「おなか健康!不老の秘訣!?」
  とし坊 の読んで得する健康情報
No.20 【禁煙・喫煙 関連情報】


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2006/08/20
たばこは美容の敵 若い女性に国が禁煙キャンペーン  
  http://www.asahi.com/health/news/TKY200608180446.html
   ----asahi.com 健康 健康・生活 2006/08/19 
 厚生労働省が来年度から 「たばこは美容の敵」を合言葉に、20〜30歳代の女性向けに新たな禁煙キャンペーンに乗り出す。
04年の厚労省の調査では、成人全体の喫煙率26.4%(男性43.3%、女性12.0%)で、男性は前年より3.5ポイント下がっているが、女性は0.7ポイント上昇し、対策の必要性が指摘されていた背景が有る。
 化粧品会社の調査では、喫煙者は非喫煙者よりシミやくすみの原因となる色素「メラニン」が約5歳分早く増えることが報告されており、また、歯が黄色っぽくなったり歯茎が黒ずんだりするといわれ、こうしたデータを盛り込み喫煙が美容の大敵であることを訴え禁煙意識を高める。

2006/07/23
たばこの毒、細胞内ではダイオキシン並み 山梨大研究
  http://www.asahi.com/health/news/TKY200607130104.html
   ----asahi.com 健康 健康・生活 2006/07/13 
 山梨大医学工学総合研究部の北村正敬教授(分子情報伝達学)らが、米学術誌「キャンサー・リサーチ」15日号に発表したところによれば、たばこを吸うと、猛毒ダイオキシンが大量に体内に入った時と同じ反応が細胞内で起こるという。

 ダイオキシンが体内に入ると細胞にある受容体(カギ穴)にカギが入るように結びつき細胞を活性化させて毒性を発揮する。
 国が定めているダイオキシンの1日の許容量は、体重1kg当たり4pgだが、市販されているたばこ1本分の煙を溶かした液体を使い、マウスを使い反応を調べたところ、国の基準の164〜656倍のダイオキシンが受容体に結びついた状態に当たる活性がみられ、タール量が多いと活性も高くなる傾向が出たという。


2006/07/09
しわの多い喫煙者は肺疾患のリスク大 
 http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20060622hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/06/22
 英王立 Devon & Exeter病院のBipen Patel博士が、医学誌「Thorax」オンライン版6月14日号に発表した研究によると、顔にしわの多い中高年喫煙者は、しわの少ない喫煙者に比べ、慢性閉塞性肺疾患(COPD)にかかる可能性が5倍であるという。

▼原文
 :Extra Wrinkles a Bad Sign for Smokers


2006/06/03
たばこ肺疾患、チェックシートで早期診断 
  http://www.asahi.com/health/news/TKY200605290215.html
   ----asahi.com 健康 健康・生活 2006/05/29 
 肺に炎症が起き、酸素と二酸化炭素を交換する肺胞が壊れたり、気管支が細くなったりする病気で、咳や痰、息切れなどが主な症状で、静かに進行し、やがては呼吸不全になる、慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、たばこでリスクが高まる。
 この「COPD」の早期診断チェックシートを相澤久道・久留米大教授(呼吸器・神経内科)らが作った。
 このチェックシートは世界家庭医学会が認定したものを、相澤教授らが訳したもので、対象は40歳以上の喫煙者(過去喫煙者も含む)で、年齢やたばこの本数、体重を身長の2乗で割った肥満度指数(BMI)など8項目38点満点となり、17点以上だとCOPDの可能性が高い。
  http://www.ar266fp.com/
   ----昭和30年代生まれのバリバリのおっさんである「toku」さんのページ 
 昭和30年代生まれのバリバリのおっさんである「toku」さんが、友人の死をきっかけに禁煙。 それから一念発起。禁煙とダイエットに挑戦し、このような情報サイトを立ち上げたとのことで、禁煙に挑戦したいと思っている方、必見のサイトです。

自己紹介文:
 禁煙宣言では、管理人の禁煙体験や禁煙とたばこに関する様々な情報をご紹介しております。
 禁煙に悩む皆様!一緒に禁煙宣言いたしましょう!  どうぞよろしくお願いいたします!(^^)


2006/04/23
受動喫煙で糖尿病リスクが増大 
 http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20060414hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/04/13
 米アラバマ大学医学部助教授でバーミンガム退役軍人局医療センター研究員のThomas Houston博士らが、英医師会誌「British Medical Journal」の4月8日号に発表したところによれば、米国人男女4,500人を対象に15年の追跡研究を行った結果、受動喫煙が糖尿病リスクを増大させる可能性もあることが示された。
1日1箱以上の喫煙でEDリスクは4割増 
  http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200604/500185.html
     日経メディカル オンラインHot News 2006/04/12 
 オーストラリアのシドニー西南地域ヘルスサービスのChris Millett氏らが、Tobacco Control誌2006年4月号に報告したところによれば、平均年齢37歳のオーストラリア人男性約8000人を対象とした大規模調査の結果、喫煙本数が1日20本を超える男性の勃起不全(ED)リスクは非喫煙者の1.39倍になるという。

 日本たばこ(JT)の2005年の調査によると、日本人男性の喫煙率は45.8%、うち「毎日吸う」と回答した人の平均喫煙本数は22.3本/日であり、他国に比べ潜在的なED患者が多いことを示唆するという。

▼論文の原題:「Smoking and erectile dysfunction: findings from a representative sample of Australian men


2006/04/15
喫煙者の心筋梗塞は3倍 厚労省研究班の調査 
  http://www.asahi.com/health/news/TKY200604120130.html
   ----asahi.com 健康 健康・生活 2006/04/12 
 磯博康・大阪大教授(公衆衛生学)らの厚生労働省の研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)が纏めた4万人規模の11年間の追跡調査によれば、喫煙者は吸わない人に比べて、男性で3.6倍、女性で2.9倍ほど心筋梗塞(こうそく)になり易いという。
 禁煙すると2年以内に病気のリスクが下がっており、禁煙の効果は大きいという。
間接喫煙の子どもは病原菌に感染しやすい 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/nh/nh_news/426217
   ----日経ヘルス ニュース 2006/03/30 
 イスラエルのベングリオン大学のデービッド・グリーンバーグ博士(小児科学)らが、雑誌「臨床感染病」の2006年4月1日号に発表したところによれば、5歳以下の子ども200人を対象にした調査結果において、間接喫煙をしている子どもは、病原菌に感染し易いとことがわかったという。

2006/01/29
「たばこの煙」とは→有毒な大気汚染物質 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060128ik07.htm
     Yomiuri-Online・・ 医療と介護 医療ニュース 2006/01/28 
 米カリフォルニア州政府は1月26日、全米で初めて、たばこの煙を、自動車の排ガスに含まれる物質などと同列の「有毒な大気汚染物質」と位置づけ、健康被害を警告していくことを決めた。同州大気資源局によると、火を付けたたばこから出る煙は、ベンゼンやヒ素などの有害物質同様、「死や深刻な病気の原因になりうる大気中の有毒物質」と定義される。

2006/01/22
喫煙がもたらす関節リウマチの機序が明らかに 
 http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20060119hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/01/20
 カロリンスカ研究所(ストックホルム)の研究チームが、スウェーデンの早期リウマチ患者930例とリウマチ発症をみていない人383例の血液を採取し比較検討した結果を、英医学誌「Arthritis & Rheumatism」1月号に発表したところによれば、喫煙者に関節リウマチ(RA)発症率が高いことは以前より知られていたが、遺伝形質が認められる喫煙者に、関節リウマチの発症をみる頻度が高いことが判明した。

 HLA-DRの共有エピトープ(SE)遺伝子のコピーが2個認められる喫煙者は、こうした遺伝子が認められない非喫煙者と比べて関節リウマチの発症率が21倍であったという。


2005/09/25
喫煙:窓5cm開けても、粉じん濃度9倍−−タクシー車内
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2005/09/20050919ddm002040073000c.html
     毎日新聞暮らし健康 2005/09/19 
 東京大の中田ゆり客員研究員(国際地域保健学)らの調査によれば、タクシーの車内で1人の乗客が喫煙すると、窓を5cm開けても粉じん濃度が環境基準(0.15mg/m^3)の9倍に達し、濃度が元に戻るには30分以上も掛かることが判ったという。
日焼け:赤くなる人、発がん危険高い 血中DNAを損傷、九州大助教授ら発見
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2005/09/20050918ddm002040035000c.html
     毎日新聞暮らし健康 2005/09/18 
 入江正洋九州大助教授らが、日本癌学会で発表したところによれば、日焼けで皮膚が「赤くなる男性」は「黒くなる男性」に比べ、血中のDNAを損傷する率が高くなるので、発がんのリスクが高まるため、赤く日焼けをする人は注意が必要という。

 血中の白血球DNAの損傷を示す指標物質(ヒドロキシデオキシグアノシン)の濃度が増えると、肺や肝臓、泌尿器などの発がん性を高めることが、これまでの研究で指摘されている。


2005/09/11
子供時代に喫煙者と同居した人は非喫煙者でも高リスク、 但しリンゴ2個以上の食物繊維摂れば影響少ない
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/396136
     MedWaveトピックス 2005/09/07 
 Thorax誌オンライン版・8月30日に発表された、米国立衛生研究所(NIH)の下部組織であるInstitute of Environmental Health Sciences (NIEHS)のGloria L. David氏らが行った約35,000人の成人非喫煙者を対象にした研究によれば、18歳までに喫煙者の家族と同居した経験のある人は、後に慢性的な空咳を発症するリスクが、そうでない人の2倍以上になることが、一方で、食物繊維を7.5g(リンゴ2個程度)/日以上を摂取して食物繊維を多く摂取する人は、間接喫煙による影響が少なくなるという。

