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このホームページについて

写真の使用について

本サイト内の写真は商用も含めて自由に使っていただいて構いません。
ただし 私たちが自分たちの写真を自由に扱えなくなるような目的(具体例がないですが…)は除きます。

使用時には連絡いただけるとうれしいです。ご感想・ご意見
連絡は必須ではないので、無断使用していただいても構いません。
同様に私たちの写真であることを記載していただけるとうれしいですが、これも必須ではありません。
私たちの写真を使って作成したもの(年賀状ファイルなど)を送っていただけるととてもうれしいですが、これも必須ではありません。

それぞれの大きな画素数の写真は最近のものは一部本サイト内 に置いてありますので、そちらもご利用ください。
一覧から希望の写真を選んでクリックすると大きな画像が入手できます。


私達(著者)について

このホームページは私たち夫婦が山を中心に世界、日本のあちこちに旅行したときの旅行記と写真を主な題材としてまとめてあります。

登山は学生から社会人になるころに始めたので、山岳部などの団体にはサークル程度であっても属したことは一度もありません。
普段の登山も基本的に二人だけで登っています。たまに二人だけでは危険すぎると思われる岩登りや沢登りなどは、山岳ガイドを雇って登ることもあります。ちなみに山岳ガイド登山はとても安全にスリリングな体験ができるので、普通の登山からステップアップしたいと考えている方にはお奨めです。
雪山、岩、沢などをちょっとずつ試してみるうちにそれらの魅力にはまり、普通の夏山登山も何か自分なりの面白み(例えばキレットなどの岩場とか、5日くらいの縦走(私たちはこれくらいの縦走経験はあまりありません)など)がないと物足りなく感じつつあります。

体力は山を趣味にしている人の中では正直かなり低い方ではないかと思っています。実際、私(夫)ほど山でバテた経験のある人も少ないような気がしてます。
それでも体力をあまり使わないで登るコツだけは徐々に習得されているらしく、なんとかなっています。

現在は会社に勤めていて、二人とも技術・研究系の別の仕事をしています。(でもコンピュータ関係ではありません)
普通の会社なので、年末年始、GW、夏に1週間ほどの休みがあり、これに数日の年休をくっつけるという形で10日程度の海外旅行を楽しんでいます。
登山という目的でネパールに行ってから、アジアの国々に惹かれるようになってしまい、山と関係なくアジアを(たった1週間)周遊したりもしました。

旅行を繰り返すうちに、海外はもちろんのこと国内であっても現地での予想がしきれないことがだんだん楽しくなってきました。
 スイス:ヘリコプターで山小屋まで登る結婚式の日が晴れるんだろうか
 ネパール:現地人と私たちだけでトレッキングがちゃんとできるんだろうか
 屋久島:テントなんて背負ってちゃんと歩けるんだろうか(テント登山はほとんどやりません)
 イラン:日食はどうやって撮影できるんだろう。当日は雲ひとつ無く晴れるのだろうか
 チベット:高山病になるのだろうか。途中の高度順応日をどれくらいとればいいのだろうか
 アフリカ:キリマンジャロに登れるのだろうか(実際関係ない病気で登れませんでしたが、、、)
こんな感じの予想しきれないことに対して、本やインターネットなどでなんとか予測精度を上げて、最後は神のみぞ知る、という要素がないとちょと旅行が味気なくなっている今日この頃です。


始めたきっかけ、伝えたいこと

パソコン歴は20年近くあり、大学でも情報関係の研究室にいたのでインターネットとの付き合いは10年以上になります。
(ちなみに現在の仕事は技術系ですが、コンピュータ関係ではありません)

そのような状況でかなり早い時期にWWW(ホームページ)の存在は知っていたのですが、個人向けプロバイダも始まったばかりでしたし、コンピュータ関係を除くと本当に欲しい情報は日本ではまだまだWWWで入手できない状態でしたのでしばらく傍観していました。

しばらくして(6年くらい前でしょうか)海外旅行で撮ってきた写真を友人たちに見せながら、海外(その時はスイスとネパール)の様子や文化の話を繰り返しているうちに、だんだん誰にどの話をしたのか分からなくなってきて、「せっかくだから電子ファイル化しておこう!」ってことになりました。

