高さでビタミンCのもととなる糖質が分解されてしまうからだという。

     コマツナやブロッコリーなどもビタミンCが減っている。
     冬の大根、夏のトマトなど旬を考えて野菜を使うことが勧められるが「同じ品目でも九州と北海道では旬の時期はずれる。一口に旬といっても以前よりも時期が長くなっているおり、旬がわかりづらくなっている背景も考慮しなければならないという。

  ------asahi.com・「くらし」<2001年3月22日朝日新聞より>
 ホウレンソウに含まれるビタミンCが、20年前の半分に――。昨年末に改訂された「日本食品標準成分表」(旧科学技術庁資源調査会編)の野菜の栄養成分を、女子栄養大学の吉田企世子教授が前回のものと比較して、判った。

■夏場のホウレンソウは栄養分が少ない

     1982年発行の4訂版と比較したところ、ビタミンCはカリフラワーなど5品目で増加したものの、ホウレンソウなど15品目で減少。鉄やカルシウムは、増加した品目と減少した品目がほぼ同数だった。
     夏場のホウレンソウは冬の半分の期間で育つため、吸収される栄養分が少ない 。

2001.03.26
 このサイトの情報は、4つのコーナに分かれております。
  • 人類が登場する以前から存在した発がん物質
  • がんの一番の原因は喫煙と食事
  • 喫煙で確実に高まる肺がんのリスク
  • 肉食中心からバランスのとれた食事への転換がポイント
 このサイトの情報を掻い摘んで、纏めてみました。
 重要なポイントは、偏った食習慣が発ガン促進の要因となること! なのですが、これが容易に理解されていないことが、ガンの罹患率・死亡率が年々増加することの背景に有るものと思っております。
 「発がん因子」や「発がん促進因子」が、体内に取り込まれると「活性酸素」を発生させて、正常細胞の遺伝子を攻撃し、傷をつけてしまい、ガン化の芽となる異形細胞をつくることになるのですが、これを防ぐ機能も人間の体にはあるのですが、それが野菜・果物等の食べ物に強い作用があることが明らかになってきております。
 がんの予防を目的に、20年ほど前に国立がんセンターが、「がんを防ぐための12か条」を提唱しているのですが、その12か条のうち8項目が食生活に関するものであることからも、いかに食事とがんの間に強い相関関係があるかが判ると云われていますが、この指標は、抽象的なものである為に、解釈の仕方によっては、全くその意味をなさない様に、私は思います。ちなみに、このサイトを見て自分流に甘く判断してみてれば、「私は大丈夫!」と判断される方が100%になるのではないでしょうか。 そんな指標だから、ガン患者が一向に減らないのでは? 皆さんは如何お感じになりますか?
 もっと具体的な指標が、1997年7月、「世界がん研究基金」と「米国がん研究財団」による、「Food,Nutrition and the Prevention of Cancer:a global perspective」(食品、栄養とガン予防:世界的展望)のタイトルで670頁に及ぶ膨大なリポートなのです。 これについては下記をご参照下さい。

 喫煙がかなりの高率で、ガン化のリスクを高めることは、よく云われている事ですが、禁煙しても15年くらい経たないとその影響が拭えないとするデータも有るということから、如何に強烈なものなのかを認識することが重要ですが、喫煙者に限って「ガンになる?私は長生きなどしなくても太く短く生きますから。」と、周りのものへの迷惑を全く頓着しない人が多いのは困ったことです。 自分の健康は自己責任の範囲なので、どうしようと結構なのですが、煙が周囲の人の健康を害していることに頓着無いのは、全くけしからぬ事なのです。

≪「発がん物質を避ける生活」からの抜粋≫

  • 人類が登場する以前から存在した発がん物質

     日本人の死亡率のトップとして、20年間も「がん」が君臨しているのですが、それでもまだまだ罹患者数(りかんしゃすう)、死病者数共に年々増加しています。
     発がん物質というと直ぐに「たばこ」 や「食品添加物」などを連想しますが、カビ毒やワラビなどは、人類の誕生以前から存在しており、人が火を使うことで物が燃えると発生する「ベンツピレン」や「アミノ酸加熱物」などの発がん物質は、もとから有ったというわけです。