▼NIHのニュースリリース「Childhood Exposure to Second-Hand Smoke Has Long-Lasting Effects: Fruit Fiber May Help」 

Thorax誌アブストラクト


2005/07/16
たばこ:40年間1日1箱喫煙すると、細胞7.4年分老化 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2005/07/20050704ddm013100016000c.html
     毎日新聞暮らし健康 2005/07/04 
 ロンドンのセントトーマス病院など英米チームが纏めた研究結果によると、たばこを1箱/日・40年間吸い続けると吸わない人に比べ細胞が7・4年分、余計に年をとることになるという。この試算では、喫煙者はたばこを吸わない人に比べ、細胞のDNAレベルでも老化が早いことになる。

2005/06/25
1日1箱40年間の喫煙で女性の身体は7.4年余分に老化する/ 肥満と喫煙はテロメア長の短縮を加速――英国の研究
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/382143
     MedWaveトピックス 2005/06/23 
 英国St. Thomas病院のAna Valdes氏らが、Lancet誌電子版に2005年6月14日に報告したところによれば、白人女性を対象にした白血球細胞のテロメア長の短縮に肥満と喫煙が細胞レベルの老化を加速していることが示された。

 BMIに対しては、30歳以上の女性が最も短く、20〜30の女性はそれより長く、20以下の女性はさらに長かった(傾向のp値=0.026)。肥満女性のテロメア長は、痩せた女性に比べ240bp短かったことより、テロメア長を指標とする細胞レベルの老化が8.8年分も早まっていることを意味する。

 染色体の末端に存在するテロメアは、染色体の分解や末端どうしの融合の阻止に役割を果たし、テロメア長は、細胞分裂が起こるたびに短縮する。
喫煙については、「喫煙歴無し」・「過去に喫煙」・「現在も喫煙」という順序でテロメア長は短くなり(p=0.02)。1箱・年当たり5bp(18%)余分に短縮することから、1日1箱を40年間吸い続けると、喫煙経験のない人に比べ、細胞レベルの老化は7.4年分進む計算になる。


2005/05/21
禁煙による体重増加が肺機能に悪影響 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20050515hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/05/15
 英キングス大学公衆衛生学上級講師のDeborah Jarvis博士らが医学誌「Lancet」5月7日号に発表したところによれば、禁煙後の体重増加によって肺機能が阻害される恐れがあるため、禁煙したのち体重が増加しないようにさらに努力する必要があるという。

 禁煙により体重が増えたとしても、そのわずかな悪影響よりも禁煙によって得られるさまざまな有益性の方が明らかに大きいということ理解が必要。


2005/04/24
喫煙者はタバコの害に楽天的
  肺癌にかかるリスク低い、かかっても治る確率高いと認識−米国研究
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/371494
     MedWaveトピックス 2005/04/22 
 Tobacco Control誌2月号における、米国Rutgers大学のNeil D Weinstein氏らの報告によれば、無作為に選んだ18歳以上の6369人の回答(うち1245人が喫煙者)を得た、電話調査の結果より、喫煙者は肺癌リスクを過小評価しており、禁煙者、非喫煙者に比べ、誤解している人が多いという。

▼論文:「Smokers’ unrealistic optimism about their risk


2005/03/26
間接喫煙で子どものIQが下がる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/363386
   ----日経ヘルス ニュース 2005/03/08 
雑誌「環境健康展望」(Environmental Health Perspectives )1月号に掲載された「米国立環境健康科学研究所」(National Institute of Environmental Health Sciences )の6歳〜16歳までの米国の子ども4399人を対象とした研究調査結果によると、間接喫煙によりタバコの煙を吸うと、IQ(知能指数)が下がるという。

2005/02/20
50年に渡る追跡調査、男性の喫煙と11タイプの癌による死亡の関係を示す
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/358464
     MedWaveトピックス 2005/02/16 
 英国Radcliffe附属診療所のRichard Doll氏らが、英国人の男性医師を50年間追跡して11タイプの癌による死亡と喫煙の関係について、British Journal of Cancer誌電子版に1月25日に報告した。

 その報告によれば、25本/日以上吸うヘビ−喫煙者の死者数は、10万人当たり415.2人で、未喫煙者(同16.9人)の 25倍。肺癌も他の癌と同様、喫煙本数の増加に伴ってリスクが上昇。15本/日未満のライト喫煙者(10万人当たり130.6人)に比べ、ヘビー喫煙者の死亡率は3倍。

 British Journal of Cance>原題:「Mortality from cancer in relation to smoking: 50 years observations on British doctors」


2005/01/05
喫煙者:飲酒量増えるほどがん発生率高まる 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041225k0000e040027000c.html
     毎日新聞 > サイエンス >  医療 2004/12/25
 厚生労働省研究班の大規模疫学調査によって、たばこを吸う男性がにおいて、毎日、日本酒換算で3合以上飲酒をすると、時々飲酒する場合に比べ何らかのがんになる危険性が2倍以上になることが判った。アルコールの分解酵素が、たばこに含まれる発がん物質を活性化している可能性があるという。
 女性は毎日、飲酒する人が少なく、はっきりした傾向が出なかった。 毎日の飲酒量は、日本酒で1合(ビール大瓶1本、ワインでグラス2杯)程度に控えた方が良いという。

2004/12/11
受動喫煙で乳がん2.6倍…厚労省調査 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041204so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/12/04
 喫煙習慣がないのに職場や家庭などでたばこの煙を吸ってしまう女性は、そうでない非喫煙女性に比べて2.6倍も乳がんになり易いことが、厚生労働省研究班の大規模調査で分かった。

閉経後の女性では、喫煙による差はみられない。

厚生労働省研究班による多目的コホート研究・JPHC Study
  喫煙・受動喫煙と乳がん発生率との関係について ―概要―


2004/07/18
喫煙者、糖尿病の危険高い
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040712so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/07/12
 茨城県総合健診協会の西連地利己さんらが大規模追跡調査で突き止め、専門誌「米国疫学雑誌」に発表したところによると、40歳以上の喫煙者は、糖尿病になる危険が非喫煙者より、男性では1.27倍、女性では1.39倍、高まるという。

2004/07/11
喫煙者はやはり早死にが多い−−喫煙の影響を英国で50年調査 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/317021
   ----日経ヘルス ニュース 2004/07/02 
 英国で1951年から50年間かけた大規模な調査の結果が、ブリティシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に報告されたもの。

2004/07/04
禁煙に成功すると大学合格率上昇 名鉄病院調査
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200406060152.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/06/06
 禁煙に成功した受験生は、喫煙を続けた受験生よりも大学合格率が高い、という調査結果が5日、日本呼吸器学会東海地方学会で発表された。

2004/06/05
「上司の喫煙 イヤと言えず」が6割 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040529so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004//05/29
 上司に「たばこを吸ってもいいか」と聞かれた場合、吸わない人の約6割が断れないことが、禁煙情報を提供している民間組織「禁煙広報センター」(東京都中央区)の調査で分かった。
 また、上司の前では、たばこを我慢する人は多いが、部下の前では少なく、職場の上下関係を背景とする「スモークハラスメント」が改めて浮き彫りになった形だ。

2004/05/29
喫煙者の男性で平均13.2年、女性で平均14.5年、寿命が短縮??米国厚生省が報告書 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/310278
     MedWaveトピックス 2004/05/28 
 米国厚生省(HHS)は5月27日、喫煙は体のほぼ全ての臓器に対して悪影響があることを明らかにする報告書、「The Health Consequences of Smoking」を公表した。

 この報告書では、これまでの研究結果のエビデンスに基づき、喫煙が原因と考えられる多数の疾患を特定しており、喫煙者は男性で平均13.2年、女性で平均14.5年、早死にするとしている。

▼HHSのニュース・リリース、または、同報告書

1日にたばこ10本で肝臓がん再発率2倍
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040517so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004//05/17
 治療して肝臓がんの病巣が消えても、1日にたばこを10本以上吸う習慣があると、がん再発の危険性が約2倍に高まることが、北里大医学部の渋谷明隆講師の調査で分かった。

 毎日10本以上の喫煙習慣がある人が肝臓がんを再発する確率は、そうでない人の1.8倍。
 C型肝炎ウイルス感染の有無で、感染者の再発率は非感染者の約3倍。
 肝臓に複数のがん病巣があった場合も、再発率は約2倍となる。

2004/04/25
たばこがなければ、毎年9万人がん患者減 厚労省研究班 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200404230302.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/04/23
 厚生労働省の研究班(班長・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部部長)が23日に発表した、喫煙とがんについての調査報告と試算結果によれば、たばこがなかったら、国内で毎年約48万人発生しているがん患者のうち、約9万人はがんにならずにすむはずという。
喫煙者採りません 強まる社内禁煙 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200404190197.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/04/19
 「たばこ追放」の動きが広がるなか、喫煙者を採用選考の対象にしない企業が出てきており、社内禁煙の流れは確実に強まっている。たばこを吸うというだけで、「不適格」の烙印を押され、企業選択の幅が狭まるという時代が近づきつつあるようだ。

