ゆったり腑抜け日記
〜それは河の流れのよオに〜
Diary of the cat wants to go so easy and dullard.
-It likes a gentle stream.-


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さて

特に何にもなく。
こないだまで暑い暑い言っていたのに、急にめっこりと温度が下がってきた感じがありますな。
今年は、まあ暑かったり寒かったり、季節の移り変わりが割とはっきりしていたような気がするね?
模型をちょこちょこいじって、気が向くとドット絵を打ってpixivに放り込んだりして過ごしていたよ。
なんかこう、いまいち、本腰でゲーム作る気力がなくてな。
と思ってたら、なんかよくわからない会社から、「今度弊社で開発するスマホゲームのグラフィックをやってくれまいか」と、なんかよくわからんメールが入ってた。
ウサが「やる」とも「やらない」とも言わないうちから、ご丁寧に納品データの話とか書いてあってな。
で、一応は目を通したけれど、納期が短い(来月一か月弱)のと、なんか見積もり(この動きをX枚で表現しますって枚数の配分とか)が甘い気がしたのと、そもそも9月いっぱい納品のデータを今手配してる(それもメールが届いた時間が夜中の3時)ってことで、ああこりゃデスマーチ確定の案件ですな、とばっちり食らわんように無視しとこ、って感じで今に至る。

えーと

最近模型業界の話題になってる、ニパ子というキャラがいます。
で、フィギュアとかもあるんだけれど、これが東京のイベント限定とかでウサのいるとこじゃ手に入らない。
東京のイベントの後はなぜか新潟のイベントで手に入ったりね。
(おいおい、東京→名古屋→大阪→九州が王道じゃないのかよ?
と思うんだけれど、ニパ子がそもそも新潟のメーカーのキャラなんだよね)
で、近いうち一般流通もするかも?
って話なんだけれど、まあ待ってる間に作ってみたらええんじゃないのか?
と思って、近所の中古ショップで、造形が似たフィギュアを500円で買ってきた。
これにパテを盛ったり削ったりすればいけそうじゃね?
と思ったら、パテが切れてたり、やすりがなくなったり、関節パーツ買わなきゃいかんじゃないか!
とか、いろいろあって、結構出費してしまったわな。
ここんとこそんなんばっかりだ。
まあなんとか盛ったり削ったりして、ようやく表面が滑らかになったのでシリコンづけにして強度確保のためにレジンに置き換えしようとしているところですよ。
プラ版やプラ棒でパキパキ切り貼りしてる分には、素材がもう直線・平面を保証してるから、あとはその切り出しと組み立て精度だけの話なわけだけれど、フィギュアになるととたんに自由曲線というか曲面の表現をどうするかって話が出てくるからなー。
ポリパテとエポパテがそれぞれ削りやすいやすりの番手も感触も違う、盛りの感覚も違う、そのつなぎ目をどう滑らかにつなぐか、とかいろいろあってなー。
うんまあどうでもいいですかどうでもいいですな。

涼しくなってきたので本来の作業に戻りたいところだがはてさて鑑定やいかに。

そういう感じ。

(2015/8/30)



えーと

夏ですなー。
来週は夏休みですので、ウサは例年のように道場は休みますのだ。
なんかこの、会社の休みと世間の休みが微妙にずれてる気がしてならない。
例えばコミケとか、そういう、「夏休みのお客さんをターゲットとしたイベント」なんかには絶対乗れない夏休み日程だしなあ。
道場の休みとも1週間ほどずれている。
しかし暑いじゃあないですか。
誰だよ、今年の前半あたりに「今年は冷夏が予想され」なんて言ってたのは。
まあ、いくら科学的データがとか傾向が、とかいっても長期天気予報なんて予言と同じで当たる方がおかしいんだけれどな。

