水道用資材 Material

作成者  BON
更新日  2007/02/15

 この項目では,水道用資材各種について取り上げます。水道用管,継ぎ手類,弁類などを足がかりに,その他の資材にまで触れたいと思います。

配水用資材
 管材弁類ポンプなど,配水用の資材について。

【参考】


配水用資材

 水道用資材の優劣について,勝手な見解でいろいろ書いてたんですが,この分野は各メーカーさんで熾烈な争いをやってらっしゃる分野でもありまして,それぞれに言い分があり,なかなか難しいところです。個人的な見解を述べることもできるのですが,どうしても過去の経験に頼ったものとなるので,ここでは,現在使用されている管材については,それぞれの協会の主張にお任せすることにします。

1)現在主として使用されている管材

 現在使用されている水道用管材のうち,主要なものを4種あげました。他にもありますし,細分化すればそれぞれに種類はありますが,いずれにもそれなりの有効性と用途があります。

ダクタイル鋳鉄管
 水道用の管材料としてはいくつか使い分けますが,ダクタイル鋳鉄管はその最も有力なひとつです。
【日本水道鋼管協会】
 鋼管は小口径から大口径を各種の管でカバーしており,種類にもよりますが,溶接による一体化構造や材料による靱性,展性を根拠に耐震構造を有します。弱点は腐食対策かな。
【塩化ビニル管・継手協会】
 塩化ビニル管は小口径から300mm程度の中口径管までをカバーしており,接着やRR継ぎ手など施工の容易さ,コストの安さで分があります。弱点は材料の脆弱性といったところ。
【配水用ポリエチレン管協会】
 ポリエチレン管は小口径,150mm程度までの口径をカバーしており,電気融着や継ぎ手などの方法で施工します。管自体が柔らかいために施工が容易で地震にも追随できます。施工不良のリスクが他の管より高めのように思います。

 ちなみに,鋼帯がい装ポリエチレン管や架橋ポリエチレン管(PEX)等など,個別の機材については省略します。またいずれ。

2)過去に使用されていた管材

 以下の2種類は,水道の黎明期や資材の乏しい時代に利用され,水道の普及におおいに寄与した材料です。が,現在では,それぞれに有する問題点が無視できないこと,代替の材料が十分あること,などから使用されなくなり,更新事業が進められています。

石綿セメント管
 石綿成型にセメントを吹き付けて製作。安価ですが脆弱で,地震の多い日本ではリスクが大きすぎます。
鉛管
 加工が容易で太古より水道管として利用された材料ですが,鉛の溶出リスクを考慮して使用しない方向となりました。

3)その他の資機材

 いまいち未整理ですが,その他の資機材について掲載。

弁類
 弁類の使用にあたっての注意点,使ってみて良かった製品など。仕切弁,水位調整弁から。
マンホール友の会
 たくさんのマンホールのデータと,マンホールリンクあり。和みます。

【備考】
機械類は機械のページに移動しました。


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