2004/04/17
受動喫煙でリンパ球が増加、慢性的な炎症状態が心血管疾患の引き金に 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/302319
     MedWaveトピックス 2004/04/16 
 米医師会雑誌Journal of American Medical Association(JAMA)2004年4月14日号にResearch Letterとして掲載された筑波大学社会医学系助教授の谷川武氏らの研究結果によると、健康な日本人男性670人による調査の結果、受動喫煙の被害を受けている場合には、白血球数やリンパ球数が増えることが明らかになった。白血球数の増加は動脈硬化のリスク要因である。

 子供や喫煙をしたことがない人は、喫煙者や禁煙者に比べて受動喫煙の被害をより受け易いという。本論文の原題は、「Lymphocyte Subpopulations Among Passive Smokers」。

2004/03/20
「たばこ規制条約」に署名 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040316so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/03/16
 たばこの健康被害に世界が連携して取り組もうという「たばこ規制枠組み条約」に政府は10日、署名した。今国会での締結承認を目指している。この「たばこ規制枠組み条約」は、たばこの包装の30%以上の面積に警告表示を掲載することや、広告を包括的に禁止することなどを盛り込んでいる。

2004/02/29
喫煙で肺ガンになりやすいは女性 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/292766
   ----日経ヘルス ニュース 2004/02/26 
 コーネル大学医学センター・ニューヨーク病院のクラウディア・ヘンシュク教授(放射線学)の調査結果によれば、同じぐらいの量のたばこを吸っても、女性は男性よりも、肺ガンになる割合が倍以上、という調査結果を報告した。

2004/02/22
喫煙が生殖機能を阻害 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040220hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/02/11
 禁煙に対する取り組みが米国および欧州各都市など多くの地域で広がっているが、現状に甘んじているとされる英国でも、喫煙による損傷の影響が男女を問わず生殖可能期間全体に及 び、小児の健康にも有害であること、有害作用が禁煙によって劇的に減少することが報告された。

2004/02/02
ガン死が減る一方、女性の肺ガン増える−−米国 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/286425
   ----日経ヘルス ニュース 2004/01/20 
 米ガン学会の1月14日の発表によると、米国におけるガンによる死亡が着実に減っており、男性の3大ガンである肺ガン、大腸ガン、前立腺ガンによる死亡は、いずれも減少傾向にあり、また女性の乳ガン、大腸ガンも減っているが、女性の肺ガンによる死亡だけは増加しており、その原因は喫煙にあると専門家は断言している。

2003/12/30
ニコチンパッチでお年寄りの記憶力がアップ! 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/282813
   ----日経ヘルス ニュース 2003/12/22 
 「精神薬理学」(Psychopharcology)の12月4日、オンライン版で報告されたところによると、米デューク大学のヘイディ・ホワイト博士(老人学)らの研究チ−ムらの報告に依れば、記憶力が衰えた62歳〜90歳までの男女11人を対象にしたテストで、禁煙グッズの一つであるニコチンパッチを貼ると、お年寄りの記憶力が改善され、集中力がつくという。
受動喫煙が非喫煙者の生命を奪う 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20031219hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/12/11
 癌関連医学誌「International Journal of Cancer」12月10日号掲載の研究では、受動喫煙が癌の原因となる具体的な情報が明らかになった。受動喫煙に曝露した非喫煙者の肺癌リスクは曝露していない人に比べて18%から32%高く、リスクは曝露の期間に正比例して上昇するという具体的な情報が明らかになった。

2003/10/05
喫煙者に乳酸菌が“薬効” 免疫機能担う細胞の働き強化−−ヤクルト研と阪大調査
  http://www.mainichi.co.jp/news/article/200309/30e/024.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学 2003/09/30
 ヤクルト中央研究所と大阪大医学部の研究グループが、日本免疫毒性学会で発表したところによれば、免疫機能を担いがん細胞やウイルス感染細胞などを攻撃する「ナチュラルキラー(NK)細胞」の働きが乳酸菌によって強まることが、喫煙者を対象にした飲用試験で分かった。  NK細胞はリンパ球の一種で、喫煙のほか、ストレスや睡眠不足などの影響で働きが低下することが知られている。
子どもの多動症は、妊娠中の母親の喫煙と関連あり 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/269078
   ----日経ヘルス ニュース 2003/09/30 
 落ち着きがなく、注意散漫で成績も良くない、こういう子どもにADHD(注意力欠如・過剰行動症)という病名がつけられており、単に多動症とも呼ばれていが、この病気は、妊娠中の母親の喫煙と関連が深い、という研究結果がデンマークとスウェーデンの研究者から出された。

2003/09/21
全世界の「年間たばこ死」は483万人、心筋 梗塞、肺気腫と肺癌が死因のトップ3に
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/266853
     MedWaveトピックス 2003/09/16 
 米国Harvard大学のMajid Ezzati氏と、オーストラリアQueensland大学のAlan D. Lopez氏の両氏は、世界保健機関(WHO)の2000年版「Global Burden of Disease」(GBD、全世界における疾病負担の計測と将来予測を行う研究)に基づき、地域区分別にたばこによる早死(premature death)率を算出し、先進国と発展途上国に分けて30歳以上の成人の総死亡に与える「たばこ」の影響度を評価した研究結果が、Lancet誌9月13日号に掲載された。
 その研究内容は、全世界で毎年483万人が「たばこ」のために早死にし、その内の8割の384万人は男性という試算。死因のトップ3は、心筋梗塞などの心血管疾患(169万人)、肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患(97万人)と肺癌(85万人)。30歳以上の成人の場合、男性は5人に一人、女性は20人に一人が「たばこ」で命を落とす計算になる。

 たばこの影響には大きな地域差があることも、今回の研究から判明した。「たばこ死」は先進国の方が倍近く高くなっている。

▼論文:「Estimates of global mortality attributable to smoking in 2000」(PDF)

たばこ 変わる警告表示
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/life/li391001.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 健康ライフ 2003/09/10
たばこの箱の健康への警告表示が、世界的に変わりつつある。大きく、分かりやすく、警告分も「喫煙は人を殺す」「喫煙はあなただけでなく周囲の人々にも深刻な害を及ぼす」と具体的な文章に写真や絵を組み合わせ、視覚的に訴える国も増えてきている。こうした視覚的に目立つ警告表示には、相対的にたばこ製品名を目立たなくさせる狙いもある。
 日本の場合は、“注意表示”も、来年中にも変更される。

2003/09/07
十代が喫煙、飲酒、薬物に走るのは退屈、ストレス、金のせい 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/263371
   ----日経ヘルス ニュース 2003/09/01 
 米国コロンビア大学の「全米薬物常習乱用センタ−」(National Center on Addiction and Substanace Abuse )が行った米国十代と親を対象とした調査結果によると、十代の子どもが、喫煙、飲酒、薬物使用に走るのは、退屈、ストレス、小遣いの与え過ぎが3大原因であることがわかった。

2003/07/26
喫煙は「たちの悪い」前立腺癌を増やす−−米研究  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/258613
     MedWaveトピックス 2003/07/24 
 前立腺癌に罹った中高年男性と、前立腺癌がない同年齢層の男性とを比較した米国の症例対照研究において、喫煙は前立腺癌の発症リスクを1.4倍も高めるだけでなく、より悪性度が高い前立腺癌を2倍も増やす恐れがあることがわかった。

2003/07/20
喫煙男性はリスク5倍 抗がん剤イレッサの副作用
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200307180331.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/07/18
 肺がん用の抗がん剤イレッサ(一般名:ゲフィチニブ)で肺炎などの副作用が出る危険は、喫煙 歴のある男性ほど高く、吸わない人の約5倍になる、肺がん治療の専門医らでつくる西日本胸部腫瘍臨床研究機構(会長=有吉寛・県立愛知病院長)が18日発表した。

2003/07/13
ニコチンパッチによる禁煙効果研究の参加者、1年間の禁煙成功者の半数は8年後も禁煙継続
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/256680
     MedWaveトピックス 2003/07/11 
 ニコチンパッチによる禁煙効果を確かめた介入試験の参加者を対象に、8年後の喫煙状況を調査した英国における研究報告が、British Medical Journal誌2003年7月5日号に掲載された。報告によると、8年間で一時期でも禁煙に成功した参加者は12%に過ぎなかったが、介入試験で1年間の禁煙に成功していた参加者に限って見ると、その半数強は8年間禁煙を継続していた。

▼論文:「「Abstinence from smoking eight years after participation in randomized controlled trial of nicotine patch」


2003/07/05
禁煙失敗、遺伝子の影響大 慶大チームが解明
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200307030396.html
     Asahi.com健康 2003/07/04
 慶応大学医学部の山口佳寿博・助教授(呼吸器内科)と仲村秀俊助手らの研究チームが約330人の遺伝子を比較して、禁煙できないのは意志が弱い所為だけではなく、遺伝子の影響が大きいという結果を導き出した。ニコチンの分解にかかわる遺伝子の働きが弱いと依存度が高まり、禁煙に失敗しやすくなるというもので、英医学専門誌ソラックスの最新号で発表した。
喫煙者はβカロテン入りサプリメントを飲むべきではない、とUSPSTFが勧告
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/255673
     MedWaveトピックス 2003/07/04 
 米国予防医療専門委員会(USPSTF)は6月30日、ビタミンA、C、Eや葉酸などによる癌・心血管疾患予防効果には、十分なエビデンスがないとする勧告を発表した。この内、体内でビタミンAに変化するβカロテンについては、喫煙者などに癌を誘発する恐れがなどがあり、βカロテン単剤、あるいはβカロテンを含むビタミン剤は、癌や心血管疾患の予防目的では摂取すべきでなくという。この勧告の根拠となった臨床研究の解析結果の一部は、 Annals of Interenal Medicine誌7月1日号に掲載された。
たばこに「病名」警告文
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030702so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/07/02
 たばこの箱や包装に表示する「注意文」が見なおされ、これまで1種類だけだった注意文を8種類に増やし、肺がんや心筋こうそくなどの病名、妊婦や未成年者の喫煙、受動喫煙に対する危険などを、具体的に記載させることを、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)たばこ事業等分科会が、1日決めた。これにより日本たばこ産業(JT)などと協議して、来年中に実施される見通し。

