一口メモ

金魚ちゃんのように飛び出したお目々が特徴的な彼女が、当ホームページで取り上げられている他の女優さんたちと決定的に違うのは、彼女は、いまだに現役バリバリであり、しかも出演作品の多くに主演、または準主演格でクレジットされていることです。従って、むしろ９０年代以後の出演作によって彼女を知っているオーディエンスの方が多いかもしれませんが、実際には７０年代初頭から変わらぬペースで映画に出演し続けています。とはいえ、よく考えてみると、小生がまだお子様であった７０年代、ほぼ同年代のゴールディ・ホーン、ジャクリーン・ビセット、キャンディス・バーゲン、サリー・フィールドたちについてとは異なり、スーザン・サランドンなどという名前は知らなかったように覚えています。ゴールディ・ホーンはやや例外であるとしても、前者は、たとえ現在でもカメオ出演で見掛けることがあるとしても８０年代前半までの女優さんたちであったという過去のイメージが強くあるのに対し、スーザン・サランドンは、２１世紀になっても同時代的なイメージを保ったままでいる希有な女優さんになりました。彼女より１０才以上も若いティム・ロビンスとの同居についてはよく知られていますが、サランドンという名前は、最初の旦那であったクリス・サランドン（「狼たちの午後」（１９７５）でアル・パチーノのゲイのワイフ役を演じていた俳優です）に由来するのでしょう。

主な出演作品

1970

ジョー

1982

テンペスト

1974

Loving' Molly

1983

ハンガー

1974

フロント・ページ

1987

イーストウィックの魔女たち

1975

華麗なるヒコーキ野郎

1988

さよならゲーム

1975

ロッキー・ホラー・ショー

1989

白く渇いた季節

1976

ドラゴンフライの幻想

1991

テルマ＆ルイーズ

1977

真夜中の向う側

1992

ロレンツォのオイル

1978

アドベンチャー・ラリー

1994

依頼人

1978

プリティ・ベビー

1995

デッド・マン・ウォーキング

1978

キング・オブ・ジプシー

1998

グッドナイト・ムーン

1979

Something Short of Paradise

2002

ムーンライトマイル

1980

アトランティック・シティ

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