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 ウディ・アレン

  プロフィール/フィルモグラフィ


ウディ・アレン最新ニュース

2008/9 アレン、プッチーニのオペラ『ジャンニ・スキッキ』をLAオペラで演出
2007/12/21-08/1/3 アレンのバンド、ヨーロッパで演奏ツアー
2007/11/30 映画『カッサンドラの夢』、米国で公開
2007/6 ペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソン出演の新作映画『ミッドナイト・イン・バルセロナ(仮題)』をスペインで撮影開始
2007/6/12 短編集『単なるアナーキー』『狂気の防衛』、米国で出版
2006/12/15-31 アレンのバンド、米西海岸で演奏ツアー
2006/9-10 アレンの戯曲『漂う電球』日本で公演
2006/7/28 映画『スクープ』(脚本・監督・出演)、米国で公開
2006/6 コリン・ファレルとユアン・マクレガー主演の映画『カッサンドラの夢』をロンドンで撮影開始
2006/4 パリで撮影予定の次回作、キャスト発表後に製作費の高騰で中止と発表
2006/1 アッパーイーストのタウンハウスを2590万ドルで買収と報道。

2005年以前のニュース

 

海外書籍・CD

(1)アレンの著書・戯曲
Mere Anarchy
『単なるアナーキー』
07年6月に出版されたアレンの最新かつ久々のユーモア短編集。

The Complete Prose of Woody Allen
『ウディ・アレン全作品』
アレンの3つの短編集『羽根むしられて』『これでおあいこ』『ぼくの副作用』を1冊にしたもの。

Don't Drink the Water
『水は飲まぬこと』
アレンの処女戯曲。東欧の共産国でスパイに間違われたアメリカ人一家の脱出騒動を描く爆笑コメディ。後にアレンの主演・監督でTVドラマ化され、94年12月にABCで放映された。

The Floating Light Bulb
『漂う電球』
第2次大戦中のブルックリンを舞台に貧しいユダヤ人一家の夢と挫折を描いたシリアスな戯曲。『カイロの紫のバラ』や『ラジオデイズ』を彷彿とさせる。

Central Park West
『セントラルパーク・ウェスト』
マンハッタンに住む裕福な精神科医の女医と弁護士の夫との偽善的で身勝手な生活を痛烈に皮肉ったどたばたコメディ。

(2)アレンのインタビュー本
Conversations with Woody Allen
『ウディ・アレンとの会話』
アレン研究者エリック・ラックスによる三十数年にわたるアレン・インタビューをテーマ毎に再構成した大著。07年秋に出たアレン・インタビュー本の決定版。

Woody Allen - A Life in Film
『ウディ・アレン 映画の中の人生』
02年に製作された米ドキュメンタリー番組のアレン・インタビューを全収録した本。06年に邦訳。

Woody Allen Interviews
『ウディ・アレン・インタビューズ』
二十数年にわたる様々な雑誌や書籍のアレン・インタビュー19編を採録した本。06年に出版。

Woody on Allen: Revised and Updated Edition
『ウディ・オン・アレン』
95年に日本で初めて出たアレン・インタビュー本『ウディ・オン・アレン』の原書。05年に改訂版が出た。

(3)アレンに関する評伝・研究書
Woody Allen : A Biography
『ウディ・アレン』
アレン唯一の公認の評伝。多くの貴重な記事や写真、アレンの言葉多数あり。ファン必見。

The Woody Allen Companion
『ウディ・アレン コンパニオン』
ウディ・アレンの全部の映画、戯曲、短編、TVについて紹介。ファン必見。

The Illustrated Woody Allen Reader
『イラストレイテッド ウディ・アレン リーダー』
アレンの映画やエッセーからの引用を、多くの絵や写真とともに編集。読んでいて楽しい。

Woody Allen on Location
『ウディ・アレン オン ロケーション』
メイキング・オブ・『ラジオ・デイズ』。撮影の日々の進行状況を逐一記録。

The Films of Woody Allen
『ウディ・アレンの映画』
「ウディ・アレンの作品について書かれたなかで最良のもののひとつ」と賞賛される本。A4版で、「何かいいことないか子猫チャン」から「結婚記念日」までのアレン映画27本を写真入りで解説している。

Love, Sex, Death and the Meaning of Life
『愛、セックス、死、そして人生の意味』
ブルックリン大学の教授がアレンの軌跡や作品について解説したもの。81年に書かれたが、アレンの90年代の活躍を驚くべき先見性で予言している。

Woody and his Women
『ウディとその女性たち』
アレンのミアとの裁判などのスキャンダル騒動に便乗して出版されたもの。アレンの昔から現在に至る女性関係や作品を元に彼の女性像の変遷を書いている。