2003/06/22
ヘビースモーカーは記憶力が落ちやすい 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/252386
   ----日経ヘルス ニュース 2003/06/16 
 1日20本以上を吸う喫煙者は、すでに50歳台から、非喫煙者よりも記憶力が低下していることがわかったと、英国のロンドン大学での研究が5月29日付けの「米公衆衛生ジャーナル」(American Journal of Public Health )で発表された。この研究は、1946年生まれの男女約2000人を43歳の時点と、53歳の時点で、記憶テストや集中力テストを行ない比較したもの。

2003/06/08
受動喫煙は「免疫に影響」 産業医学研など調査
  http://www.asahi.com/science/update/0531/002.html
     Asahi.comサイエンス 2003/05/31
 独立行政法人・産業医学総合研究所(川崎市)と筑波大学の研究グループが導き出した結果に依れば、喫煙者の煙を吸う受動喫煙は人体の免疫系統に影響を及ぼすという。この研究結果を基に、「職場の分煙化が非喫煙者の病気予防に役立つ」と同グループは指摘する。

2003/05/25
禁煙すると、時間感覚が50%も長くなる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/247915
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/21 
 ペンシルベニア州立大学のローラ・クライン助教授(生物行動学)らが、季刊「精神薬理学」 (Psychopharmacology Bulletin )最新号に掲載した研究によると、喫煙者からたばこを取り上げると時間の感覚がどうなるかを調べたところ。時間が止まったように感じられることが判ったという。

2003/05/18
労働基準局、喫煙対策の新ガイドラインを発表 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/246868
     MedWaveトピックス 2003/05/15 
 厚生労働省労働基準局は5月9日、1日に施行された「健康増進法」において、多数の人が利用する施設の管理者に対し、受動喫煙防止対策を行う努力義務が課せられたことを受け、職場における分煙対策をより強化した喫煙対策ガイドラインの新版を発表した。新ガイドラインでは、より厳格に喫煙室以外は、「禁煙とし、外来者に禁煙への協力を求めること」と変更された。

2003/04/28
たばこのリスクQ&A
  http://www.asahi.com/health/smok/03.html
     Asahi.com健康禁煙
 ≪禁煙特集・健康増進法施行を前に≫ 分煙の徹底を推し進める健康増進法の施行が5月に迫り、たばこをめぐる環境は大きく変わろうとしています。たばこを吸う人には煙ったいかもしれませんが、たばこについて考えるサイト。

    Q 改めて聞くけど、たばこはどうして体に悪いんだい?
      煙の中には、約4000種類もの化学物質が含まれ、少なくとも60種類は発がん性がある。
    Q どんな病気になるの?
      一酸化炭素やニコチンは、動脈硬化を促進させ心臓病などを引き起こす。多くの発がん物質が含まれているから「がん」全体でみても、2〜3割が、たばこが原因と推定されている。
    Q がんはよく言われるけど……リスクはいろいろあるのね。
      喫煙者は、非喫煙者に比べて、35〜69歳では死亡のリスクは、約3倍になる。交通事故の10倍以上。ダイオキシン類の発ガンリスクは、喫煙に比べと1/100以下という研究もある。
    Q たばこを吸うとリラックス出来るとか聞くけど。メリットもあるんじゃないの。
      イライラするのは禁断症状、ヘロインやコカインに匹敵する。たばこを吸えば、それが緩和されてリラックスした気分になるだけ。
    Q 隣でたばこを吸うと煙くっていや、という人もいるわ。
      喫煙者が直接吸う煙(主流煙)よりも周囲に広がる煙(副流煙)の方が化学物質を多く含んでいる。周囲の人がこの副流煙を吸うのを受動喫煙といい、かなり害を受ける。
    Q 煙いだけじゃないのね。
      受動喫煙により肺がんで死亡する人は、年に1000〜2000人。心臓病などを含めると、日本では年に19000人が亡くなっていると国立がんセンターは推定している。
    Q 大人は吸ってもいいのに、なぜ未成年は吸ってはいけないの?
      健康への害も大人より大きい。吸わない人が60歳までに肺がんで死ぬ割合に比べ、15歳になる前から吸っている人は30倍になる。
    Q でもね、たばこの害は証明されていない、という意見を聞いたことがあるよ。再現実験もできないし。
      喫煙が病気を引き起こすことは、たばこ会社も認めているが、詳しいメカニズムがわかっていない部分もある。だからといって害が無いというわけではない。
    Q 軽いたばこなら害も少ないんでしょ。
      「ライトという表現で健康被害が少ないかのような印象を与えた」と言って米国では、たばこ会社が損害賠償金を支払った。
    Q 有害物質が少ないのに?
      厚労省の調査では、箱に表示されたタールの量が少ない方が、むしろ発がん物質が多いことさえあった。軽いたばこは、ニコチンを沢山取ろうと吸う回数が増えるからと推定されている。
上に禁煙――成功のコツは?
考えよう禁煙の利

2003/04/13
「町ぐるみ禁煙」の効果てきめん−−心臓発作が激減 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/240733
   ----日経ヘルス ニュース 2003/04/08 
米モンタナ州の州都ヘレナ(人口26,000人)で、昨年6月から半年間、町ぐるみで、屋内での喫煙を全面的に禁止するという実験を行った結果、心臓発作がそれまでの半分以下に激減したが、12月の禁煙実験が終了したら、心臓発作の発生件数も跳ね上がり、元に戻ったという。

2003/04/06
職場のたばこルール厳しく 厚労省、7年ぶりに指針改正
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200304020287.html
     Asahi.com健康 2003/04/03
 職場でたばこの煙を吸わされる受動喫煙対策を強化するため、厚生労働省は、事業者が取るべき対策を定めた「職場における喫煙対策のためのガイドライン」を7年ぶりに改正する方針を決めた。 喫煙コーナーを設け空気清浄機を置く方法は不十分なため、煙が漏れない喫煙室の設置と屋外への排気が必要となるもの。

筆者コメントマーク
 何を今頃というのが、私の感想ですが、ようやく重い腰を国が上げたということは画期的なことです。公的機関のオフィスが、全面禁煙になる日が一日でも早く来ることを祈っております。


2003/03/16
たばこの煙で子どもの虫歯リスク高まる 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/235726
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/03/12
 副流煙を吸う環境にある子どもは、たばこに含まれるニコチンの副産物により、コチニンの血中濃度が高まる結果、乳歯が虫歯になる危険性はほぼ倍増することが判った。これは、副流煙が感染への抵抗力を阻害し、子どもが虫歯の原因となる細菌に犯され易くなるもの。

2003/03/02
タバコが腰痛の原因に
  http://www.asahi.com/life/health/jhcolumn/030220a.html
     Asahi.com健康・医療 > 暮らしと健康コラム  2003/02/20
 “喫煙者は腰痛になり易い”ことが、日本大学医学部の松氏浩巳 整形外科教授らの実験で明らかになった。これまでも、疫学的な調査などでタバコに含まれるニコチンの作用により喫煙が腰痛の原因になることを指摘するデータは複数あったが、科学的に実証されたのは初めて。

▼ニコチンを投与し続けたウサギの椎間板が変性 

椎間板:線維軟骨の層が円のように重なり合った線維輪と、その中心にある髄核という柔らかい固まりからできている。骨と骨の間にあって、衝撃を吸収するクッションの役割をしている。その80%は水分でできている。

≪実験≫
1つのグループのウサギに、タバコを20本〜30本/日を吸う人と同じ血中濃度(120ng/mm)になるようにニコチンを生理食塩水に溶かしたものを4週間から8週間投与し、もう一方のグループには、生理食塩水のみを投与した。

≪実験結果≫

    1. 8週間ニコチンを与えられたウサギの椎間板は、線維輪が裂けてスカスカになり、髄核は空洞化していた。
    2. 8週間ニコチンを与えたウサギの場合、椎間板の回りの血管の数が生理食塩水を与えたウサギの1/2程度に減っていた。
       ニコチンを与えられたウサギは、生理食塩水のみを与えていたウサギに比べて椎間板の変性が大きく、特に8週間与えていたウサギには大きな変化が見られた。
       これは、ニコチンの血管収縮作用によって多くの血管がつぶれたため、十分な栄養がいきわたらなくなり、椎間板が変性したものと考えらる。
    3. 髄核の持つたんぱく質を合成する能力、線維輪のコラーゲン合成能力も1/3以下に低下。
    4. ひざの軟骨には変性が見られなかった。
▼血管の収縮作用が最大の原因。ひざの軟骨には異常が見られず 
     変性した椎間板では水分が大幅に減るため、半分程度の厚さになってしまう。これはクッション材が薄くなることになるため、骨同士がぶつかって尖ってしまい、これが神経を圧迫する。また、椎間板が縮んでバランスが悪くなるため、周りの靭帯がカバーしようと厚くなり、これも神経を圧迫する。そのために腰痛が起こると考えられる。

