2003年秋 エジプト旅行記 ギザ・ピラミッド |
カフラー王のピラミッドの上部には化粧岩が残っているのですが、その表面はとてもスムーズで、
これで全面が覆われていた時代(高価なので、盗まれてしまったそうです)をこの目で見てみたかったですね。
全面復旧して化粧岩を載せなおしたらいけないものなのでしょうか。おそらく太陽に照らされて光り輝くことでしょう。。。
メンカウラー王のピラミッドも外から見ました。
そのそばの砂漠地帯でラクダに乗りました。立ち上がる際には結構傾いて、高さもあるのでかなり怖いです。
カフラーのピラミッドを守るスフィンクス 拡大写真![]() |
展望台で乗れるラクダ 拡大写真![]() |
そんな状況なので必死の思いでタクシーで入口に向かうも、 ピラミッドの観光時間はいつもよりも早めに切りあがってしまって中には入れませんでした。
結局外から撮影するだけ。ちょうど「トレビアの泉」でスフィンクス目の前の有名なケンタッキー・フライド・チキン付近からの撮影です。
(一大観光地であるこの地にエジプトでメジャーなケンタッキーがあることはあまり不思議ではないのですが、、、)
このトレビアもTVで見た時には砂漠にケンタッキーかと思って私もびっくりしましたが、以下のように考えるとあまり不思議でないのかも。
そんな間にも周囲はお祭りで浮かれたエジプト人だらけで、この旅の中で一番スリリングな時間でした。
タクシーの運転手は英語が片言しかしゃべれず、一度止めてしまうとかからないエンジンでありながら、
私たちの撮影に付き合った(私たちがホテルへの復路を心配して往路分を払っていなかったので)ために、
エンジンを止める羽目に。
運転手は手馴れた様子で周囲の子供たちに「車を押してくれ」みたいなことを言っています。
どんな義理があるのか知りませんが、子供たちはバクシーシももらわずに一生懸命押しています。
トライすること5回目くらいにやっとかかったエンジンで無事にホテルに戻れました。ホッ。
全てがバクシーシをもらうための策略かと思ってドキドキしましたが、 終わってみれば運転手本人が言うように、ただのいい人でした。(^o^)
ピラミッドを楽しむのであれば、カイロ市内のホテルよりもギザ付近のホテルがよいのかもしれません。
ホテル:Delta Pyramides
右が頂上化粧石のあるカフラー・ピラミッド 拡大写真![]() |
部屋からも同様の景色が見えます 拡大写真![]() |
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拡大写真![]() |
地球の歩き方にも「内容は退屈」と書いてあり、だいたいその通りなのですが、
スフィンクスの顔にプロジェクションなどしてしまっていて、「そんなことしちゃっていのかな」とか思いましたが、
その後のプロジェクションイベントの繁栄を見ると最先端だったのかも知れませんね。
スフィンクスの顔に絵を投射 (ちょっと笑えます)
一番左がメンカウラーのピラミッド