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朝霧の季節 | 2008.11.17 |
![]() 有馬川の遊歩道に出ると川面をゆらゆらと漂う霧が目に入る。髭にまとわりついた朝霧が指先を濡らす。髪の毛にはない髭の湿り気の不思議さを想う。 遊歩道から隣町の田園地帯に入ると朝霧は一層深く立ち込めていた。50m先の景色が見えない。真っ白なとばりが、上半分の景色を覆っていた。 早朝ウォーキングの朝霧の散歩道を愉しんだ。 |
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深秋の散歩道 | 2008.11.04 |
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曼珠沙華(まんじゅしゃげ) | 2008.09.26 |
![]() 「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」という呼び方もある。私たちの年代で曼珠沙華と聞けば真っ先に思い浮べる歌がある。『赤い花なら曼珠沙華 オランダ屋敷に雨が降る 濡れて泣いてるじゃがたらお春・・・・・』。この花の持つ毒々しさにはほど遠い哀しくて切ない歌だった。 それにしても、この花が運んでくる季節感は、その強烈な存在感ゆえに圧倒的だ。それにしてもその朱色のかたまりを田んぼのあぜ道のあちこちで目にした時、なぜか安らぎを覚えてしまう。 |
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いわし雲 | 2008.09.17 |
![]() 6時前の住宅街を抜ける坂道にさしかかった時に目にした風景だった。早朝ウォーキングのスタートが、日の出の時刻とともに遅くなっていた。その美しさと強烈な季節感が足を止め、携帯内臓カメラを起動させていた。現役時代には味わうことのなかった筈の、幸せな老後の実感を噛みしめるひと時だった。 |