     ニコチンには血管収縮作用のほかに、細胞を壊す細胞毒性という性質もあるが、ひざの軟骨に変性がおこらなかったことから、血管収縮のほうに原因が有ることがわかった。
     ひざの軟骨は、関節液から栄養を吸収できるため、血管が収縮しても椎間板ほど影響を受けないからと思われる。

▼既に腰痛に悩む人は禁煙を。腰にかかる負荷も問題 
     喫煙によって壊れやすくなっている椎間板は、小さな負荷の積み重ねでも、より壊れ易くなっていく。
     実験では、8週間「受動喫煙」をしていたラットを3週間「禁煙」させると、椎間板が修復されることもわかった。
     若い人なら、禁煙によって、既に壊れかけている椎間板が修復される可能性があるという。

2003/02/23
英国でたばこ広告が禁止に、「たばこ広告・販売促進規制法」が施行
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/231455
     MedWaveトピックス 2003/02/17 
 英国民の健康に対する「たばこ」の影響を鑑み、昨年成立した「たばこ広告・販売促進規制法」(Tobacco Advertising and Promotion Act 2002)を受けて、英国で2月14日から、雑誌や新聞、インターネット上などでの「たばこ」広告が禁止された。これは「Main advertising ban」と呼ばれる規制で、街頭広告(billboard)や雑誌、新聞、ダイレクト・メール(DM)、インターネットでの、公衆を対象としたたばこ広告が禁じられた。5月14日以降は、DMなどによるクーポン券の配布が禁止される予定。

2003/02/02
たばこを値上げしたら中高生の喫煙が激減──米国 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/226737
   ----日経ヘルス ニュース 2003/01/20 
 たばこを1箱平均3ドル以上に値上げしたら、中高生の喫煙率が大きく減少したことが、ニューハンプシャー州での調べでわかった。中学生にとって、金額的に相当な負担となるということだろう。

2003/01/19
スモーカーは魚介類を! タウリンが血管を若返らせる  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/225692
     MedWaveトピックス 2003/01/14 
 たばこを吸うと血管の動脈硬化が進むことが知られているが、魚介類などに豊富に含まれるアミノ酸、タウリンを摂取すると、硬くなった血管が元に戻ることがわかった。必要なタウリン量は1日1500mgで、魚介類ならほぼ一食分に相当するという。研究結果はCirculation誌1月28日号に掲載予定。

▼論文のタイトル:
Taurine and Vitamin C Modify Monocyte and Endothelial Dysfunction in Young Smokers


2002/11/25

筆者コメントマーク 日頃から健康管理をされていると思われる皇族の方におかれても、突然亡くなられるという報に接し、健康管理のあり方に首を傾げたくなりました。
 高円宮さまが行っていた、スカッシュは相当に激しいスポーツということですから、激しい運動で大量に汗をかくと血液の粘度が高まり、血栓ができるリスクは大きくなるので、運動中は血液の粘性を抑えるため水分を多く取るといった予防措置を心がけることが、ポイントの様です。
 皮肉なことに、同じ日のニュースに、急性心筋梗塞で入院した患者への聞き取り調査で、その危険因子として、最も多くの患者が「喫煙」を挙げたというですが、これって日頃不健康な喫煙をしている傍ら、健康に良いというスポーツをしてプラスマイナス零にしているという、間違った健康感の極みそのもののように受け取れました。
 激しいスポーツで筋力を鍛えるのは良いにしても、スポーツをすることで体に発生させた多量の活性酸素を、運動後の一服で更にその活性酸素を倍加させて、細胞内の遺伝子を傷つけながら、悪玉コレステロールを増やして心臓・循環器系に悪影響を与えているとは、思いもよらないのでは、とても長生きが出来ないし、益々不健康になるのですが・・・。
 長生きの秘訣として、循環器系が“強い”ことも条件であるとのニュースも、更に水を差すもののようにも思われた、一日でした。

「心室細動」スポーツ中に突然死
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20021122so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2002/11/22
 高円宮さまがスカッシュ練習中に急逝された原因とされる心臓疾患は、年齢にかかわらず運動中の突然死をもたらす危険性が最も高い。最近の調査では、突然死の前から心臓の機能異常があったと疑われる例が9割に及び、スポーツ熱が中高年層まで広がる中、日ごろの健康管理が重要。

年齢問わず高い危険
 スカッシュは、テニスコートの1/4の広さの四角い部屋で2人--4人のプレーヤーが壁に向かって小さなボールを交互に打ち合うもので、運動量はテニスの倍ともいわれ、選手の心拍数は毎分180を超えるとの研究報告もあり、このような激しい運動による心臓への負担は相当に大きい。
 高円宮さまの急逝の原因とされる「心室細動」も、激しい運動で大量に汗をかくと血液の粘度が高まり、血栓ができるリスクは大きくなるもの。
 東京都監察医務院が先月公表した調査結果によると、運動中に突然死した約220人(平均35歳)は、約9割に心臓肥大や、心臓に栄養を送る冠状動脈の硬化が見られ、ほとんどが心臓の機能低下に気付かず、激しい運動をしたことが原因。
 比較的安全に見えるゴルフでの死亡例も年間200人に及ぶとされるだけに、日ごろから心電図等の検診を受け、運動中は、血液の粘性を抑えるため水分を多く取るといった予防措置を心がける必要があるようだ。

患者が考える急性心筋梗塞の最大危険因子は「喫煙」、日本人患者への面談調査で判明
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/218304
     MedWaveトピックス 2002/11/22 
『急性心筋梗塞で入院した日本人に対する面談調査で、その危険因子として、最も多くの患者が「喫煙」を挙げたことがわかった。この種の調査が日本で行われたのは初めてで、欧米での調査でトップに来る「ストレス」は、日本では2位だったという。』という記事。

2002/09/29
補助薬使っても難しい完全禁煙
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20020924so14.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > News  2002/09/24
『完全に禁煙することは、ニコチンパッチやニコチンガムなど禁煙補助薬の力を借りても簡単ではない、漫然と補助薬を使っても禁煙に結びつかない。結局は本人の意思次第との調査がまとまった。』という記事。

2002/09/22
肺の奥のがんも喫煙で増加 
  http://health.nikkei.co.jp/news/med/medCh.cfm?id=20020921e3mi02f121
     NikkeiNet いきいき健康 最新ニュース(健康) 2002/09/22
肺の奥にできるがんで、喫煙との関連が比較的少ないとされてきた「腺がん」でも、喫煙者は非喫煙者に比べ男性で2.8倍、女性でも2倍なりやすいことが、厚生労働省研究班の大規模追跡調査で分かった。

 肺の奥に出来る「腺がん」の割合が、世界的に増える傾向にある原因として、軽い低ニコチンたばこを吸うと、ニコチン摂取量を増やそうと無意識に深く吸い込むのが原因のひとつでは、と推測されるという。


2002/09/16
親がたばこを吸うと、子供の性体験が早くなる--米国
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/205928
   ----日経ヘルス ニュース 2002/09/11 
『セックスを開始する年齢が早まるのを食い止めるにはどうすればいいのか?、米国の医療制度専門誌「Milbank Quarterly」最近号に掲載された。』という記事。

 喫煙する親の子は、非喫煙の親の子よりも、「セックスした経験がある」という割合が50%も多かった。この結果について、親が喫煙していると情緒不安定な雰囲気が家庭内に醸し出され、性行為を許すようになるのではないかと、分析している。


2002/09/01
受動喫煙、心臓病のリスク高い 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/203744
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/08/29
『他人の吸うたばこの煙を吸いこむ受動喫煙によって、心臓病にかかる危険性が飛躍的に高まることが、ギリシャの研究者らの報告で明らかになった。非喫煙者をたばこの煙から守る唯一の方法は、公共の場や職場、家庭などから、有害なたばこ煙を排除するしかない、と結論づけている。』ということです。

2002/08/04
受動喫煙の防止を明記した健康増進法成立
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002072700317.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/07/27 
『たばこを吸わない人が煙の害を受ける受動喫煙の防止を初めて法律に盛り込んだ健康増進法が、26日可決、成立した。健康診断の結果を本人に知らせる書式の標準化もし、引っ越しや転職をしてもデータの比較をしやすくする。来春施行される。 』という記事。

▼関連の読売新聞の記事 「受動喫煙 やっぱり有害(2002.5.28)」
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne252810.htm

2002/07/09
副流煙中の有害物質量はニコチン含有量と相関せ ず、厚生労働省がデータを公表
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/194513
     MedWaveトピックス 2002/07/04 
 厚生労働省は7月3日、「1999〜2000年度たばこ煙の成分分析」の結果概要をホームページ上に掲載した。国内で販売されているたばこの内、消費量が多い7銘柄を選んで分析した。 その結果、主流煙に含まれる 有害物質などの量は、ニコチンの含有量が多いたばこだと、増える傾向にあるが、副流煙に含まれる有害物質などの量は、ニコチン含有量と必ずしも相関しない。

▼厚生労働省のたばこと健康に関する情報ページ」 > たばこ煙の成分分析について(概要)

喫煙の影響 → 肺ガンのほか、胃ガン、肝臓ガン、腎臓ガンにも 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/192821
   ----日経ヘルス ニュース 2002/06/26 
 WHO(世界保健機関)の関連機関で12カ国、29人の専門家が集まる「国際ガン研究委員会」(International Agency for Research on Cancer ) の纏めによると、たばこの煙に含まれる化学物質やガスは、肺ガンだけでなく、胃ガン、肝臓ガン、腎臓ガン、子宮頸部ガン、骨髄性白血病の発症とも関連があるという。 たばこの煙が含む4000種以上の化学物質が害の源として挙げられており、、一酸化炭素、アンモニア、フォルムアルデヒド、シアン化水素など毒性の強い物質も多いと指摘している。