  • がんの一番の原因は喫煙と食事

     がんの原因の3分の1は喫煙に、そして食事も原因の3分の1を占めている。具体的な発ガン因子の代表は、たばこのタールや排ガスに含まれている「ベンツピレン」、肉や魚を焼いたときに出来るたんぱく質の焼け焦げに含まれる「ヘテロサイクリックアミン」など。また、そのほかには「紫外線」や「放射線」。
     そして、肉食に偏った食習慣、動物性脂肪や塩分の摂り過ぎ、過剰なストレスも発がん促進因子となる。
    「発がん因子」や「発がん促進因子」に共通するのは、体内に取り込まれると「活性酸素」を発生させること。この活性酸素は、正常細胞の遺伝子を攻撃し、傷をつけてしまい、ガン化の芽となる異形細胞をつくることになる。

  • 喫煙で確実に高まる肺がんのリスク

     1日の喫煙本数が多いほど、更に喫煙開始年齢が低いほど、がんになる危険性が高い。1日に50本以上吸う人は、吸わない人の約35倍も肺がんになる確率が高い。禁煙してから1〜4年で肺がんで死亡するリスクは半減 し、15年くらいたってようやく吸わない人と同じ程度のリスクまで低下する。

  • 肉食中心からバランスのとれた食事への転換がポイント

     がんの予防を目的に、20年ほど前に国立がんセンターが、「がんを防ぐための12か条」を提唱しており、その12か条のうち8項目が食生活に関するものである。
     最も重要な発がん物質である「ニトロソアミン」は、毎日食べている食品や、食品と食品の食べ合わせで出来てしまう。こうした食品や食べ合わ せに注意することは大切だが、もっと大切なのはがん抑制の働きがある栄養素を積極的にとること。
     β-カロチン、ビタミンC、ビタミンEには抗酸化作用があり、活性酸素を抑制してくれること。
     肉食を中心とした高たんぱく、高脂肪の食事は、大腸に長い時間便をとどまらせることになり、腸壁を傷つけたり、発がん物質を生成し易い。大腸がんの予防には食物繊維を積極的にとること。
     要は、高たんぱく、高脂肪に偏った食事を避けて、肉、魚、野菜、キノコ、果物、豆類などいろいろな食品をバランスよく食べるように心がけることが大切という。

≪関連情報≫


2001.03.18
     ------「皮膚予防研究会
 このサイトの云わんとする事は、薬は一時的に使っても良いが、根本的には人間が持っている自己治癒力を機能させて、病気を発症させないようにすることであり、その為には腸内細菌の善玉菌の力を借りれば良いのであると云うことの様ですね。
 薬を使えば、副作用があるが、自己治癒力にはその心配が無いということで、この自己治癒力を増強することが、最も良い治療法であるということを云っていると思います。

 この事に関しては、慢性便秘対策の為に100%乳酸菌・4000億個をほぼ毎日取り入れることで、善玉菌優勢の腸内環境として、老化を防止し(当人がそう信じています。)免疫力の劣化を防ぐ為に、約十年来実践してきた結果、お蔭様で同年代の方より、外見的には歳より若く見えている(と、自分では思っています。)事や、風邪も引き難くアトピー症や花粉症とは無縁の生活が送れていることと、自己分析しております。

 我高2の娘も、上記の考え方を含め医食同源を実践すべく、薬を用いることなく、複数の野菜・果物をベースにしたある種の健康食品を利用することで、アトピー症も軽減できております。

 やはり、「おなか健康」が、健康の基本であると思います。

≪「アトピー性皮膚炎の根を絶つ腸内浄化」からの抜粋≫

 腸の中の乳酸菌が減り悪玉菌が増えると食物が消化されず便秘、宿便あるいは下痢となり、おなかに有害な毒素を作ります。そしてその毒素が血液を汚してしまいます。・・・・

・・・・現在私達のおなかの中には農薬、食品添加物、水道水中の塩素、更に抗生物質等、科学合成物質の汚染で善玉菌が減り、それらに強いウイルスやカビ菌をはじめとする有害菌が異常に増え、乳酸菌が減少しています。・・・・

