2003年秋 エジプト旅行記 アブシンベル神殿 |
カイロ4:30発、MS245便、アブシンベル空港7:10着の予定でしたが、、、
アブシンベル行きの飛行機が数時間遅れましたが、アブシンベルの空港の出発便の時間は変わらないので、大慌てです。
欧米人が「それはおかしい」と怒鳴っていたりしましたが、文句を言う時間も惜しいです。
神殿前で説明員のおじさんがいつも通りらしいペースで数分間説明をしてくれましたが、落ち着いて聞いていられません。途中で説明を抜け出して神殿に走っていきました。。。
神殿自体の素晴らしさもさることながら、アスワンハイダムの建設で水没しそうになったこの神殿を60m持ち上げようと思ったユネスコの心意気に感銘します。
これが世界遺産の原点かと思うと、「世界遺産とは作った人々だけでなく、遺してきた人々のものなのだ」とつくづく思います。
当時の作業の写真を見ると、結構細かく切り刻んで移設したはずなのですが、結構目を凝らしても継ぎ目は分かりませんでした。
アブシンベル空港10:25発、MS248便、アスワン空港11:10着。
アスワンハイダムによってできたナセル湖 昔の神殿はこの中に場所にありました。。。 ![]() |
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左から2番目のラメセス2世像は、移設前から落ちていたそうで、 そのまま落ちた状態(現状維持)されています。 せっかくだから直してもよかったような気がするのですが、、、 それは歴史に対する介入なのでしょうか。 拡大写真 ![]() |
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神と並んでいるナメセス2世にライトがあたっています。 春分と秋分の日には、こんな感じで太陽がさすようです。 自分が神をも凌ぐとは、さすがラメセス2世! たくさん建築物を作ってくれて本当にありがとう! ![]() |
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こちらはラメセス2世の王妃の神殿ですね。大神殿とセットで結構いい感じです。
小神殿入口 拡大写真![]() |
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