海外DVD新盤情報
(2008年01月-2008年03月)



◎タミーとドクター (Tammy and the Doctor)
2008/03/25

作 品 情 報

製作年
1963 US
監督
ハリー・ケラー
出演
サンドラ・ディー、ピーター・フォンダ、マクドナルド・ケリー、レジナルド・オーウェン

D V D 情 報

発売日
2008/02/05
価格
$14.99
販売
Universal
横縦比
1.85:1
RC
1
吹替
なし
字幕
英、仏
特典
・劇場予告編
評価
作品
★★☆☆☆
画質
★★☆(カラー)
備考
◎タミーシリーズ3部作がバンドルされ、値段は2枚組3タイトル分。他には「Tammy and the Bachelor」(1957)と「Tammy Tell Me True」(1961)が含まれる。
◎タミーシリーズ第3弾で唯一日本で劇場公開されているようだが、前半はにわか看護婦になったタミーがドジを踏むシーンが続き、後半はセンチメンタルに傾くなど一作目のタミーのキャラクターが三作目に至って極めて希薄になり凡庸化している。
◎ピーター・フォンダのデビュー作。但しイマイチ個性がなく(オヤジとアネキの存在感に比べると、彼はその後もそのようなイメージから逃れられないが)、彼よりもベテランのアリス・ピアースとレジナルド・オーウェンのコミックパフォーマンスの方が際立っている。


◎Tammy Tell Me True (日本劇場未公開作品)
2008/03/20

作 品 情 報

製作年
1961 US
監督
ハリー・ケラー
出演
サンドラ・ディー、ジョン・ギャビン、バージニア・グレイ、セシル・ケラウェイ

D V D 情 報

発売日
2008/02/05
価格
$14.99
販売
Universal
横縦比
1.85:1
RC
1
吹替
なし
字幕
英、仏
特典
なし
評価
作品
★★★☆☆
画質
★★★(カラー)
備考
◎タミーシリーズ3部作がバンドルされ、値段は2枚組3タイトル分。他には「Tammy and the Bachelor」(1957)と「タミーとドクター」(1963)が含まれる。
◎シンプルな田舎娘タミーが活躍するタミーシリーズ第2弾。
◎チャーミングなストーリーだが、やはりデビー・レイノルズとサンドラ・ディーではキャラクターが明らかに違い、前作に固執すると「Giget」(1959)エスクなタミーになっていることが気になるのが難点。
◎ラストシーンのジョーク(タミーがカギを自分の胸の間に落として下まですり抜けなかったので、a full-grown womanになったと喜ぶシーン)は、あまりにもドッチラケに阿呆らしく、ラストであるだけにそれだけでマイナス点(当時のモラル観を考慮に入れれば、これでもソフトなエロジョークのつもりだったのかもしれないが、何でもありの今日の目から見れば馬鹿らしさのみが際立つ)。


◎Tammy and the Bachelor (日本劇場未公開作品)
2008/03/18

作 品 情 報

製作年
1957 US
監督
ジョセフ・ペブニー
出演
デビー・レイノルズ、レスリー・ニールセン、シドニー・ブラックマー、フェイ・レイ

D V D 情 報

発売日
2008/02/05
価格
$14.99
販売
Universal
横縦比
2.35:1
RC
1
吹替
なし
字幕
英、仏
特典
・劇場予告編
評価
作品
★★★★☆
画質
★★★(カラー)
備考
◎タミーシリーズ3部作がバンドルされ、値段は2枚組3タイトル分。他には「Tammy Tell Me True」(1961)と「タミーとドクター」(1963)が含まれる。
◎この作品のみは主演がデビー・レイノルズであり、他の2本は年齢の故かサンドラ・ディーに交代している。
◎主人公のシンプルな田舎娘は、デビーちゃんキャラクターにピタリとあっており実にチャーミングな作品に仕上がっている。
◎自分の本性に気付いていなかった頃のレスリー・ニールセンが、まだ二枚目面を下げていた頃の出演作品。
◎この作品のレビューはこちら


