カナダの思い出
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出発まで
えっ!マーシがカナダへ?私たちはどうなるの?
 ある日突然かかってきた、カナダ在住のH先生からの電話。「今度、カナダへ呼ぼうと思うんだけど・・」学生時代、カナダ留学が果たせなかったマーシはやった!と言いたいところでした。が、ちょっと待って、今は家族も持ち家もある身。期間は1年間だけなので、大企業だったら単身赴任です。職場と交渉した結果、研修として派遣というかたちになりました。当然家族の旅費は出ません。マーシが研究に専念するため、英語の習得のためにも独りで行ってもらい、私は日本に残って家と子供の面倒を見るべきか?と考えました。お金だって余裕がないし。でも元来好奇心も強く、旅も大好きなワタシ。迷った末、「みんないっしょに行こう!」のマーシの一言で決まりました。
行き先はアルバータ州エドモントン、どんなところかな。カナダについて調べ始める。
 
書店や図書館に行って、カナダについての情報を仕入れました。カナダは英語とフランス語が公用語。西海岸にバンクーバーのあるブリティシュ・コロンビア州、となりがカナディアンロッキーで有名なバンフ、ジャスパーがあるアルバータ州。その州都がエドモントンなのです。ちなみに「赤毛のアン」のプリンスエドワード島は東海岸!(滞在中に行きたかったのですが、旅費が高くて断念!)
家は、クルマはどうする?
 さあ、みんなで行くとなると、持ち家をどうするか。1年間空き家にするのは心配。梅雨にカビが生えたらどうしよう、火事にでもなったら…。結局神奈川のマーシの両親に時々見に来てもらうことにしました。火災保険にはもともと入っていましたが、家財保険にも、1年だけの契約で入りました。問題なのはローン、引き落とし口座にまとめて一年分入れておくことになりました。渡航費用は、ヒカが2才未満で航空券が無料だったのが唯一の救いでした。長年連れ添ったマイカー、ホンダシビックは残念ながら廃車に。ダイハツムーブは私の実家に預かってもらうことにして、3月にはるばる栃木まで運びました。
ラジオ「英会話入門」に取り組む
英語はきらいではなかったものの、日ごろ何もしていなかったのであわててNHKラジオ講座を聴きました。「英会話入門」は面白い!マリリンは現地の学校に入るのでもっと大変と「基礎英語1」を聴いたうえに、週1回の英会話教室にも通いました。
マリリンの英語がどうなったか?それはまりりんのへや
何を持っていけばいいの?住むところの治安はいいの?
 
カナダの住宅事情について本を読んだり、H先生に伺ったり。まだパソコンもEメールも我が家にはなかったので、不便でした。(行く前に急きょノートPCを購入。現地では最高に役立った。)結局アルバータ州立大学の家族向けアパートに入居しました。治安もいいし勤務先にも歩いて行ける。家具付きなので、日本からは細かいものを持って行くだけでした。ダンボールで8箱ぐらい。すぐに使わないものは船便、すぐ使うものは航空便にしました。
マリリンの小学校、2年生をやらなくても今度は3年として戻れる?
 マリリンが帰国後、3年生になれるのか、学校や教育委員会に問い合わせたところはっきりした返事がもらえない・・。海外子女教育財団から大丈夫と、太鼓判を押されたので、ひと安心。カナダ大使館で就学ビザを申し込みました。エドモントンの日本人学校補修校は、夜で週1回だけ。海外子女教育財団には、日本の住所地の学校教科書にそった通信教育があったので、申し込みました。後でわかったのですが、現地にはくもん式の教室もありました。
必死に家中を掃除、特に冷蔵庫!
 成田まで遠いので出発前はいったん実家へ行くことになっていましたが、家具は置いたままで家を1年あけるので、前日まで必死に掃除をしました。特に冷蔵庫は置いておくとカビがすごいと聞いていたので念入りに。あせる私を見て近所の友達が、子供たちを預かってくれました。感謝!
とうとう出発
マリリン出発前日に発熱!
 神奈川の実家に着き、明日は成田を出発という時に、疲れが出たのかマリリンが発熱。あわてて病院を探し、応急に見てもらいました。幸い翌日は熱も下がり、無事成田へ向かいました。
初めての飛行機の中で
 成田で旅行保険の手続きやら何やらで待っている間、子供たちは広くてうれしいのか走りまわっていました。おかげで下の二人は飛行機に乗ったとたんぐっすり!マリリンだけがものめずらしそうに窓の外をながめたりして興奮していました。数時間後入れ替わりに2人が目覚め、マリリンが熟睡。1番小さいヒカの機嫌がまずまずで助かりました。 ユイユイは飛行機がちょっと怖かったようでした。飛行機のレストルームには紙おむつなどそろっていました。足りないときは助かります。
カナダに到着
いきなりカナダ食に遭遇
 バンクーバーからエドモントンへ向かう飛行機で出た食事は、ハンバーガーに生のミニキャロットにポテトチップス!カナディアン航空(現在はエアカナダ)だったので「ああーこれがカナダの食事か」と思ったのでした。
エドモントンに到着
 マーシの職場の皆さんが出迎えてくれて感激!不安も吹き飛びました。迎えの車や道を走る車、皆古めかしく、カナダの人々は質素なんだなーとの印象。実は雪どけで道がドロドロなため、車がすぐ汚れるからでした。飛行場からの道、周りの風景はとにかく広々としていてビックリ、新しい住まいに着いた時には、リスが何匹も出迎えてくれました。街中でも芝生が多く、リスやウサギが走り回っていました。新しい住まいはアルバータ州立大学の家族向けアパート。
生活の様子は暮らしのアルバム
マリリンの学校
 時差ぼけもまだ回復しないうちに、マリリンの小学校探しです。近くに2つあるのがわかったので、皆で見学に行きました。一つめの学校は、イギリス紳士風の校長先生で、教育に力を入れている感じ、ふたつめは、花柄のワンピースを着た女性が、なんと校長先生でした。マリリンが選んだのは、後者でした。右は日本から参考に持っていった「海外で安心して子供が学校に通える本」。会話例が豊富に載っています。
カナダの学校生活についてはスクールライフ(小学校)
ユイユイのプレイスクール(幼稚園)
家計メモ〈時期によって1カナダドル=75〜90円)
航空券(往路)大人2子供2 記憶では6,2000×4=248,000円(E&G)
航空券(復路)大人2子供3 3,334ドル(265,015円)(子供は大人の67%、H.I.Sバンクーバー支店で購入)
国際運転免許証2通、パスポート5通 免許証:2700円×2
パスポート:大人1通15,000円、子供5,000円×3
家財保険 24,000円
住居費 800〜900ドル/月(途中で部屋を替えた)
乗用車
クライスラー社製、1987年
1,765ドル(中古を買う日本人は少ないようだ)
自動車保険(1年) 880ドル(現地の免許証を取得して、安くおさめたつもり)
チャイルドシート(必需品) 98+49ドル
学費等  エレメンタリースクール、キンダーガーテン:無料
プレイスクール(週3日AMクラス):77ドル/月
ELS夏期講習:378ドル
健康保険 12月分 約748ドル  

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