なんかしてるかっちゅうとなんにもしてない。
暑いからな。

そうそう、ここ半年ばかり頭痛がひどくていたたまれず病院に行って、生まれて初めてMRIというのにかけられた。
こう、「ちゅぃんちゅぃんどっくんどっくん」ってなんか不安になるような音の鳴り響く部屋に案内されてな。
(某永野護氏のモーターヘッドとかこんな音かのう)
ごろんと寝転がって、首が動かないように詰め物で固定されて、その上からキャッチャーの面みたいなものをがぱっとかぶせられて、しばらく「びぃぃぃん」って割と不快な音の鳴る中に放置されてきましたよ。
まあ、脳には特に異常はなくて、「一日中仕事で机に向かってパソコンいじってます」っていったら「ばかじゃねえのかこいつ」って感じで言われました。
自分の脳みそに走ってる血管とか、まあ普通は見られないようなものを見てちょっと「ああウサも生き物だったか」などと思ったり思わなかったり。
MRIの原理がどうとかいう話はよくわからんが、いろんな方向を向いている細胞内の磁界に、強力な磁界を外から与えると、方向が一定にそろうとかで、外の磁界を絶妙にコントロールすると、そろう→元に戻る を繰り返し、その違いで像を生成するとかわかったようなわからんような。
あの「びぃぃぃん」って音は、そういう強い磁界を発生するコイルが振動して出してる音だそうです。
いっぺん電源を切ると再起動するのに1〜2週間もかかるとかそんな御大層な装置らしいですよ。
ウサとか若い頃道場でしこたま殴られたりしたから、下手すると脳みそとかスカスカなんじゃないかと危惧していたが割と中身がみっちり詰まっていてよかったです。
まあ、それで頭痛が治るわけじゃあないから、要するに「脳みそはぶじですよ」ということがわかっただけで、何にも解決してないんだけれど。
頭痛止めと漢方薬を頓服にもらっただけで終わった。
それからすることがないので日本橋に行ってちょっとだけWindows10を見てきた。
無料でアップデートとか、よっぽどMicrosoftも8.1系をなかったことにしたいんだなあとは思うが、このデザイン、解像度が高くないと操作しづらくないだろうか、なんては思ってみてきた。
ウチには8.1のノートパソコンが2台あるので、片方10にして様子を見ようと思って、ダウンロード予約を入れたはいいがまだ降りてこない。
C言語コンパイラと、作曲ソフト、グラフィックツール、それと自分が書いたソフトが動くのさえ確認できたらそれでいいんだがな。
今まで「Windows XP/Vista/7/8/8.1対応」って言ってたのに、新しいOS対応チェックしないとならんのって結構めんどくさいよな?
まあ動くとは思うんだけれど、某有名な同人ゲームが動作異常を起こしたとかちょっとネットで見かけたので気にはなってるんだ。
この辺が原因じゃあないか?
というのはそのネットでの記事と動画を見て見当つけてるが自分の作ったものが動くか動かないかとはまた別の話だからな。
まあ、手元にプログラムコードがある以上、原因を追いかけて直したらいいだけの話だけれどね、先の同人ゲームみたいにいったんリリースしたモノが不具合(というかOSの変更)に巻き込まれると対策がめんどくさいだからな。
Windows10に1台だけアップデートしたい、というのもそういう動作検証をきちんとする、という意味はあるんだ。
決して、新しいものに目移りしてるとかそんなんじゃあないのだ。
うん。

どうでもいいですかどうでもいいですな。

にゅるり

(2015/08/04)



あーんー

なんにもしてないんだけれどね。
PC-8201のあと、1000円程度で、あんまりいいお品でもないNECのPC-8001mkIIを手に入れましたよ。
いやもう、オークションの説明ではコードが切断されてるってだけだったから、んー、ならコード買ってきてはんだ付けしたら動くかな、と思って落札してみたら、本体振ったら中から砂がざーっと出てきてな。
なんだこりゃ、庭に埋めてたのを掘り出してきたのか?
とは思ったが、ま、そういうのも含めてオークションですなー。

PC-8001→8001mkII→8001mkIISRと後に発売された型番ほど性能がアップしていくわけですが、最終機のmkIISRでは320x200ピクセル、8色2画面の同時表示ができたりして、実は当時王者として君臨していた同じくNECのPC-8801mkIISR系列(640x200ピクセル、8色1画面)よりも「ゲームを作る」っていう意味では向いていたかもしれない機種だったのだけれど、もう市場の勢いというのは「ゲームが作りやすい・作りにくい」でひっくり返るということもなく、8001系列はやがてひっそり消えていったわけですが。
今回ゲットしたるmkIIという機種は、良くも悪くも初代の延長という感じで、当時一般的なホビー用のパソコンに乗っていたサウンド機能もなく、描画の解像度や色数も今一つ(だから、他のパソコンに対抗するべくSRが早々に出たわけだけれど)、で、ゲームを作ったりするのにはあんまり魅力的でもない機種なんですけれどね。
初代PC-8001が、NEK教育の「マイコン入門」でプログラミング解説の教材として使われたこともあって、mkIIもある程度は売れたようですが、まあ結局NECのPC8801mkIISR、富士通のFM-7/77AV、SHARPのX1/X68000といったそうそうたる顔ぶれ(いわゆる御三家)の前にはマイナーというかぱっとしなかった印象ですな。
で、届いてから半日くらい、てこてことプラ板やパテをいじくりまわして、ちっちゃなミニチュアを作って、今原型がシリコンの海に沈んでいるところです。
まあ頑丈な複製ができたら、着色してまたfgにでも放り投げておきたいと思います。
模型というやつは、どうしても、「接着剤が乾く」「パテが作業可能な時間がある」「シリコンが固まるのが半日」と、時間ばかりかかるんで、ここはあせってもしょうがないのですよ。
こんなことやってないで、ガンプラとか作ってもいいんだけれど、あれは「誰がどう組んでも(説明書の範疇にしたがってれば)同じくデキがよくて素人ごときが手を加えようもないもの」が完成するだけだからね。
暇つぶしにはいいが、「これ、最後どうなるかわからん」ってハラハラスリリングな制作過程ではないよ。
まあ何やっても暇つぶしではあるんだけれど。