(4)アレン映画のシナリオ採録本
(注:アレンの執筆したオリジナル・シナリオではなく、完成した映画のセリフを採録したもの。)
Four Films of Woody Allen
『ウディ・アレンの4つの映画』
アレンの『アニー・ホール』『マンハッタン』『スターダスト・メモリー』等アカデミー賞受賞やノミネートに輝く4作品の採録シナリオ。

Three Films of Woody Allen
『ウディ・アレンの3つの映画』
アレンの『カメレオンマン』『ブロードウェーのダニーローズ』『カイロの紫のバラ』の3作品の採録シナリオ。

Hannah and Her Sisters
『ハンナとその姉妹』
アレンのアカデミー脚本賞に輝く同名作の採録シナリオ。

(5)スタンダップ・コメディのアルバムCD
Woody Allen Standup Comic
『ウディ・アレン/スタンダップ・コミック』
アレンのスタンダップ・コメディアン時代の3枚のアルバムから厳選したネタをCD1枚に収録。少年時代、私生活、結婚、そして名作「ムース」など。スクリプトを掲載したサイトも紹介。

Woody Allen: the Nightclub Years 1964-1968
『ウディ・アレン/ナイトクラブ・イヤーズ 1964-1968』
『スタンダップ・コミック』と同様、3枚のアルバムから再構成されたもので、こちらはCD2枚組。『スタンダップ・コミック』と同じネタも収録されている。

 

アレン映画のセリフ

Stardust Memories
『スターダスト・メモリー』
映画より、迷セリフやギャグを抜粋。

 

アレン映画の音楽

"It Had To Be You"
「イット・ハド・トゥ・ビー・ユー」
『アニー・ホール』より

"Seems Like Old Times"
「昔みたい」
『アニー・ホール』より

"Cheek To Cheek"
「チーク・トゥ・チーク」
『カイロの紫のバラ』より

 

失われた場面・エピソード

(1)スチール写真
『アニーホール』
・アレンにキスする女性
・「ボディスナッチャーの侵略」のパロディ
・通行人に話しかけるアレン

『スリーパー』
・巨大マリファナを吸うアレン
・巨大マリファナを吸って宙に浮くアレン
・手品を披露するアレン
・テープで敵をグルグル巻きにするアレン

『バナナ』
・爆弾の煤で黒人と間違えられるアレン

(2)幻のエピソード・セリフ
『ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう』
シナリオにあったが映画からは削られた3エピソード(下記1〜3)と、大幅に内容が改変された1エピソード(下記4)を、シナリオを元に再現していく。アレンのギャグが満載された幻のエピソードは、ファンには新作と同じの楽しみとなるだろう。

1.「質問:『マスターベーションの語源は?』 答え:聖書」
2.「ポルノとはどのようなものか?」
3.「人はなぜホモセクシャルになるのか?」
4.「なぜオルガズムを感じにくい女性がいるのか?」

Love and Death
『愛と死』
撮影用シナリオより、映画からは削除されてしまった迷セリフやギャグを抜粋。

 

日本未公開の短篇小説

Penalty
『罰』
日本未公開の短篇小説『罰』の全文紹介とその解説。破壊工作に加わった罪で銃殺される予定の男とオウムが、「死とは何か」をめぐって刑務所で繰り広げる珍妙かつ不条理なやり取り、そしてその皮肉な結末。映画『愛と死』や戯曲『死』等で描かれてきたアレンの「死とは何か?なぜ死とはかくも不条理で、人間には救済がないのか」という問いかけがここでも繰り返される。

 

関連サイトの紹介

アレン映画のロケ地を紹介するサイト

 関連情報→「アニーホール」のロケに使われた名画座、閉鎖される

 関連情報→「マッチポイント」ロンドン撮影地マップ

woodyallen.com の紹介

アレンのジャズ・バンドによるサイト

 関連情報→2005年のバンドツアー日程

 関連情報→2004年のバンドツアー日程

「アニー・ホール」等の脚本が入手できるサイト

アレンのスタンダップ・コメディのスクリプトが入手できるサイト

ウディ・アレン・インタビュー
ヴァニティ・フェア誌「歳をとったから賢くなるわけではない」

独スピーゲル誌(05/6/20)「映画作家として911には興味をひかれない」

 関連情報→911発言への反発記事について

『メリンダとメリンダ』について「ギャグを書く時は常に自分で言うつもりで考える」

『エニシング・エルス』について(04/6/4) 自らが演じたキャラのモデルについて

 

映画評(by 都筑はじめ)

エスクァイア日本版ホームページ「今月の必見映画」
『マッチポイント』 ウディ・アレンの「罪と罰」(2006年9月)

『僕のニューヨークライフ』 アレンの「さよなら、さよならニューヨーク」(2006年2月)

『メリンダとメリンダ』 9/11以後のウディ・アレン(2005年7月)

個人映画批評
『メリンダとメリンダ』(ネタばれあり)


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