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 アリストV300VEに乗るNO.701のKAZさんが、タイヤの偏摩耗の原因を突き止められロアボールジョイント式のナックルアームの交換により解消されましたので紹介して下さいました。


VOL.411 フロントタイヤ偏磨耗対策
<作成:'04年5月28日>
メンテ406「ショック&スプリング4種比較レポート」 メンテ407「足回り補強剛性アップレポート」 にてご紹介した仕様において、 フロントのタイヤの内側2センチほどだけが異常に減ってしまう、いわゆる偏摩耗の状況が発生しました。走行安定性の向上や、タイヤの偏摩耗防止、ジャダー発生の対策としての基本であるアライメントをしっかり取ったはずなのに・・・・。タイヤを点検していてこの偏磨耗を発見してからいろいろと原因を考えましたが結局わからず、ディーラーのメカニックに相談しました。しかし結局、ディーラーでもわからず最後はお決まりの「車高下げてますからね。。。。」で終わりました。しかし、偏磨耗するにはそれなりの理由があるはずです。

そこでいつもお世話になっているC.A.フレンドショップ、カーレックス港北自動車さんに相談しました。こうした偏摩耗にも原因はそれぞれのようで直ぐには原因解明とはなりませんでしたが、いろいろと検査をしてもらううちに、ロアボールジョイント式のナックルアームが怪しいということになりました。1つ3000円程度のパーツなのでとりあえず変えてみましょうということになり、早速パーツを取り寄せて交換しました。交換に先立って、新品とこれまで付いていたパーツを比べましたら目視でもわかるくらい形が違っていました。この部品の変形のためにハンドルを切ったとき極度のトーアウトになりタイヤの偏磨耗が発生していたようです。不具合の原因を見つけるには今回のように、経験と勘そしてもう一つは様々な計測機器を活かすことだと思いました。
新品のナックルアーム 付いている状態のナックルアーム


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