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芝居の公演というわけではありませんが、98年5月に上演される”泉鏡花の日本橋”にちなんで、浅草の高級料亭”一松”を借りて、ファンの集いで芸者（＝役者）遊びをするという企画が3月21日にひらかれました。
そのとき撮影した画像はこちら
わたしは日本橋の公演のために曲を作る予定はありませんが、お座敷遊びで獅子舞をするにあたって曲が欲しいとのことで、１曲作りました。
この曲は、役者の横道ちゃんが踊る獅子舞のための曲で、もとは彼の故郷である大船渡での権現祭りで舞われる獅子舞だそうです。
資料にもらったビデオには、町を練り歩きながら舞われる獅子舞の様子が録画されていました。曲の骨子を聞き移そうと、ＭＤにダビングして映像無しに聞いていると、お囃子の基本パターンを保ちつつ曲の雰囲気が前触れもなく次々に変わっていきます。
どうやらこれは、お囃子の太鼓を積んだ山車が練り歩き、その周りで踊る集団が異なっていて、ビデオを録画したときは山車がやってくるたびに回していたようで、そのために曲の雰囲気が変わっていたようでした。
これがとても面白かったので、曲のアレンジもお囃子の基本パターンの上に、踊りながら練り歩く集団が近づいては遠ざかると。それにつれてアレンジが変化していく、という雰囲気にしてみました。また、練り歩くと言えばカーニバルのイメージがあるので、それ風なパーカッションを入れてみたりしました。
獅子舞の曲
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