ブラウザも有料で売っていたりした時代でしたが、やはりこれからはWWWでしょう、という感じでホームページを書き始めました。
ホームページ作成ソフト(現在のIBMビルダーのようなもの)もあることはありましたが、まだまだ使えるものはなく、Tex(HTMLの親戚のような論文作成言語)は使っていたので、HTMLを直接書くことに大きな抵抗はありませんでした。
(TexよりもHTMLの方が数倍シンプルすぎて能力不足を感じていたことを覚えています。そのころはスタイルシートなどはありませんでしたから、、、)

伝えたいことは徐々に変わってきています。
初めは上記のように自分が見てきたことを多くの人に伝えたいから、と言った感じでした。
その後、読者の方たちからメールなどをいただき、旅行先への参考資料として読んでいただいていることを聞いて、最近は読者にとって役に立つ情報や、その場所に行きたくなるような情報を提供したい、と思っています。

「このページを読んで、今すぐにでもその地に行ってみたくなりました」というようなメールをいただけるのが一番うれしいですね。


ポリシー

ポリシーというほどのものでもないですが、個人サイトとして自分の目で見たこと、感じたことを大事にして、素直に表現しているつもりです。

その副作用として辛口の表現もどうしても増えてしまい、一部の嗜好の相違がある人たちからは批判のメールなどもいただいたことがありますが、やはり自己表現が個人サイトを作る大きな目的の一つと考えて、バランスをとりながら続けています。
そのような部分に共感していただける読者の方もたくさんいて、正直そのようなメールによってモチベーションが維持されている、というのは事実ですね。


旅と日常生活

旅はもはや生活の一部であることは間違いないかと思います。

国内で登山をするにしても麓の町までは簡単な旅行になり、登山ルートを含めてどうやって旅行を組み立てるか、ということは何日もかけてずっと考えています。
これが海外の秘境(チベットなど)になって、手配旅行、チョモランマBCという少しマイナーな観光地を加える、などとなってくるとちょっと調べたくらいでは何も分かりません。
そのような中で数週間も検討して旅行を組み立てる、という行為はもはや旅行本番と同じくらい楽しいことなのかもしれません。
(そういう意味ではやはりツアーよりも手配旅行が一番ですね)

普段の生活でも常に「次はどこに行こう」と考えていますし、海外のきれいな景色をテレビで見れば「この景色を見るには何日くらいかかるんだろう」などと考えながら暮らしています。

旅の目的として考えると、昔は山の頂上に立つことなどでしたが、最近は、現地の人たちとの出会いや、文化の違いの実感、などに変わりつつあります。


一番印象深い場所・国

今、中高年にブームの日本百名山を書かれた深田久弥さんが「一番好きな山は」 と聞かれて「一番最近登った山」と答えられたとか。
また「百の頂に百の喜びあり」とも言われています。

世界の国々にはいろいろな文化があり、 海外と言っても欧米しか連想しない私達日本人からすると、許しがたいことも多々あります。
上に書いたように、それらの不満をホームページの中ではかなり素直に書いていますが、 だからと言ってその国が嫌いなわけではありませんし、 その旅行が楽しくなくなったわけではありません。
いやむしろ、そのようなギャップを感じるために旅をしてるようなものなのかもしれません。 

スイス

今の私たちの傾向からするとかなり先進国です。
ヘリコプターで乗って雪山の山小屋に届けてもらい結婚式をあげれたことは忘れられないですね。
ガイドとザイル(ロープ)で結ばれて雪山に登る楽しみを覚えたのもこのときです。

ネパール

今から思うとアジアに惹かれるきっかけとなった国ですね。
ちょうどネパールのヒマラヤを見るためのトレッキングツアーが盛んになりつつある頃で、 ネパール人のガイドやポーター達と比較的短い(1週間弱)のトレッキングを楽しみました。 私達二人だけのためにネパール人が5,6人ついてくる、という形態に「大名行列」という 批判をする人もいますが、彼らの生活や人柄をより近くに感じることができる貴重な体験でした。
そして何より、どんなに貧しくても子供たちの笑顔は世界中どこでも変わらない、ということ。 彼らの笑顔を一生忘れることはないと思います。

