漫画には登場しなかった一夢庵風流記の登場人物
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忍者に移動
原作の朝鮮編の代役琉球編に移動
傾奇者・その他悪党に移動
上杉家に移動
北条・真田・伊達家に移動
名前 | 紹介 |
慶次の妻 | 利家の兄である七尾城城代の前田五郎兵衛安勝の娘で、 慶次との間に息子1人、娘4人を生む。 慶次との仲はあまりよくなく、慶次が金沢出奔時に別れることとなる。 |
大谷吉継 | 敦賀領主。当時は前田利家の遥か後輩ということもあって、 慶次を敦賀にいることに対する抗議に抵抗できなかった。 しかしながら、慶次が狂人を演じようとして、 秀吉の好色に対する皮肉を唄った唄を聞いて、 大笑いしながらも、その好色には別の深い意味があると言ったことで 慶次を驚愕させ、敗北を悟らせたのはさすがと言うべきか。 後に石田三成の朋友として、影武者徳川家康にも登場。 |
大滝源右衛門 | 慶次が滝川一益の元にいたころに懇意であった男。 大谷吉継に召抱えられ、敦賀で前田家を出奔した慶次の世話をしていた。 |
庄司甚内 | 登場シーンは与次郎の登場と同じ(ヌンチャクのかわりに唐剣を使用)。 14〜15ぐらいの青年である。 小田原落城の後は、東海道で旅篭を経営したが、 やがて江戸で遊女屋を経営し、御免色里吉原の主となった。 |
庄司又左衛門 | 甚内の父で、慶次と対面した時は傀儡子舞いを披露した。 北条家のために、各地の情報収集を行なっていた。 小田原落城の際に、北条氏政に殉じて切腹。 素性は傀儡子一族の長。 |
おしゃぶ | 又左衛門の娘。北条氏直に側妾として寵愛されたため、 又左衛門が北条家に重用されるようになった。 小田原落城の際に、他の誰にも渡したくないと思った氏直に斬られる。 隆先生の“吉原御免状”にも同じ名前の娘が登場する。 |
金悟洞 | 原作の岩兵衛ポストの男。 明国出身ながら、長年倭寇をしていたため、日本語は達者である。 暗殺の仕事で生計をたてていたため、慶次の暗殺を依頼される。 3Mもある長鉄砲で慶次を狙うも失敗。 そして、慶次に通訳を頼まれ同行することに…。 |
島井宗室 | 博多を代表する商人の一人。金融業者として財を築く。 |
神谷宗ジン | 博多を代表する商人の一人。慶次の力量を測るため、 自宅に招きその才に感動した(ちなみに、三成のことが嫌い)。 |
宗義智 | 対馬の領主。朝鮮と秀吉という2つの君主に使えているため、 戦争を起こさない様、必死に引き延ばし工作を図る。 |
宗兵衛 | 金の仲間であったが、弥助に依頼されて金の暗殺を図る。 しかし、失敗して咽喉を斬られてしまう…。 |
弥助 | 神谷宗ジンに案内役としてつけられた手代。 丸々と太っていて柔和なな感じがするものの、実は手達である。 気分次第で、大阪・京・長崎言葉に変化する。 神谷の怒りを買うことを恐れ、しぶしぶ慶次の言うことを毎回従うハメになる。 案内のやりかた・朝鮮でのエピソードから、武のモデルっぽい |
斎藤五郎左衛門 | 宗氏の家臣で、金に慶次の暗殺を依頼した男。 |
景轍玄蘇 | 博多聖福寺の僧で、外交僧として何度も朝鮮に渡っていた。 基本的には、秀吉の朝鮮出兵に反対の立場である。 催眠術が得意であるが、知られすぎているので逆利用されることもある。 |
黄允吉 | 朝鮮通信使の正使 |
金誠一 | 朝鮮通信使の副使 |
鄭撥 | 東莱城の武官。文官優位の国家体勢に不満を持っている。 小西行長・宗義智の軍と戦い、戦死する。 酒に酔ったふりをして機密をしゃべる所からして、宗元のモデルと思われる |
伽姫 | 小屋で男に犯されそうになった所を慶次に救われる。 伽耶(にんべんがつく)琴の演奏は名人級。 最後には日本で慶次と同棲することに。 利沙のモデルで間違いないだろう。 |
朴義 | 伽姫を犯そうとしたが、慶次に尻を刺され断念。 権限もないのに、兄の兵を私兵のごとく使う悪癖がある。 火嘉宇堂のモデルであろう。 |
朴晋 | 密陽府使。弟朴義の横暴さには手を焼かされている模様。 朴義を連れてこられた時は、弟に怒りをぶちまけまくっていたが、 腰骨をはずしたことを慶次に抗議。しかし、弟の行なった行為を考え、弟を斬ることで謝罪した。 計算づくでやったことから、微妙に違いはあるものの火嘉宇堂のモデルであろう。 |
金スイ | 慶尚道巡察使。 朝鮮の役では、尚州に兵を集めるも大雨と兵糧不足のため 脱走者が続出し、やむを得ず逃げ出した。 |
金カイ | 尚州府使。朝鮮の役では、李イル将軍を迎える役に。 |
権吉 | 尚州判官。朝鮮の役では李イル将軍を迎えると称して逃亡。 |
李イル将軍 | 国王の最も信頼する武将であったが、乱暴ですぐに人を斬る習性がある。 鉄弓を引く男がいると聞いて慶次に会いにきて、口論となり弓競べで負けると、 慶次のことを無茶苦茶持ち上げるようになった。しかし最後は物別れに ちなみに、朝鮮の役においては日本軍相手に負けつづけたが、 全部逃げ延びてしまうという恐るべき男であった。 |
宣祖 | 李氏朝鮮の当時の王。 |
朴仁 | 花の慶次同様に傷だらけであるが、朴晋の弟というのが違う所である。 胡族との戦いに破れ捕虜となり、国に戻った際の扱いが悪かったために 暗殺の道に足を踏み入れることになった。 朴晋の依頼で慶次暗殺を試みるが失敗。 |
趙 | 助っ人屋とされる男。凄腕の短剣使いで、吹き矢も得意である。 |
沈 | 逃がし屋とされる男。金悟洞の『遠町筒』によって射殺される。 |
馬 | 調べ屋とされる男。 |
白 | 支度屋とされる男。 |
島辺野死右衛門 | 慶次が朝鮮に行っている間に、京の傾奇者の筆頭にのし上がった男。 蒼黒い顔色が特徴で、毒見の経験から少量の毒なら飲んでも平気な体を作り上げている。 慶次に毒酒を飲まそうとするも、バレバレで見事に失敗。 |