ジョージ・パルの名作「タイム・マシン」(1960)では、H.G.ウエルズを演じてこれまたこの映画で名声を得たオーストラリア生まれの俳優ロッド・テイラー(この人は最も60年代的俳優の1人ですね)の相手役をしており、本当にチャーミングな女の子でした。また「ボーイハント」(1960)では、ドロレス・ハート、ポーラ・プレンティス、コニー・フランシス等明日を嘱望されていた女優さん達と共演していました。この映画だけを見ていると、女優さんとしては、彼女は他3者に一歩を譲る雰囲気がありましたが、ハートは尼さんになってしまうし、フランシスは基本的には歌手で私生活面でごたごたが色々あったようです。ポーラと彼女のみが、1970年以後も映画に出演し続けるのですが、ポーラも私目の大好きな映画「男性の好きなスポーツ」(1964)以後、彼女のよさをフルに引出す映画に出演することはついにありませんでしたし、この人も神経衰弱的な状況に追いやられたことがあるようです。従って、最もイベットが波風立たずにきたということでしょうか。KATZの「The
Film Encyclopedia」によると、他の方面の才能もあるようで、美術、詩、音楽等の他、ビジネス投資などにも熱心なようです。
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1960
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タイム・マシン
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1967
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ゴールデン・ブル作戦
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1960
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ボーイハント
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1968
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戦争プロフェッショナル
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1962
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黙示録の四騎士
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1968
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Three in the Attic
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1962
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不思議な世界の物語 |
1972
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ハイジャック
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1962
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ダイアモンド・ヘッド
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1973
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深海征服
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1963
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Toys in the Attic
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1975
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Journey into Fear
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1965
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Joy in the Morning
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1979
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ブラックホール
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