クラブアリスト ロゴマーク

 アリストV300VEに乗るNO.701のKAZさんが、前後のストラットタワーバー、フロントメンバーブレース、リアサスペンションブレース、そしてジャダー対策としてフロントロアアームNo.2のピロボール化といった足回り関係の補強を実施されましたので紹介して下さいました。


VOL.407 足回り補強剛性アップレポート
<作成:'04年5月8日>
補強パーツの取り付けによる剛性アップについてご紹介したいと思います。アリストをリフトで上げてみるといろいろなことがわかります。たとえば、フロントのメンバープレースを例にとってみても、無いよりは良いがコストダウンの賜物って感じを受ける程度のものが多用されています。そこでボディの補強についても購入時から少しずつカスタマイズをしていきました。

(1)タワーバーの取り付け

フロントタワーバー

14系アリスト純正品を取り付けしました。結構しっかりしているのに1万円ちょつとで買える手軽さがGOODだと思います。現在も使い続けています。ただし、フロントに減衰力調整式のショックを装着するとタワーバーの形状の都合で調整ができなくってしまいます。

(左写真)14アリスト純正フロントタワーバー

リアタワーバー

クスコの直径40ミリの極太タイプを取り付けしました。フロントにタワーバーを取り付けするよりもリアにタワーバーを取り付けしたほうが補強の効果を体感できる度合いがかなり大きい感じがします。高速域でもクルマの安定感がかなり向上します。

(左写真)クスコ製φ40リアタワーバー

(2)TRDフロントメンバープレースの取り付け

値段も安く取り付けも簡単。純正でもメンバーブレースはついていますが、純正は見るからに華奢で貧弱です。それに比べてTRDの物は断面が四角のかなりしっかりとしたものです。これも装着効果としてしっかり感を体感できます。
装着前のTRDフロントメンバーブレース TRDフロントメンバーブレース装着状態

(3)フロントロアアームNo.2のピロボール化

サミットレーシングのピロ付ロアアームに交換しました。きっかけとなったのは ブレーキング時の激しいジャダーでした。ローター研磨をしてもしてもすぐにジャダーが出る困った状態を仲間に相談して紹介してもらったパーツです。高速走行時のレーンチェンジの滑らかさに加え、本当にジャダーが出なくなりました。交換はボルトを外して取り替えるだけ・・・・と考えたのが甘く、大変でした。付いているアームを外すのは簡単なのですが、新しいアームがなかなか付きませんでした。ボルト穴の位置合わせが難しく、ボルトは真っ直ぐ入らないのです。結局ボルトのネジがなめてしまい、ネジを切り直すハメになりました。DIYで交換される方は少し覚悟をしてから、万一の対策も考えた上で交換されることをお勧めします。しかし、このリスクを考えても交換するメリットは多大です。同じようなパーツはHKS関西からも出ていました。
サミットレーシングピロボール式ロアアームNo.2装着状態 装着部アップ

(4)トムスリアサスペンションブレース

先日ナックルアームの交換時に取り付けたものでまだまだその効果ははっきりわかっていません。純正のパーツと比べるとかなりゴッつい印象を受けます。こんなパーツにクラックが入るのかと思うようなパーツですが、対策品ではない初期のものは装着してしばらくするとクラックが入ったそうです。どうやら原因はARSによりリアがステアすることに絡むようですが詳しくはわかりません。私が付けたのは3種類6本タイプのものですが、マフラーが干渉しなければもうひとつロの字型やコの字型のブレイスも取り付けが可能です。私の車の場合HKSハイパーマフラーと干渉するため取り付けは3種類のものだけにしました。
トムスリアサスペンションブレース

クラブアリストisland
GO TOP メンテTOP ←BACK NEXT→ 投稿する