「社会に求めた英語教育のアンケートの結果1-(3)」
〜学生・主婦等英語を現在学習している立場の方々(29名)〜

前へ 次へ 最初に戻る Graphics 表示

Notes: 「英語を学ぶ立場にある方々29名」(海外留学生『Australia, U.S.A』が多かったです。)

英語を学ぶ立場の方々でも、依然「表現力」(21)、「Listening」(21)、「communication」(19)、「国際理解」(11)が多いことに変わりはない。しかし、前二者と大きく異なるのは絶対数が少ない割に、「Listening」・「表現力」の支持が多いこと、また「Reading」(8)も多くなっている。特に注目すべきは「基礎学力」が6人でその方々の中に強く"output弊害"を訴えていた方がいたのが印象的であった。私たちはcommunication活動の煽りから input を蔑ろにし、見栄えのするcommunication活動と称した発話行為を生徒に強要してはいないかという懸念。海外留学の大学生の方が多いが、音声面のコメントの他に結構「語彙・文法」をしっかりという声が聞けたのには案外驚いている。「文法・語彙力の基礎があれば大学からでも十分間に合うしその方が良いのでは?」というものである。その是非については分からないが、文法指導は必要であると私は思っている。その指導の方法・やり方である。もしこの件についてコメントいただける方は是非「文法に関するアンケート」にお答え下さい。