「軽い」たばこを調べました / 健康リスク減らす証拠ない
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002052800246.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/05/28 
『 たばこを止めきれず、軽い銘柄を吸っているつもりでも、その吸い方で、体内に入る タールやニコチンの量が大きく変わることをご存じですか。』という記事。

 厚生労働省が2001年まとめた「たばこ白書」によると、たばこが軽くなると、喫煙者はより多くのニコチンを求めて、吸う頻度を増やしたり、外気を取り入れ煙を薄めるねらいで開けてあるフィルターの通気孔を無意識のうちに塞いだりする「自己調節」と呼ばれる行動をとる。軽いたばこでは、自己調節の結果、吸う頻度は増えることにより、かえって危険度が増えるという。 それは、過去50年間でたばこのタールやニコチンの量が平均で1/3に減ったことと肺がんによる死者の関係を疫学的に分析した結果、米国立がん研究所は2001年11月、「軽いたばこの方が、危険性が低いという証拠はない」という報告書をまとめている。


2002/06/16
厚生労働省の検討会、分煙効果の判定基準まとめる  
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/medi/191007
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/06/14
『厚生労働省は6月12日、分煙効果判定基準策定検討会がまとめた報告書を同省のホームページに掲載した。公共の場所や職場など分煙を実施する施設は増えてきているものの、その形態は様々で、分煙そのものが実効性を伴う形で行われているかどうか、十分に判定されていない現状を踏まえ、数値的な評価基準について示したもの。』、という記事。

 屋内に設置された現在の空気清浄機については、煙の中に含まれる粒子状物質の除去には有効であるが、ガス状成分の除去には不十分だから、喫煙場所の換気に特段の配慮が必要であるとしている。また、受動喫煙防止の観点からは、屋内に設置された喫煙場所の空気は屋外に排気することが有効と述べている。

 もっともらしいが、嫌煙者にとっては調べなくても「匂い」と「頭痛の発現の仕方」で、空気清浄機の威力の無さは判っています。早い話が強制換気をしなさいということなのですから、屋外に喫煙場所を設けるのが一番良いという事では?

 この検討報告書において、特筆したいのは「非喫煙場所から喫煙場所方向に一定の空気の流れ(0.2m/s以上)」という記述があることです。要は煙が外に向って流れていれば、室内の空気が汚れる事が無いのですから、是非ともこの基準を満たすような換気設備の導入を促してもらいたいものです。

分煙効果判定基準策定検討会報告書
 ------厚生労働省の「たばこと健康に関する情報ページ

禁煙医師連盟ホームページの「リンク集」/タバコ病に関する論文(サマリー)集



2002/05/12
厚労省・人気たばこのタール・ニコチン実測値公開  
  http://www.asahi.com/life/health/kenko/020512b.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2002/05/12 
オリジナルサイトの画像です。Link切れが把握するために設置しています。
『厚生労働省は、JTの人気たばこ7銘柄の箱に表示されているター ルとニコチンの値(表示値)が、実測 値と大きく異なる問題で、銘柄名を情報公 開した。それによると、「軽い」た ばこでも有害成分によっては、比較的多いこともわかった。』という記事。

 左図のURL : http://www.asahi.com/life/health/kenko/images/gif/020512bs.gif

 


2002/02/10
   ---- 毎日新聞 / たばこ /2002/02/07 
『厚生労働省の研究班(主任研究者、津金昌一郎・国立がんセンター研究所臨床疫学研究部長)の調査で、中年の喫煙者は、がんや心臓病になり易く、10年間追跡調査すると、吸わない人に比べ死亡率が、男性で1.6倍、女性で1.9倍も高いことが分かった。』と、報じている。

がんなどで死亡男性5人に1人 たばこ吸わなければ「防げた」
  ---Yomiuri-Onlineからだ/けあNews

≪関連情報サイト≫
 たばこと健康
    --- Lycos / 医療・健康 / 健康・家庭医学 / たばこと健康

 がんなどで死亡男性5人に1人 たばこ吸わなければ「防げた」
  ---Biglobe くらし 健康 ボランティア

    オリジナルサイトの画像データにLinkしております。クリックすると拡大できます
     一日の喫煙本数と肺がん死亡リスクの関係を示すデータです。「長生きするためには一刻も早くたばこをやめることが大切」なのです。煙はかなり強烈な肺がんリスクを振りまく毒だということを認識し、周りの方にその危険を振りまかない配慮をして吸うのが愛煙家の最低限のマナーですが、全く意識していない愛煙家が多いのが現実です。


2001/11/02
     ------MedWaveトピックス 2001/11/02 
『国際医療福祉大学医療経営管理学科の田村誠氏らは11月1日、禁煙プログラムの費用対効果の試算結果を一般演題「健康教育」で発表した。健康診断の際に禁煙指導する場合を想定し、指導に要した時間や物品費などの実績データを基に算出している』


2001/10/21
   ----社団法人 中央調査社 中央調査報 ’2001/09 
『時事通信社による「喫煙」に関連する世論調査の概観。第1回目は1978年6月におこなわれ、2001年7月には第15回目となった。それぞれ全国の20歳以上男女2000人を対象に該当月の10日前後の平均4日間でおこなわれている。』

5年ごとの5回および今年の結果で傾向を分析

    喫煙者比率は38.5%から29.4%へと減少している。男性が72.1%から47.4%へと大きく減少したのに対し、女性は11.7%から14.1%へと漸増している。
    20歳代、30歳代の喫煙者比率の推移は、全体の減少傾向とは異なるようだ。
若年の喫煙行動がこれからの動向を左右?
    総務庁や国立公衆衛生院では未成年者の喫煙行動を調査の喫煙者比率、高校男子約35%、高校女子約15%という数字がこれからの喫煙者の動向を左右するのではないだろうか。
    禁煙を助けるニコチンガム・パッチ(医薬品)のうちガムは大衆市販薬となった。未成年喫煙者への対応は単なる「禁止」から、成年喫煙者への対応と同様、医療の範疇へと変わってほしいものだ。

2001/08/05
     Nikkei BP BIzTech '01/07/26 
 『喫煙者は勿論ですが、禁煙した人でも、タバコを吸わない人よりも肺癌になるリスクが高いことは知られているが、米国Texas大学M. D. Anderson癌センターのJ. Jack Lee氏らは、喫煙者と禁煙者の気管支から採取した細胞を分析した結果、喫煙者で強く発現している、細胞の増殖しやすさを反映する生物学的マーカーが、禁煙者でも禁煙後20年間以上検出されることを見出した。』という記事。

MedWave(’01/07/26 )の記事

 この記事の中で、喫煙指数(1日に吸うタバコの本数と喫煙した年数を乗じたもの)や喫煙年数ではなく1日に吸うタバコの本数と相関していたということに注目したいですね。更に、注目すべきところは、タバコを止めて20年以上経過 した人でも、その影響が見られるという点でないでしょうか。


2001/07/28
     Medwave・コラム医師も戸惑う健康情報/小内 亨 (2001.7.27)
 『タバコは健康に良くない、そこで、次善の策として低タール低ニコチンタバコにかえる方が健康への悪影響が少ないと考える。タールが1/10になれば身体への危険性は1/10になると思われがちだが、いくつかからくりがある。ニコチン依存者は、常に液中のニコチン濃度を一定に保つように喫煙行動を変化させている。タールが減っていても必ずしもその中の発がん物質も比例して減っているとは限らない。ニコチン吸収量を一定にしようと喫煙行動を変化させた結果、かえって発がん物質の吸入量が増加してということがありうる。タールが少ない分、煙を深く吸い込む結果、煙の粒子が肺の奥(腺癌の発生部位)まで沈着してしまい、末梢の肺腺癌が増加している理由の一つとして挙げられている。タバコ会社はタールやニコチンが少ないということを強調することで、間接的に健康への害が少ないかのような印象を与えている。それにつられて、低タール低ニコチンタバコに切り替えた結果、かえって喫煙本数が増えるようであれば、問題である。さらに問題なのは、低タール低ニコチンタバコ、軽いタバコという印象によりタバコに対する抵抗感が減るり、喫煙開始の低年齢化を助長する恐れもある。社会への影響も考慮すると、低タール低ニコチンタバコの方が問題が大きいかもしれない。』と、結んでいる。

 やっぱりそうでしょうね。 私も、スナックでカラオケをやりますが、隣の客が吸う煙草の種類によって、頭痛の重さが違うのです。 煙草に火をつけて最後まで吸わずに、消してしまい、ものの5分もしないうちに又別のタバコに火を付けるあの心境というか行動が、この記事によって何となく理解できたような気がします。

 喫煙者の諸君! あなたが吸う煙草の煙は、隣の方に発ガン物質を振りまいているという事実に早く気づくべきである。 そして、人が溜まるところでは禁煙という法律を作るべきだと私は多いに主張したい。

     日経ヘルス 過去のニュース [ 2001/07/26]


2001/06/10
     Nikkei Net・社会 2001/05/30
 世界保健機関(WHO)は、女性と「たばこ」による疾病との関連に関する報告書を発表し、喫煙や間接喫煙による女性の疾病が全世界で急増していると警鐘を鳴らした。

 日本やドイツ、米国などで若い女性の喫煙が増加していること、特にアジアでの男性の喫煙率が高く、喫煙する親の子供は、幼児の段階で突然死したり、ぜんそくや気管支炎に罹ったりする間接喫煙の被害を受け、深刻な事態になっている症例が増えているという。

 妊娠中の喫煙は流産の恐れも増し、出生時体重が200-250g程度少なかったり、小児ぜんそく、中耳炎にかかりやすくすると指摘しており、特にピルを飲み、たばこも吸う場合、冠状動脈疾患の危険性が20倍から40倍に跳ね上がる。ピルを服用するならたばこは止めることだという。

 やはり、間接喫煙の弊害が相当指摘されているのですが、私の職場でも事務室は分煙していながらも、会議室は喫煙可としている、全くナンセンスな職場です。それを見てみぬ振りをしているなんとも日本的な典型的な考えの職場なのですが、それを声を大にして「禁煙」ですとは云えない意志の弱い日和見主義者ですが・・・・。

▼私のBizTechニュースのスクラップ記事 → ここ!


