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 2007年8月、山口公民館・地域講座に参加した。旧・国鉄有馬線などの山口の昔話の講演と山口町郷土資料館の見学がその内容だった。講演の中で、西宮市の広報課作成のビデオ「知られざる西宮V・失われた鉄道を求めて」と題するビデオも放映された。旧国鉄有馬線を巡るドキュメントである。さすがに行政機関による取材だけあって多くの貴重な資料や画像、関係者インタビューを交えた優れた作品だった。
 個人では入手が困難なビデオの中の映像や画像をぜひこのサイトで掲載したいと思った。市の広報課に連絡しビデオの貸し出しを依頼し3日後に山口支所に届けられた。
 早速、ビデオを再生しデジカメで収録したのが以下の画像である。ストーリーにそって記憶にある限りのコメントを付けてみた。
 有馬線を走っていたC12型車両の驀進を背景にタイトルが映される  福知山線の三田駅を大阪方面に向った後、分岐する。畦道に残る線路跡。  武庫川を超えて塩田駅に向う。塩田駅跡周辺に残る枕木を利用した小橋。  神鉄道場駅南の有野川に残る橋脚跡

 3050型車両が新道場駅に停車している貴重な写真
 有野町二郎地区の鉄道敷設用に盛土された線路跡の築堤  桜並木が美しかったという当時の有馬口駅の写真

 有馬口駅に隣接して建てられた売店は数年前まで残っていた
 今も残る西川沿いの有馬口駅跡の擁壁

 郷土史家の岡本さんはビデオでも有馬口駅周辺の解説者として登場  有馬川の支流・十八丁川に架けられた鉄橋の橋脚跡が今も残されてる  十八丁川に架けられた鉄橋の当時の工事風景を伝える貴重な写真 
 終点・有馬駅の線路側から見た当時の駅舎  時計塔のあるオシャレな駅舎と駅前広場の風景  有馬線を建設した有馬鉄道且ミ長の山脇延吉氏  鉄道開通を伝える大正4年4月17日の神戸新聞
 当時の有馬線の時刻表

 有馬線に最初に導入された3050型蒸気機関車 後に導入されたC12型蒸気機関車   単線の有馬線で復路を逆向きに走る機関車