チベット

不幸なことに中国の進出が急速に進んでいるため、最新の情報をつかむのにとても苦労しました。
旅行会社も数社に問い合わせたのですが、各社言うことがまちまちで、 ガイドブックなどにも「ここの旅行許可証は警察に捕まった方が楽」などと書いてあったりします。
その分、チョモランマ(エベレスト)の北西壁が見えたときの感動は果てしないもので、 (高山病になりながら)アタックベースキャンプまでのトレッキング(登山?)をしている時には Gマロリーの有名な台詞「そこにエベレストがあるから、それに登る」という 自然な衝動があったのも事実です。

イラン

皆既日食というものを見たくて、登山と関係なく行きました。 現地での観測場所の確保が難しいと考えて珍しくツアーになりました。
「自分の持っている一眼レフなどの装備に最小の追加で日食を撮ろう!」と思うと 意外と撮影方法に関する情報が不足していて、かなり苦労しました。 前日もホテルで撮影手順の練習をしたのも、今はよい思い出です。
またイランという政治としては多少問題のある国が、人々が異常なまでに親日的なのに圧倒されました。 この頃から、現地の人ととの出会いが旅の大きな目的に変わりはじめました。

アフリカ

それなりのお金を払ったにも関らず、現地で病気になってキリマンジャロに登れませんでした。 それもアフリカの病気であれば、まだ貴重な経験かもしれませんが、 日本から持っていったものが発病しただけ、という情けない結果でした。
それでも動物と子供はやっぱりいい被写体でしたね。

ベトナム、カンボジア、タイ

1週間で3カ国というせわしなくて楽しい旅行でした。
戦争の爪あとと、それを跳ね除けるだけのアジアの活力、というものを強く感じました。

国内登山旅行

百名山をゆっくりやっている(あえて雪の季節に登ったりしています)ので、 日本中に飛んでいって山に登っています。
最近は登っている間も降りた後の温泉と地元料理のことで頭がいっぱいだったりします。

写真撮影

写真は昔からの趣味で、一眼レフ+リバーサルフィルムで普通に撮影しています。

撮影に関しては、現地の人を撮るときにいい表情をどうやって撮るか、ということに気を配っています。
イランの旅行で一緒だったプロのカメラマンが英語も苦手なのに、 「微笑む」というペルシャ語(イランの現地語です)をしきりに話していたのを見て感動し、 私たちも現地の人によりいっそう話しかけるようになりました。 (だんだん撮影よりも話すことが主体になってきている今日この頃ですが、、、)

写真に関しては撮影よりもホームページへの載せ方に苦労しますね。
画質と手間などの兼ね合いで、 リバーサルフィルム→PhotoCD→リタッチソフトでトリミング+圧縮→ホームページ作成 というような手順でやっていますが、何よりも面倒なのが技術の進歩への対応です。

ホームページを始めた頃は、ADSLはおろかISDNもなく、28.8kbpsなどという速度が普通の速度でしたから、 「容量が多くて表示が遅い速度は嫌われる」などと真面目に言われていました。 ですから、その頃に書いたページは画像も極力トリミングして、圧縮率も高めにしていました。

しかし時代は変わって多くの人がADSLで高速環境となり、解像度も年々高くなって、 「画像が小さすぎる」などと指摘されることさえあったりします。
レイアウトに関しても昔はVGA(640x480)を超える幅などということは考えにくかったのですが、 現在は一行が長すぎると読みづらいので左右に空白を設ける、というのは一般的になってきています。

法人サイトなどではスタイルシートで大きさをかなり固定してしまう方式もとられていますが、 コンピュータへの付き合いが長いせいか、それぞれの読者の環境に柔軟に対応できる という本来のブラウザの機能を制限しているようで、、、 とまぁ、いろいろと悩みはつきないですね。

デジカメに関しては、IXYを使っていますが、 画質と画角(EOS-kiss-Digitalなどは望遠になってしまうので)のよいものが、 銀塩の一眼レフ並みの値段になってきたら考えたいですね。