・・・・おなかの中は毒素で充満し、その毒素で血液を汚しているのです。その血液の汚れを子供達は皮膚から痒みや湿疹として排泄しアトピー症状を起しているのです。・・・・

・・・皮膚の新陳代謝が衰えると、皮膚からの排泄ができなくなり、その血液の汚れが内面に障害をおこしはじめ、肝臓、腎臓、糖尿病、高血圧、癌等の成人病の大きな要因となります。

≪関連情報≫


「野菜と果物の抽出物が高齢者におけるリンパ球のDNAに対する損傷を減少させる」(論文掲載誌:「NUTRION RESEARCH」)

2001.03.16
   → Health Media 

 1月13日東京工科大学で、公開講座--バイオ最前線「人は何歳まで生きられるか?」が開催され、相磯秀夫氏(同大学学長)、軽部征夫氏(東京大学国際・産学共同研究センター・センター長)が講演された、そのレポート記事。

▼”長寿の夢”、その前に食糧の枯渇

    120歳まで生きられる可能性は立証されているが、人口増加、熱帯雨林の消失、耕地の砂漠化等により、新世紀に誕生した子供たちの”長寿の夢”は食糧源の枯渇、飢餓による衰弱死により夢のまた夢になろうとしているという。
▼遺伝子組み換え、アレルギーを引き起こす可能性で一騒動

    飢餓を防ぐためにも遺伝子組み換え技術による食糧の増産が必要とはなるが、その遺伝子組み換え食品については、安全面での十分な検証が行われていないために、その対応が今後は多いに問題になるであろう。
▼迫りくる食糧危機、問われる遺伝子組み換え食品の是非

    食糧危機と遺伝子組み換え食品の問題は、人類につきつけられた課題であり、30年後の人口増加と食糧枯渇の前にいやおうなく選択を迫られることにはなる。しかし、現在の遺伝子組み換え食品のマイナスイメージを払拭するために、大手の遺伝子組み換え食品企業は、消費者サイドに立って、「栄養強化」という面へ方向転換しつつあるというが、飢餓を克服する為にも、今後数十年かけて、人類は自らの体で遺伝子組み換え食品の検証を行うという道を選ばざるを得ないのでは?。
▼活性酸素の発生を抑えると寿命が延びる

    冬眠した動物は長生きする。これは活性酸素の発生を抑えるためである。身体には活性酸素を排除する防衛機能も備わっているが加齢と共にその機能が落ちてくる。活性酸素を除去する作用は食品にもある。抗酸化作用を持つビタミンCやEを多く含む食材である。果物や緑黄色野菜に含まれるカロチノイド(色素)も役に立つが、農薬散布された食材だと、逆に活性酸素を過剰に発生させかねない。
▼カロリーを制限すると老化が遅れる

    Science誌'99年/8月号でも紹介された例として、カロリー摂取量を減らしたネズミは他のネズミと比べ、 50%も長く生きたという。
▼「飽食」か「適食」か、地球レベルの問題に

最も長寿な職業は、解脱してから1,800キロカロリーくらいしか摂らない禅宗の僧侶か。カロリー制限すると、活性酸素が出にくくなり、老化の速度が遅くなるためという。 低カロリー食の効用は寿命を延ばすこと以外に他の疾病の改善にも関与しているといわれる。寿命に「節食」が深く関与しているならば、遺伝子組み換え技術で30年後の食糧危機に備えるか、この「適食」で長寿への夢をつなぐのかの選択が迫られる時期が到来しつつある。