ツイッターでは昔のレトロ珍品パソコンを引っ張り出してお宝自慢の会を東京でやってます! とか、キットやフィギュアの展示会をやってます! とか、行きたいけれどいけないイベントの参加レポートがちらちら流れてきて、もううらやましくて仕方がないのだけれど、それをこらえながらてこてこと地道に盛ったり削ったりしてたわけです。
なんでもかんでも中心は東京だからなあ。

そんな今日もひどく暑い夏の一日だったわけだけれど、温泉に行ってぐだぐだしてきた。
あの肩もみマシーンがよくてな。
が、やっぱり暑すぎるな。
露天風呂というのは、お湯に入ってほてってぼうっとした頭を、外に出たらさわやかな風がすっとさせてくれるのがステキポイントの一つなんだけれど、今日とか、風呂の外出てもぬぼうっと暑くてだれるような天気だったからねえ。
そんな感じ。

あでゅー

(2015/07/26)



うよーん

えーと
特になんかしてるわけじゃあなくてな。
道場の人たちと夏飲み会なんぞ行ってきましたよ。
この年になるとな、未来のことよりもっぱら過去の思い出を繰り返す会話が多くなるもんだ。
そんなもんだ。
長い人とはもう20年がとこも顔を突き合わせてるんだから、まあ長い時間が経ったもんだ。
肉食いすぎて腹痛くなって二次会いかずとさっさと帰ってきてトイレに入っちゃったけれど。
ちびるかと思ったわい。

連休ってことで、久しぶりに、ウサの家からは結構遠いところにあるハードオフに行って、おもちゃとかACアダプタを買ってきた。
こないだ、PC8201というラップトップパソコンをオークションで買ったけれどACアダプタがなくてな、って話をしたかと思うけれど、その代替品を探しに行ってきたのだ。
8.5V/100mAっていうかなーり小さい定格なんだけれどたまたま7.5V/100mAっていうアダプタがあってな。
喜んで買ったら、プラスマイナスの極性が逆やった。
ええもうしょうがねえな、変換端子とかねえかな、とネットを見てみたがそういうのもない。
・・・2芯だから、左右を挿げ替えたら極性逆になるんじゃあないかと思って、ケーブルを途中で切り離して繋ぎ変えてみたら一応動いたよ。
中古で捨て値とはいえ、一応きっちりしたアダプタだから、切り刻むのはちょっとなー、と思ったけど、よく考えたらその電源を供給する相手の機器がもうあるかどうかわからんのだものね。
別に切ったり貼ったりしてもいいってこっちゃ。
「子機用」って書いてあったから、もしかしたらご家庭電話機のアダプタとかなのかもしれん。

あと、なぜか、figma・・・可動フィギュアの中古が大量に出てた。
パッと見、本体はあるけれどこのキャラクターにはこれは外せん!という肝心のパーツがなかったりして正直どういう流れで出てきたのか。
コレクターがあきらめて放出したのか、あるいはコレクターが死んじゃって遺族が適当にまとめて出したとか?
まあいろいろ考えられるが。
思い入れはないし、他のショップだと高くて買う気にもならないようなものが安かったんでそれ一つだけ買ってきた。
ネットで「そもそも新品なら」を調べてみるとかなり欠品パーツが多いのだけれど、鎖鎌みたいなパーツは自分でなんとかなりそうだったので、この飲み会いくとき東急ハンズにて材料を買ってきて、てこてこと細工して復元してみた。
うんまあ悪くない。
大物のパーツが何点かなくて、そういうのは資料もない、造形も凝ってて素人じゃ手出しできん、って諦めた。
でもま、キャラクター本体を表現するパーツはなんとか作れたんでよしとします。

まあなんかあんまりゲーム制作とか進んでねえが、こう、体調がよろしくはなくて、あんまりやる気が出ないってのが実情ですだ。
うんまあそんなかんじで。

どうでもいいですかどうでもいいですな。

びひょー

(2015/07/20)