2001.05.13
   ------禁煙指導センター 
 『禁煙すること』と『タバコをやめること』は、全く違うことと、タバコのなぞを解き明かしながら、『禁煙』をすることなしに 『タバコをやめる』ということを指導しているサイト。
 タバコをやめた経験や学んだことを生かして、タバコをやめたい人と同じ目線に立って、ピュアカウンセリングのスタンスで指導しているという。

元喫煙者からの提言
禁煙せずにタバコをやめる プロローグ編

禁煙せずにタバコをやめる 有料セミナー編

2001.04.29
   ------厚生労働省トピックス(平成13年3月28日) 
 病院や駅などの公共の場所における禁煙・分煙対策の実施状況の報告。

医療機関の結果概要
1.禁煙・分煙の実施状況
2.禁煙・分煙の遵守状況
3.喫煙場所等の明示状況
4.禁煙・分煙の実施理由
5.禁煙・分煙推進のメリット・デメリット
6.禁煙・分煙対策未実施の理由
7.今後の方針
8.対策推進に必要な事項
9.喫煙問題に関する取組の重視度等
10.たばこ販売の状況

公共交通機関の結果概要
1.禁煙・分煙の実施状況
2.禁煙・分煙の遵守状況
3.喫煙場所等の明示状況
4.禁煙・分煙の実施理由
5.禁煙・分煙推進のメリット・デメリット
6.禁煙・分煙対策未実施の理由
7.今後の方針
8.対策推進に必要な事項
9.喫煙問題に関する取組の重視度等
10.たばこ販売の状況

2001.03.26
 このサイトの情報は、4つのコーナに分かれております。
  • 人類が登場する以前から存在した発がん物質
  • がんの一番の原因は喫煙と食事
  • 喫煙で確実に高まる肺がんのリスク
  • 肉食中心からバランスのとれた食事への転換がポイント
 このサイトの情報を掻い摘んで、纏めてみました。
 重要なポイントは、偏った食習慣が発ガン促進の要因となること! なのですが、これが容易に理解されていないことが、ガンの罹患率・死亡率が年々増加することの背景に有るものと思っております。
 「発がん因子」や「発がん促進因子」が、体内に取り込まれると「活性酸素」を発生させて、正常細胞の遺伝子を攻撃し、傷をつけてしまい、ガン化の芽となる異形細胞をつくることになるのですが、これを防ぐ機能も人間の体にはあるのですが、それが野菜・果物等の食べ物に強い作用があることが明らかになってきております。
 がんの予防を目的に、20年ほど前に国立がんセンターが、「がんを防ぐための12か条」を提唱しているのですが、その12か条のうち8項目が食生活に関するものであることからも、いかに食事とがんの間に強い相関関係があるかが判ると云われていますが、この指標は、抽象的なものである為に、解釈の仕方によっては、全くその意味をなさない様に、私は思います。ちなみに、このサイトを見て自分流に甘く判断してみてれば、「私は大丈夫!」と判断される方が100%になるのではないでしょうか。 そんな指標だから、ガン患者が一向に減らないのでは? 皆さんは如何お感じになりますか?
 もっと具体的な指標が、1997年7月、「世界がん研究基金」と「米国がん研究財団」による、「Food,Nutrition and the Prevention of Cancer:a global perspective」(食品、栄養とガン予防:世界的展望)のタイトルで670頁に及ぶ膨大なリポートなのです。 これについては下記をご参照下さい。

 喫煙がかなりの高率で、ガン化のリスクを高めることは、よく云われている事ですが、禁煙しても15年くらい経たないとその影響が拭えないとするデータも有るということから、如何に強烈なものなのかを認識することが重要ですが、喫煙者に限って「ガンになる?私は長生きなどしなくても太く短く生きますから。」と、周りのものへの迷惑を全く頓着しない人が多いのは困ったことです。 自分の健康は自己責任の範囲なので、どうしようと結構なのですが、煙が周囲の人の健康を害していることに頓着無いのは、全くけしからぬ事なのです。

≪「発がん物質を避ける生活」からの抜粋≫

  • 人類が登場する以前から存在した発がん物質

     日本人の死亡率のトップとして、20年間も「がん」が君臨しているのですが、それでもまだまだ罹患者数(りかんしゃすう)、死病者数共に年々増加しています。
     発がん物質というと直ぐに「たばこ」 や「食品添加物」などを連想しますが、カビ毒やワラビなどは、人類の誕生以前から存在しており、人が火を使うことで物が燃えると発生する「ベンツピレン」や「アミノ酸加熱物」などの発がん物質は、もとから有ったというわけです。

  • がんの一番の原因は喫煙と食事

     がんの原因の3分の1は喫煙に、そして食事も原因の3分の1を占めている。具体的な発ガン因子の代表は、たばこのタールや排ガスに含まれている「ベンツピレン」、肉や魚を焼いたときに出来るたんぱく質の焼け焦げに含まれる「ヘテロサイクリックアミン」など。また、そのほかには「紫外線」や「放射線」。
     そして、肉食に偏った食習慣、動物性脂肪や塩分の摂り過ぎ、過剰なストレスも発がん促進因子となる。
    「発がん因子」や「発がん促進因子」に共通するのは、体内に取り込まれると「活性酸素」を発生させること。この活性酸素は、正常細胞の遺伝子を攻撃し、傷をつけてしまい、ガン化の芽となる異形細胞をつくることになる。

  • 喫煙で確実に高まる肺がんのリスク

     1日の喫煙本数が多いほど、更に喫煙開始年齢が低いほど、がんになる危険性が高い。1日に50本以上吸う人は、吸わない人の約35倍も肺がんになる確率が高い。禁煙してから1〜4年で肺がんで死亡するリスクは半減 し、15年くらいたってようやく吸わない人と同じ程度のリスクまで低下する。

  • 肉食中心からバランスのとれた食事への転換がポイント

     がんの予防を目的に、20年ほど前に国立がんセンターが、「がんを防ぐための12か条」を提唱しており、その12か条のうち8項目が食生活に関するものである。
     最も重要な発がん物質である「ニトロソアミン」は、毎日食べている食品や、食品と食品の食べ合わせで出来てしまう。こうした食品や食べ合わ せに注意することは大切だが、もっと大切なのはがん抑制の働きがある栄養素を積極的にとること。
     β-カロチン、ビタミンC、ビタミンEには抗酸化作用があり、活性酸素を抑制してくれること。
     肉食を中心とした高たんぱく、高脂肪の食事は、大腸に長い時間便をとどまらせることになり、腸壁を傷つけたり、発がん物質を生成し易い。大腸がんの予防には食物繊維を積極的にとること。
     要は、高たんぱく、高脂肪に偏った食事を避けて、肉、魚、野菜、キノコ、果物、豆類などいろいろな食品をバランスよく食べるように心がけることが大切という。

≪関連情報≫


2000.11.13
   ------JT News 
≪JT Newsのコメント≫
 JTでは、1965年以降毎年実施してきた「全国たばこ喫煙者率調査」について、2000年5月実施の調査結果をとりまとめました。 。
  • 喫煙者率
      男女計 32.9% (対前年比 0.7%減)
  • 喫煙人口(推計値)
      3,313万人 (前年比44万人減)
2000年「全国たばこ喫煙者率調査」要領

「平成11年全国たばこ喫煙者率調査」 男女計で33.6%


2000.08.14
       ------−--US HEALTH NEWS 
≪「US HEALTH NEWS」コメント≫
 『そうですか、やっとマルボロやジョー・キャメルにさよならを告げ、禁煙ができるというわけですね?。なぜ禁煙をしなければならないのか、もうその理由はご存知でしょう。』


2000.06.12
  〜「日経テクノフロンティア」135号から 
       ------日経産業消費研究所
8割以上がすでに実施・喫煙派も公共施設での禁煙に理解は実質0.3%増

≪日経産業消費研究所のコメント≫

『職場における禁煙・分煙は着実に広がっている――日経産業消費所が全国のビジネスマン1000人を対象に実施した調査で8割以上の人の職場で禁煙や分煙を実施しているとの回答が得られた。商品としてのたばこの未来は、米国同様に芳しくない方向が示された。一方で日本の職場では禁煙より分煙が主流のため、空気清浄機などの分煙関連製品の市場がさらに拡大する可能性を示唆する結果となった。調査は2000年2月中旬に郵送アンケート方式で実施、807人から回答を得た。』
  • 喫煙コーナー方式が6割超
  • 積極喫煙派は4分の1を切る
  • 喫煙者も公共施設における禁煙を認める
       ------千代田生命ニュース  
●H12.5.11
 健康診断の受診状況および喫煙状況が死亡率に与える影響、初の調査結果

