インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞 2001
Japan Mystery Award on Internet 2001
ALONE TOGETHER
本多孝好著
出版社
双葉社
本体価格
1400円
発行
2000年10月
ISBN
4-575-23402-8
香里
+3点
こういうミステリーもあるんだなぁって思いました。
登場人物たちの悩みとか抱えているものが、なんとなく解るんですよね。
最後に「僕たちにとって、友情も愛情も芽生えるものじゃなくて、作り出して 大切に大切に守っていくもの。」という一文が出てしきます。(合ってるかなぁ?)
なんだか、妙に納得しちゃったというか忘れちゃってたことだなぁって思いました。
『
MISSING
』のときにも感じましたが、ちょっと変わったミステリーで、私は大好きです。
石田一路
+2点
頭の良い物静かな主人公。
本多孝好の小説の主人公は皆同じ傾向で、そんなキャラクタたちが私にとってはとても好ましい。
主人公の影響か、他の登場人物たちが泣いたり喚いたりの行動をとっても物語自体は落ち着いた雰囲気。安心して読める作家という感じ。
睦月
+2点
特殊な能力を持つ青年の、その力ゆえの孤独を描いた小説。
なんか少女マンガにありそうな話なのですが、安易な救いを与えないところがこの作品の値打ちなのでしょう。
SHOW-T
+4点
派手なトリックもなし、精緻なアリバイを崩すなんてこともなし、意外な犯人が登場するわけでもない。
しかしこれがいいんですよ。物語力が抜群!
がりおん
+4点
死の匂いがする小説集だった前作を引き継ぎながらも、主人公が自分の幻影を振り切り、呪いを祈りによって昇華させるラストは未来への希望を感じさせてくれます。
初期の村上春樹が好きな人は特におすすめ。
総得点
投票人数
平均点
総合順位
平均順位
女性順位
男性順位
15点
5人
3.00点/人
11位
19位
-
9位
+5点
+4点
+3点
+2点
+1点
0点
-1点
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2人
1人
2人
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