≪関連情報≫

  ------------------日経ビジネスオンライン

■とし坊のWebのつまみ食い/「長寿の秘訣」 




2001.02.22
▼仏の狂牛病は、いろいろな対策を嵩じているにもかかわらず増えているという事実。原因は、骨肉粉飼料に拠っていたというが、91年以降、完全に禁止したその後も、普通の飼料だけで飼育された子牛からも病気が発生して事例からも、食料と母体から胎児への伝染だけでは説明がつかないという。専門家は第三の伝染形態として、牛の糞を通じて牧場の土壌そのものが汚染されてしまっていると仮定し始めているという。こうなっては、何を食べて良いのかが判らなくなりパニックになるのも頷けます。

▼この狂牛病が、ヤコブ病として人間をも発病させていたことが判明したという。フランスの権威、ドミニック・ドルモン博士によると、アルツハイマーと呼ばれていた病気のいくつかは、狂牛病の異種であることが分かるようになったという。

▼英国・ローウェット研究所のプシュタイ博士率いる研究班が、マツユキソウから取りだしたレクチンという蛋白質を作る遺伝子を抽出し、ジャガイモに組み、ラットに食べさせたところ、脳、肺、腸などの重量が減少し、免疫システムにも障害を起こしたという。いま盛んに話題になっているところの遺伝子組換え技術が、人間を含めた規模での地球上の生態系に重大な変化をもたらす危険性について解説している。
本来自然条件下では結合されるはずのない遺伝子同士が、これら組換え技術により組み換えられた場合、どのようなアレルギー症候群が人間に多発するかもわからないという。またそれらを食べ続けたとき、自然に人間が有していた自己治癒能力や抗体などに与える影響が非常に懸念されるとなると、巻変え方を変えれば、これはすごく重大というよりも、人類存続の危機に瀕しているのかもしれません。


   ------厚生労働省 







2001.02.18
  ------asahi.com・「くらし」<2001年2月16日朝日新聞朝刊より>
 今年も花粉の季節がやってきました。昨年に続いて大規模な飛散量になるという予測です。私には実感が無い「つらい症状」を少しでも和らげる方法について、専門家や独自の対策をとっている人の対策方法の紹介記事です。

■飲み薬や点眼・点鼻薬で

     専門医によると、@レーザーで鼻の粘膜の一部を固める方法、スAギのエキスを注射し体を慣らして症状を抑える「減感作療法」、B投薬の3つの方法がある。
     今から可能な対策は、投薬が中心で飲み薬は効き始めるまで1〜2週間掛かる。症状が出ていれば、即効性のある点眼、点鼻薬による処方となる。
     レーザーを使う方法と減感作療法は、来年に向けての対策となり、これらには健康保険が使えるようだ。
■工夫して自衛、「クリーンルーム」も
     花粉症歴27年の東京都国立市のナオキさん(52)が、4年前に自分流の対策を編み出して、苦しみから開放されたという方法は、塩水による鼻洗浄。詳細はホームページ・「花粉症にはこれが効く」で!

     名古屋市西区にすむ村木久雄さん(45)は、徹底した自衛策として、空気清浄機を2台使い自分専用の部屋を作り無菌室ならぬ無粉室をつくっているとか。

開催期間:2001年2月14日〜4月15日
 花粉症歴27年の東京都国立市のナオキさん(52)が、4年前に自分流の対策を編み出して、苦しみから開放されたという方法の紹介のページ。



 時間は掛かるかもしれませんが、私は「腸内細菌」を活性化した方法を提案致します。添加物の少ない食品を摂り、食物繊維を多く含む献立を考え、「善玉菌」を多くする食生活を心がけてください。そして「腸内細菌」による免疫力の向上を目指して体質を改善してみてください。
 そんなヒントが見つけられるページを紹介致します。

乳酸菌が作り出す物質には、すごい薬効がありO157から肝臓病まで撃退
“寄生虫感染者にアレルギー疾患はない。  
●『 ビオチン アレルギー性皮膚炎の乳児に投与し、改善も
●『スギ花粉症に共犯者も? 排ガス大気汚染説 「食の洋風化」影響か

≪関連情報≫ 

●とし坊の分野別情報・「アレルギー関連情報」 
 

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