インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞 2000
Japan Mystery Award on Internet 2000
どんどん橋、落ちた
綾辻行人著
出版社
講談社
本体価格
1700円
ISBN
4-06-209903-9
siamese dream
+3点
綾辻さんの復活作。
原点回帰の感もある。
アンチ本格に限りなく近い本格作品。
今はただ『暗黒館』を待つのみ。
フク
+5点
行き詰まり感の漂う「新本格」の枠に対して、御大とも言える綾辻氏が送りつけてきた挑戦状。そしてまた一つの回答。
論理の重視という姿勢が行き着くところを、自らが提示してくれた、という解釈。
トモ
-2点
さんざん待って出たのがこれとは・・・。
これは僕の考えるミステリの範疇から外れています。
中西智明じゃないんだから・・・。
彩
+4点
アンフェアすれすれの文章による「騙し」が最高!
綾辻マジックとも言える巧みな騙しが作品全体ににじみ出ていて、書き手の上手さを堪能できました。
ミステリを読んでいて味わえるショッキングな醍醐味がここにはあります。
丸山利之
+1点
衝撃度では、No1。とくに、表題作と、2編めは圧巻。
再読する気になれないのが、難といえば難でしょうか。
月田@幻影の書庫
+5点
極めて生々しい”本格”濃縮スープ。ミステリのエキスを愛する人、そして特に読者を”欺く”ことの困難さを理解している人ならば、本書を愛さずにはいられまい。
加藤睦彦
+3点
東野圭吾の長編犯人当てを読んでも考える気にもならない私にとって、"犯人当て"っていうのはこういうものです。
篠山 高良
+5点
ストーリー性を剥ぎ取ってむきだしのロジックだけで構築した、異形の連作本格短篇集。小説形式についての意欲ある試みをアイデア倒れに終わらせず充分に活かし切った見事な出来映え。ここまで突き詰めてしまったその先にはいったい何があるのか?今後が愉しみであり不安でもある。
総得点
得票
平均点
5点
4点
3点
2点
1点
0点
-1点
-2点
24
8
3.00
3
1
2
−
1
−
−
1
総合順位
11位
男性順位
11位
女性順位
−
20歳未満
−
20代前半
10位
20代後半
−
30代
8位
40代
−
平均点順位
25位
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