つらい思い出、楽しい思い出

つらい思い出は間違いなくアフリカでの感染性胃腸炎です。 ツアーだったために病気に合わせた内容に変更できなかったことが精神的にもつらかったですね。

楽しい思い出は、つらい経験もふくめて全部ですね。 強いて言うなら現地人(ガイドを含む)たちとの交流でしょうか。


旅行・登山で気をつけていること

高山病はいろいろとデマや精神論が飛んでいたり、ツアー会社はこっそり現地で薬を配っていたり、それらの本音と建前を見切るのが難しいですね。

病気に対する予防接種は、規則で決まっているものと、心配なら受けるものがあって、後者の判断がまた人それぞれ、という感じで悩みますね。

現地の方との接触は、それが主目的でもあるので、日本人ガイドではなく現地人ガイドを強く希望します。日本語でなく英語ガイドでよい、という希望もよく言いますね。

食べ物に関しては、かなり高い確率でおなかの調子が悪くなるので気にはしているのですが、 衛生的に不安定な土地も多いので、心配しすぎくらいで多少体調不良になる、と言った感じでしょうか。

登山に関しては、自分の力量・技量に対して適度な負荷となる感じがいいですね。
過度に危険なことは問題なのですが、あまりに予想できすぎてしまう登山というのはちょっと味気ないもので、 「雪はどれくらいなんだろう」「万が一の時にはどこで判断しよう」などと思いながら頂上にたどり着くのも、何ともいえない満足感があります。


行ってみたい場所

漠然と考えている地域ですが、
南米
山に登るとそれだけで一ヶ月コースなので登頂は難しいかも。ただし、アルパマヨという美しい山は見てみたいと思っています。
ポーランド
シンドラーのリストを見て感動したので、アウシュビッツをこの目で確かめたいですね。ベトナム、カンボジアも印象深かったので。
パキスタン
K2(世界第2位の山、バーティカルリミットの舞台)を見てみたいですね。 順位とは関係なくとてもかっこいい山ですが、見るためには一ヶ月弱の休みが必要で、 さらにアフガニスタンの問題があってしばらくは難しいでしょうね。
ニュージーランド
とても有名なミルフォードトラックでしょうか。ただしもう少し歳をとってからでもいいかな、と思っています。

掲載内容に関する悩み

旅の情報ページを書いていて強く感じることは、 ガイドブックを作成している方々のご苦労への感謝です。 自分の好きなところだけ行って、それについて分かった範囲のことだけを書くのに比べ、 あれだけの情報を網羅的に扱うことはとても大変なことではないかと思います。

そこで悩みとなるのが、ガイドブックで得られる情報をどこまで旅行記に記載するか、 ということです。
読者の中にはインターネットがあればガイドブックを買わなくても 無料で旅行のための情報が手に入る、と考えて旅のページを見る人もいます。 しかし、その希望に応えてどんどん書いてしまってはガイドブックが売れなくなってしまいます。

私としてはやはりガイドブックは必要ですし、 業界として採算が取れる状態であってほしいと思っています。
業界と個人サイト、それぞれの特徴を活かして共に発展できるとよいのですが、、、 (簡単な問題ではないですね)


今後の予定

自分の言いたいことを書く、というよりは読者にとって楽しめるページにしていきたいですね。 現在考えているのは、
百名山登頂への道
百名山はすっかりピークハントの塗りつぶし行為という形で定着していて、 がんばって登頂する人たちと、それを冷ややかに見る人たち、 という図式になりつつあります。 しかし、百名山の山々はやはりそれぞれ素晴らしい山が多く、それらの素晴らしさを百名山を 通じて実感できるようなページが作れたら、と思っています。
世界のどこに旅行しよう
旅行記というのは、その国に行くことが決まってからは大変に参考になるのですが、 最初に「今度はどの国に行ってみようか」という時には細かすぎる面があります。 また、ガイドブックやホームページでは「ありがちではない旅」という部分を強調している ものがあり、そもそもの定番が分かりにくい面があります。 百名山と同様に「定番をただなぞるだけ」という行為は主体性がないのかもしれませんが、 やはり定番には定番のよさがあるのではないかと思っています。 具体的には、世界各国の定番の見所、適した季節、必要日数、費用、山情報 などを並べるだけでも有用なページにならないかなぁ、などと思っているのですが、、、

ご感想・ご意見

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