研究テーマ->ドラム演奏->バスドラム
  大阪で活躍中のSugarSweetでドラムを担当しているH氏(仮名)による、ドラムと演奏法の解説です。  
 

 

 
名称と外観 大きさ & 材質 & ヘッド セッティング チューニング ミュート その 他の準備 基本奏法 ドラムペダル & ミュート テクニック 練習方法 好きなドラマー
 
知識
大きさ バスドラの標準的なサイズは直径が18インチ〜24インチです。深さは、14インチ〜18インチのようです。
ちなみに私のバスドラは直径22インチ、深さが16インチです。スタジオやライブハウスでもこのサイズが最も多いです。
大きなサイズ(26インチのもあります)は、タムのセッティングにも影響します(高くなってしまいます)し、ビーターのショット位置がバスドラの中心から大きく外れてしまうので、自身の体格とも相談して避けるのが賢明です。
それに大きすぎると運搬にも不便です。
材質 シェル(本体)の材質は主にウッド(木)が使われています。
ファイバー系の材質の場合は、よりパワフルな音になる傾向ですが、やはりウッドシェルが私は好きです。私のバスドラはメイプルのものです。
ウッドシェルは、湿度の影響を受けたりもしますが、スネアドラム同様、大切に使い込むほどに良い音になっていきます。
主な材質
バーチ
メイプル
メイプルファイバー
ファイバーグラス
メーカー独自の材質
樺(かば)(YAMAHAのドラムのほとんど)
ファイバー(PEARLのファイバーシリーズ)
バーチとコルディアの合板(TAMAのアートスターシリーズ)
他にもブナやポプラのものもあるらしいです。
ヘッド まぁ、つまり 「かわ」 などと言われているものですね。
厚さは「分厚い」(エンペラー)ものが良いと思います。もしくは2枚のヘッドを重ね合わせて間にオイルの入った「ピンストライプ」が適しています。
透明なヘッド(クリアーヘッド)を使うことが多いですが、黒いドットの付いたCSヘッドの場合は、アタック音重視の方向になります。
メーカーによっては「バスドラム用」というように名付けられていますが、つまりは、「クリアー、エンペラー」か「ピンストライプ」のことのようです。
裏側(聴衆に見えるフロントヘッド)には一般的に薄いものが使用されます。
 
   
 
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