トップ 樹の里  生き物 ウォーキング

 古来より山口は美しい材木の産地として知られている。孝徳天皇の有馬温泉行幸の際の行宮用の材木が、今は北六甲台となっている功地山から切り出された。その美しい材木が、「功ある山なり」と讃えられたのが功地山の由来といわれている。また山口の氏神である公智神社の祭神は木の祖神「久久能智神」である。山口を散策すると各所で樹齢を重ねた美しい古木・銘木に出会うことができる。 公民館講座「山口町里山の自然学習」が丸山山道を舞台に開催された。60本の樹木の名前を確認た。山口の典型的な里山の樹木の生息実態を紹介する。
 山口には市と県に天然記念物として指定された二本の銘木がある。
 下山口の大ケヤキと中野の大カヤである。
 西宮市では160本余りの銘木や巨木を保護樹木に指定している。
 その内、山口には30本の保護樹木がある。
 西宮市では25地区を優れた美観を形成する樹林を景観樹林保護地区として指定している。
 山口には公智神社と山王神社の2地区がある。
 一本の銘木が周囲の自然とマッチして素晴らしい風景を創り出している。
 見る者に安らぎと癒しをもたらす「銘木の風景」を紹介する。