≪千代田生命のコメント≫

 調査の結果、全死因でみると、健康診断を「受けている集団」では、「受けていない集団」より男性で最高37.7%、女性では35.6%も死亡率が低いことが分かった。
 非喫煙者や女性喫煙者の集団では、健康診断による死亡率の低下が明瞭。一方、「男性・喫煙者」の集団に限っては健康診断による死亡率の低下が認められなかった。

 健康診断には予防医学的な効果があると一般に言われてきましたが、その死亡に与える影響度合いを直接測定した大規模調査はこれまでになく、おそらく世界的にも初めての調査結果である。


2000.06.05
 禁煙のゴールにたどりつくまでをマラソンに見立て、医師や先輩ランナー二百人以上が毎日、電子メールでアドバイスを送り、参加者同士で励まし合って完走(一か月間)を達成する試み「禁煙マラソン」のレポート。

2000.04.06
まんがのクリニック・〜たばこの害毒〜
   〜監修・原案/鈴木吉彦 作画/広川球志  
   ------主婦の友健康ライブラリ 
 『喫煙者の肺ガンは非喫煙者の4.13倍で、咽頭ガンは20.33倍。熊本大の佐藤教授の研究によ れば、咽頭ガン患者の喫煙率は97.7%、ブリンクマン指数は1134である。 常習喫煙者の臓器別ガン死亡率を非喫煙者と比較すると、男性では口腔咽頭ガン4.5倍、食道ガン2.08倍、胃ガン1.47倍、肝臓ガン1.65倍、すい臓ガン1.49倍』と、百害有って一利無の数字が並ぶ書き出しで始まる健康解説マンガです。

 このマンガ・ストーリーの中に、以下の記述がありました。参考にして下さい!

▼ブリンクマン指数=(1日の喫煙本数)×(喫煙年数)

特に、ブリンクマン指数が1200を越えた人は、要注意!という事です。何に要注意かって? 勿論、肺ガンによる死亡です。
▼たばこを吸うと、確かに大脳皮質の覚醒レベルが上がるが、これは知的作業効率とは別物。
 喫煙後の方が、非喫煙時より知的作業効率は低下する、という実験データが発表されている。

▼たばこの吸い過ぎによる歯みがき時の吐き気の原因

(1)胃粘膜の炎症による嘔吐反射の高進
(2)ニコチンの直接作用
(3)咽頭部の炎症による咽頭反射の高進
▼タバコと飲酒
飲酒と喫煙を一緒にすると、舌・咽喉・咽頭・食道・口腔のガンの発生率が相乗的に高くなる。又肝硬変の発生率も約2倍になる。
▼すえば吸うほど寿命が縮まる
喫煙時の年齢と喫煙本数と余命短縮年数

1999.10.14

この治療は...すると私はガン?
肺ガンの早期発見には
タバコとガン
タバコを吸うと本当に落ち着くのか
   ------もっちーのページの〜『知られざるびっくり医学!
  百害有って一利なしの喫煙ですし、周りの人も巻き込む性質の悪い習慣を直せない方も多いと思い、これらの方の為に贈ります。 男性のガンの死亡率第1位が肺がんですが、女性の場合も増加傾向にあります。

 検診などで撮る胸のレントゲン写真では、肺ガンは見つけられ無いという事。見つかる場合は手遅れの状態という事です。早期発見するには「CT」を使うのだそうです・・・・・。

 『放射線治療をする場合、病気はガンだと思ってまず間違いありません。この治療において正常の細胞もダメージを受けて、へたをすれば正常細胞が異常をきたし大きな副作用があらわれます。放射線治療はそういった危険性をふまえた上でなお使用するわけですから、病気はそれだけさしせまっているとも言えます。・・・』と、コメントされています。

 「タバコとガン」のページには、(一日に吸うタバコの本数)*(吸った年数)によって、ガンになる危険度が比例するということで、あと何年でガンになるかを予想してもらえますので、気になる方は、是非ともご訪問下さい。

 喫煙者が良く口にする、煙草を吸う理由に「落ち着く」とか、「ストレス解消になる」とかを挙げますが、しかし本当にそうなのでしょうか? 答えはNO。ニコチンによる禁断症状が現れるだけだそうで、欧米では喫煙者を意志の弱い者として蔑視するのもうなづけます。


1999.09.23
●「新・たばこをめぐる日米の落差
     ------−-------団藤保晴の「インターネットで読み解く!」

団藤保晴氏のコメント・・・・
『たばこのCM放送が98年春、テレビから消えた。近年、米国での喫煙をめぐる動きは厳しく、かつ激しい。・・・・  99年3月、JTがナビスコ社の海外たばこ事業部門を78億ドルで買った。これで世界第3位のたばこ会社になるのだという・・・・喫煙が健康にとって有害であり、なによりも非喫煙者に多大の迷惑を及ぼしている現実から、世界的に禁煙運動がさらに高まるであろうことは目に見えている。それは当然大きな世の中の動きであると思う」「そんな社会的環境、ビジネス環境の中で、JTが日本を代表する企業として、こういう買い物をするセンスを疑う』

▼有力証拠「タバコ文書」を読む
▼中毒性ドラッグを売る
▼先駆者、平山さんの講演
▼喫煙率は一転して反騰
▼国内の動きは不可思議続き


1999.04.01
●「たばこ会社が安全なたばこをつくらない理由
     ------−-------MSNニュース&ジャーナル

MSNニュース&ジャーナルのコメント・・・・
『たばこの煙に含まれる有毒化学物質を減らす方法に関して、すでに58件もの特許が登録されているが、実際に製造工程で利用されたものは1件もないという。たばこメーカーは、喫煙の害を減らす方法を知りながら、故意にその実用化を怠ってきたと、イギリスの2つの嫌煙運動団体が告発した・・・・』

 実用化されない最大の理由は、より安全なたばこを売り出せば、これまでのたばこが有害であると認めたことになり、健康を損なった「喫煙者から製造物責任を問われかねない」からだというのだが、こんな論理がまかり通るのでしょうか?。
 企業の責任って、社会に奉仕することが第一ではないのではないでしょうか。 でも、大気汚染と二酸化炭素の排出の基である車の生産と排ガス規制が加速しない理由も、この辺の論理なのでしょうか?

 良いと思っていても中々取り組めないのは、「健康」においても同じ事で、病気に罹らないとその気にならないのと同じかもしれません。


1998.05.07

Justsnet 禁煙マラソン

 「私はインターネットでタバコを止めました。」のキャッチで始まるこのサイトは、大和高田市立病院の禁煙外来医師、高橋裕子先生が主宰しているイベントを紹介するもので、参加すると毎日のように医師からアドバイスメールがもらえる。そして、「メーリングリスト」なるものも送られてきて、参加者同士で励まし合うことができるという、至れり尽くせりの健康誘導サイト。 只今、第3回マラソン選手参加者募集中。
     入会申込み締切り  : 5月15日(金)
     準 備 期 間   : 5月28日(木)〜5月31日(日)
     マラソン期 間   : 6月01日(月)〜6月27日(土)

 過去の、禁煙導入率は50%前後ですから、相当なものです。
たばこを燻らせながらマウスをクリックしているあなたも是非参加してみよう。

《みどころ》
禁煙9の心得禁煙おたすけグッズ禁煙にまつわる話禁煙Q&A禁煙会議室

「禁煙マラソン」本体の、「禁煙Q&A」もぜひ一読を!
 

「低タールたばこ」はこんなに怖い
       ------MSN News & Journal

 愛煙家の諸君! 悪いと判っていて何故喫うのですか? 出した煙(主流煙)を全て自分の肺のフィルターを通してみてはいかが。 煙がどれだけ他人に迷惑を掛けている事に思いを馳せてみるなら、「ライト」云々はナンセンスだと思うのですが・・・、嫌煙家の私からは、もう何も言う事は有りません。(~_~;)

MSN News & Journalのコメント・・・・
 『日本でも最近、1ミリから3ミリ前後の「軽いたばこ」がはやっているが、アメリカで売られているたばこの60%は、「ライト」と呼ばれる低タールたばこだ。 だが、これが健康にいいと思ったら大間違い。  発癌リスクは、きついたばこと大して変わらないらしい。』

 関連サイト・・・Dr.憲一の「タバコのやめられないあなたへ


Yoshiharu Home Page の『禁煙のページ
 おなかとは全く関係無いのですが、職場で煙による頭痛で困っています。 私も大の嫌煙家です。
  たばこを吸わない者が、たばこの煙にどの様な不快感を覚えているかが判るページです。
 今更、健康に対する害を云々する積もりは有りません。害が有ると知りつつ、職場で他人まで巻き添えにしないで欲しいのです。
 分煙と言っても、通路を喫煙場所にする発想は、如何なものでしょうか?。 こんな問題を考えるページです。

喫煙対策のためのガイドライン
レストラン、ファーストフード分煙実態調査報告

関連サイト・・・
I.Higurashi さんの「廃煙ホームページ
たばこ研究所の「たばこNEWS

●厚生省(健康ネット)による『たばこと健康』のページ
 たばこ依存症、胎児・乳幼児への影響等や、オフィスビルでの喫煙に対する意識調査での社内の現状、受動喫煙の被害を掲載している。
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