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戦後60年を経て、若者達の置かれている環境は大きく変化している。日本経済は豊かになり、少子化が進み、IT技術の進歩に伴って新しい人間関係が生まれた。しかし、少子化は子供の社会性と対話能力を奪い、豊かさは子供から創意工夫する力を奪っている。また、IT技術の発展が生んだインターネット・携帯文化は、人間関係を不特定多数間のバーチャルなものにしていく。戦後復興期の、貧しさ故の夢や希望、生きるエネルギー、そして右肩上がりの進歩への確信は失われ、新しい価値観と生き方が模索されている。それはちょうど、戦争を挟んで価値観が急変し、大人や若い世代がとまどった時期にも似ている。 そのような中にあって、若者や子供達は新しい価値観が持てず、生きるための目的を失い、学力の低下や人間関係の希薄化を引き起こしている。しかし、その原因は、社会の情勢の変化に対応した真摯な生き方を切り開き、子供達に見せてこなかった我々世代にもある。我々は、そのような反省も込めて、若い世代の教育に貢献し、彼らが伸びていくことを助け、彼らの双肩にかかっている日本の将来、世界の将来のために微力をつくしたい。 そのために、以下のような分野での提案と実践を行う。 (1)地域の連帯感を蘇生させる提案 (2)幼児教育の重要性を認識した新しい教育システムの提案 (3)落ちこぼれをなくし、出来る子供はのびのびと能力を高めるバランスの良い教育システムの提案 (4)人間として本来あるべき倫理教育の提案 (5)その道のプロとの出会いを作り,目的意識の芽生えの下支えをしていく提案 |