もふーん

んー、また日記の間が開いてしまったな。
正直言って、地味ーな作業しかやってないでとくに書くこともなかったわけだ。
2〜3日に1枚くらいの割合で、ビジュアルシーンで使うための絵を描いてたかな。
そうそう、それと、なんかさりげなく昔のパソコンを入手してしまったよ。
オークションサイトを見ていて、しれっと入札したら、そのまま落札してしまってな。
少し前に出てたものは、あっという間に手の届かない値段に吊り上がって誰かにもっていかれてしまったので少々拍子抜けした感じ。
NECのPC-8201というやつです。
当時、パソコンといえばデスクトップ型が普通で、携帯するという概念はあんまりなかったし、できるような大きさのものはあんまりなかった。
オズボーン1とかいったかな、「持ち運んで使える!」と触れ込みだったパソコンは、ぶっちゃけキャリングケースくらいの大きさの筐体にモニタ、フロッピードライブを入れた、デスクトップパソコンをなんとか運搬できるようにしてみました、という程度のモノだったとか。
重さは12Kg。

それが1981年だったかな?

その翌年、HC-20というのが出て、83年ころにはTRS-80、PC-8201あたりが発売されて、いわゆる「ハンドヘルドコンピュータ」ってジャンルの品が出てくるわけですが、今はもう「ノートパソコン」で置き換えられてるよね。

形状としては、フルサイズキーボードからテンキーを取って、横長・・・横40文字、縦7行程度表示できる・・・白黒の液晶モニタがついた、A4程度の大きさですかな。
今、A4サイズノートパソコンというとぱかっとこう、ふたが開いて、ふたの全面がモニタという感じだけれど、そのふたがなくて、キーボードの上の空いた空間に液晶モニタがちっちゃくある感じですな。
デザイン的にはでかい電卓やポケットコンピュータにも見えるかもな。
機種によってはモニタの隣にプリンタがついていたりして、営業さんとかが持ち歩いて現場でデータを入力したり結果を印刷することを想定していたらしいです。
PC-8201もそういう機種の一つで、厚さは5cmくらいもある結構でかい筐体だけれど、1.7kgくらいだからそんなに重くはないなという感じですな。
今のノートパソコンも重い奴は3Kgくらいあるからな。

それと、今のパソコンではまねできない特徴として、乾電池で動くというのがあって、単3電池4本で1日持ち歩くくらいは動かせたという話です。
まあやっぱり当時のパソコンだから、性能は高くなくて、例えばBASICで10000回空のループを繰り返し実行させるとしばらく処理が戻ってこないとか、画面に絵を描く機能は点を打つ・消すだけ、漢字表示もない、メモリは標準16KB、と、いろいろな制約だらけですよ。
まあ、そういう低性能だから、消費電力が少なくて、電池で動くという芸当ができるとも言えるわけだけれど。
そういうわけで、計算機を持ち運びできるというメリットはあって、業務目的ではそこそこ売れたらしいですが、そもそも当時幅を利かせていたPC88やPC98とはソフトの互換性もなく、したがって「出かけた先でゲームをやりたい!」っていうニーズにはまったく応えられてなく。
当時のパソコン雑誌がウサん家にも何冊かあるけれど、そのパソコン広告を見ても、「PC-8201・・・? ・・・まあ、売ってはいるけれど・・・ゲームやりたいなら迷わずPC88にしときなよ?」という程度の扱いでしかなかったわけですね。
新品で売られてたと思われる時代、パソコンショップにはウサもよく行ったけれど、実物を新品で見たことは一回もなかったです。
そこそこ出てたから、今、ネットで画像を検索したら、どんなモノかはすぐわかるけれどね。
それをまあ、何の気なしにひょいと入札したらあっさりと落札できて、ちょっといじってたわけだけれど。
ACアダプタが欠品しててな。
乾電池がたまたまあったので入れてみたらちゃんと動いてくれたのでプログラムを入力したりしてにやにやしていた。
カナとCAPSキーが馬鹿になってて効きがおかしかったけれど、まあプログラムを入力するにあたってあんまり関係ないので。

で、実機を手に入れたら模型にしてみなくてはならん。
ということで、二日ほどかけて原型を制作、レジンで複製、着色などもしてみましたよ。
fgにはとりあえず写真を撮ってアップロードしたけれど、そのあとあたりからfgがサーバーエラーで見られなくなってな。
誰か見た人がいるのかどうかもよくわからん。
PC-8201には、本体カラーとしてアイボリー、メタリックシルバー、マルーン(ワインレッド)の3色がラインナップされていて、今回はマルーンで塗ってみたけれど、このマルーンがなかなか難しい色でな。
ムラになりやすくて難渋した。
まあ完成したからそんな感じで。

またぼやぼやしながらゲームのデータ制作を続けるとする。
そんなかんじ。
どうでもいいですかどうでもいいですな。

ぬにょ

(2015/07/05)



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