◎母の旅路 (Madam X)
2008/03/10

作 品 情 報

製作年
1966 US
監督
デビッド・ローウェル・リッチ
出演
ラナ・ターナー、ジョン・フォーサイス、コンスタンス・ベネット、ケア・デュリア

D V D 情 報

発売日
2008/02/05
価格
$12.99
販売
Universal
横縦比
1.85:1
RC
1
吹替
なし
字幕
英、仏
特典
・劇場予告編
評価
作品
★★★☆☆
画質
★★★(カラー)
備考
◎同様にラナ・ターナー主演の「黒い肖像」(1960)と2枚組で値段は2本分であり、お徳用。
◎何度かリメイクされているunabashedと言っていいほどメガトンクラスのメロドラマ。殊に女性オーディエンスには人気抜群のようである。
◎ラナ・ターナーのアングラマラスな老けメイクとコンスタンス・ベネットの高慢さが光る。
◎この作品のレビューはこちら


◎黒い肖像 (Portrait in Black)
2008/03/09

作 品 情 報

製作年
1960 US
監督
マイケル・ゴードン
出演
ラナ・ターナー、アンソニー・クイン、リチャード・ベースハート、サンドラ・ディー

D V D 情 報

発売日
2008/02/05
価格
$12.99
販売
Universal
横縦比
1.85:1
RC
1
吹替
なし
字幕
英、仏
特典
・劇場予告編
評価
作品
★★★☆☆
画質
★☆☆(カラー)
備考
◎同様にラナ・ターナー主演の「母の旅路」(1966)と2枚組で値段は2本分であり、お徳用。
◎いかにもロス・ハンタープロダクションというような不倫メロドラマで、殺人プロットを絡めた展開は必ずしも悪くはないが、アンソニー・クインはミスキャスト気味に見え、ラストはやや尻切れトンボの印象を受ける。
◎冒頭の30分間、ビデオバージョンにもなかったのではないかと思われる色合いのゆれが目立ち、メジャー販売のDVDプロダクトの画像クオリティとしては落第点。それ以後は、まずまず。


◎南海ピンク作戦 (South Sea Woman)
2008/01/17

作 品 情 報

製作年
1953 US
監督
アーサー・ルービン
出演
バート・ランカスター、バージニア・メイヨ、チャック・コナーズ、ポール・バーク

D V D 情 報

発売日
2007/10/23
価格
$17.99
販売
Warner
横縦比
1.33:1
RC
Free
吹替
なし
字幕
英、仏
特典
・劇場予告編他
評価
作品
★★☆☆☆
画質
★★★(白黒)
備考
◎コメディ、アクション、ラブストーリー、法廷ものと何でもありだが、それらの要素がうまくミックスしていない印象が強い。
◎エキゾチックな南太平洋が舞台であるにも関わらず白黒であるのは、見たところほとんどスタジオ撮影であるためであろうか?
◎この作品のレビューはこちら


◎白人酋長 (His Majesty O'keefe)
2008/01/02

作 品 情 報

製作年
1954 US
監督
バイロン・ハスキン
出演
バート・ランカスター、ジョーン・ライス、アンドレ・モレル

D V D 情 報

発売日
2007/10/23
価格
$17.99
販売
Warner
横縦比
1.33:1
RC
Free
吹替
なし
字幕
英、仏
特典
・劇場予告編他
評価
作品
★★★☆☆
画質
★★★(カラー)
備考
◎「白人酋長」という邦題がつけられているが西部劇ではなく、南太平洋を舞台としたバート・ランカスターお得意の冒険活劇物である。
◎エキゾチックな南洋の舞台はビューティフルでありその点では見る価値があるが、内容は平凡でありまたバート・ランカスター以外にこれと言った俳優が出演していないのもこの手の作品としてはマイナスである。


by Hiroshi Iruma
ホーム:http://www.asahi-net.or.jp/~hj7h-tkhs/jap_actress.htm
メール::hj7h-tkhs@asahi-net.or.jp