住生活 |
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家具つきのアパート 最初に困ったのは、カン切りが種類も違う上、曲がっていて使えなかったこと。旅行でも、自炊するなら携行必需品だと実感しました。掃除機も柄の長いハンドル式で使いにくかった。 故障などで修理の人を呼ぶと、土足でずかずかと上がるので、靴を脱ぐようお願いしました。 ただ、普通のカナダ人は、日本と同じく、靴を脱いで生活をしています。念のため。 |
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洗濯物は室内で干した 近くにコインランドリーがあり、乾燥機もあったのですが、我が家は途中古い洗濯機を購入したのでもっぱら二階の日当たりの良い部屋で干しました。 |
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★ベースメント(半地下室) カナダの住宅の特徴として(日本のように湿気がないせいか)ベースメントがあげられます。 私たちも、より安い部屋を求めて、管理人に交渉し、半地下の部屋を勧められたけれど、そこは暗くて断りました。 一般住宅にも大抵ありますが、貸し部屋、子供の遊び場、Bar、ビリヤード場、卓球場、書庫など各家庭で有効に利用しているようです。 |
食生活 |
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安い牛肉、牛乳。でもやっぱり日本食 エドモントンは大きな町なので、米、しょうゆ、ラーメン、豆腐、海苔、カレールーなど大抵スーパーにおいてあり、不便はありませんでした。 牛肉はとにかく安かったけれど、ステーキで食べたのは、バーベキューの時以外はほんの数回。鶏肉や豚肉を日本の味付けで食べていました。魚類は高くてしかも種類が少なくて困りました。 牛乳は4リットル入りが売られていて、3.4ドル(日本円で200円台!)家計も助かりました。 |
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国際交流に活躍した『ダンゴ』 おやつの中で、国際交流に活躍したのが、白玉ダンゴです。材料の白玉粉は大きなスーパー中華食材コーナーあたりに1キロで1ドル未満の安さで置いてありました。ダンプリンとか言って外国のかたに紹介しましたが、はてこの英語で良かったかどうか…。 昔雑誌で見た作り方(をアレンジ?) 白玉粉300グラム、同量のきぬ豆腐を手で良く混ぜ合わせ、ダンゴに丸める。 熱湯におとし入れ、浮いてきたら2分待って、すくって冷水に入れ、さます。 これをあんこや、黄な粉またはフルーツとあえていただく。 |
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おやつは手軽なケーキ? 家具付きのアパートで食器がそろっていたのですが、コーヒーメーカやビーター(泡だて器)も置いてあり、ケーキも気軽に焼けました。レンジもオーブンも電気なので、扱いも怖いものではありませんでした。ケーキミックスのホワイトケーキは甘くて日本人の口には合わなかったけれどチョコレートケーキはこんなものかなと食べられましたし、韓国人に教わったバナナケーキも結構いけました。一度、たまたまいただいたので、ズッキーニのケーキを作ったこともありました。 お菓子作りの苦手な私も、ビーターがあれば手作りお菓子も手軽だと実感しました。 |
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日本の味を求めて スーパーである程度買えるといっても、おいしい安い米や純粋な調味料は中国や韓国食材専門店に行って(ものによっては日本の3倍!)購入しました。冷凍の納豆を愛食?していた人もいました。日本から遊びに来た知人のお土産(餅や和菓子など)はありがたかったです。 現地永住の日本人は、手作り味噌、饅頭、納豆と工夫をされていました。 |
リサイクルで乗り切ったカナダ暮らし | |
カナダのリサイクル事情は日本よりずっと進んでいましたので、お金のない私たちは生活用品をなるべくリサイクル品で済ませました。春先はガレージセールの花盛りで、民家の庭先によく看板が出ていました。Spring cleaningと言って、日本で言う大掃除の時期がカナダでは春のようでした。夏も年度の切り替えで引越しなどによるでガレージセールが多かったです。 住んでいるアパートには冷蔵庫がありましたが修理しながら大事に使われていました。なんとフリーザーと冷蔵室の間が、発泡スチロールで仕切られていました! 自動車は、スーパーにあった中古車用の雑誌からめぼしい車を見つけて地元の人に付き合ってもらって、マーシが決めてきました。 洗濯機は帰国する日本人から170ドルで譲ってもらいましたがなんと鉄製でその重いこと!水漏れがひどくなって帰国前に捨ててしまいましたが、捨てた次の日にはもうゴミ捨て場からなくなっていました! ヒカ用のストーラー15ドル、ビデオデッキは中国人から100ドルで(これはちょっと高い買い物でした、あとで20ドルにしかならななかった)CDダブルラジカセ30ドル。炊飯器はカナダにも売っていたが、日本の古いものを持って行って使えました。もちろん向こうで処分してきました。 大事な防寒具はMade in Albertaのしっかりしたものを購入しましたが、セカンドウェアーとしてランドリーに捨ててあったものをもらってきました。北欧製のコートが捨ててあってビックリ! スキーはいつもレンタルでしたが、スケート靴はスポーツ用品店に中古品が豊富にあり、夫婦とマリリン・ユイユイの分を購入。子供のヘルメットだけ新品。その店ではなんと、帰国時にスケート靴を買い取ってくれたので、実質負担額はほんとにわずかで済みました! 紙などのリサイクルは徹底していて、ゴミ捨て場でダンボールやNewspaperもきちんと仕分けするようになっていました。買い物をしていても、ジュースのパックなどは最初から紙代がデポジットで金額に含まれていました。 帰国時に処分仕切れなかったものは、現地の日本人向けガレージセールに委託したら、売上をあとで送金してくれました。(感謝!ふたたびカナダのための貴重なお小遣いにします。) |
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★ 1年間仮の宿に住んでみて、モノは最低限で生活ってできるんだなー。コマーシャルやカタログを見るとあれもこれも欲しくなるけれど、モノのないシンプルな生活は掃除も楽だし、いいナーと実感しました。それ以来シンプルライフを目指していますが、いまだ実現できていません(^^ゞ | |
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