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W3C と仕様書

標準に準拠した HTML 記述を目指すために

W3C とは

W3C アイコンW3C (World Wide Web Consortium) は、WWW で使用される各種技術の標準化とその推進を目的に設立されて非営利団体です。WWW の考案者であるティム・バーナーズ=リー Tim Berners-Lee 氏が当時所属していた欧州核物理学研究所 (CERN) やマサチューセッツ工科大学 (MIT) が中心となって 1994 年 10 月に発足し、HTML、XHTML、XML、CSS といった Web の標準規格を策定、勧告しています。

W3C ホームページ: World Wide Web Consortium (W3C)

仕様書

W3C によって策定される仕様は、草案 (Working Draft) として策定のプロセスがスタートし、各国、各界の関係者による段階的な審議を経て最終草案 (Last Call Working Draft)、勧告候補 (Candidate Recommendation)、勧告案 (Proposed Recommendation) と進み、最終的に W3C 勧告 (Recommendation) となります。勧告によって仕様の内容は確定し、Web ブラウザなどのアプリケーション開発者に正式な引用規格として参照されることになります。

基本的に、勧告となった仕様を基にブラウザなどにおける実践が行われるが、一部においては、勧告前の仕様が先行実装として組み込まれる場合もあります。CSS 2.1 は、2010年12月時点で最終草案段階ですが、現在の主要ブラウザは、ほぼこの仕様に準拠しています。また、現在策定中の CSS3 に関しても、ブラウザによる先行実装が一部行われています。

したがってWeb 制作に携わる者が正式な参照文献とすべきも、この仕様書です。

主な規格:

W3C 仕様書全体について: Standards - W3C → "All Specifications" をクリックすると、仕様書・技術書の一覧が表示されます。

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